競馬予想 — 重賞全頭評価・過去データ・穴馬まで徹底解説
🏟 競馬場コース
2026.08.02 札幌11R / GⅢ・3歳上牝馬・別定

【クイーンステークス 2026】完全予想
全頭評価・データ・穴馬まで
徹底解説

🏇 夏の札幌・牝馬重賞・第74回 北海道新聞杯クイーンステークス

🏟 札幌競馬場 🌿 芝1800m(右回り) ⭐ GⅢ ♀ 3歳以上・牝馬限定・別定 🕔 15:25発走
距離
1800m
直線
266.1m
頭数
14頭
発走
15:25
⏱ 30秒でわかる今週の結論
④リラボニート
⑦ココナッツブラウン
⑪コガネノソラ
⑫ボンドガール
夏の札幌・牝馬限定の伝統重賞。私の本命は◎④リラボニート。札幌芝は[3-0-0-0]の3戦3勝で、しかも父スクリーンヒーローが「札幌芝1800mの実績種牡馬」。重賞ではターコイズS(GⅢ)2着の実績があり、得意の札幌替わりで上昇が見込める。相手は〇⑦ココナッツブラウン——netkeibaのデータ上位馬・コース得意馬に挙げられ、芝1800mは[3-2-2-1]と堅実。鞍上の北村友一騎手は札幌芝1800mの得意騎手データにも合致する。3番手は2024年のこのレースの勝ち馬で芝1800を[5-0-1-2]とする▲⑪コガネノソラ。穴は母父Tizwayが「コース実績母父」に該当する⑫ボンドガールを一頭。1コーナーまで約180mと短く、位置取りと立ち回りが問われる舞台。◎に寄せきらず〇との2頭軸+保険で組む。 ― 当ブログ筆者

🌿 レース概要・コース特性

第74回 北海道新聞杯クイーンステークス(GⅢ)は、札幌競馬場の芝1800mで行われる3歳上の牝馬限定重賞。夏の札幌を代表する牝馬の一戦です。今年は14頭立て、8月2日(日)15時25分発走。別定戦で、斤量は52〜57kgに分かれています。

札幌芝1800mってどんなコース?

札幌競馬場 芝1800mコース図(右回り・直線266.1m・平坦)
直線
266.1m
短く、立ち回りが重要
1角まで
約180m
短く、位置取りが問われる
高低差
0.7m
ほぼ平坦・洋芝
1周
1640.9m
右回り・4つの緩いコーナー
① 1コーナーまで約180mと短い。位置取りが最重要。スタートはホームストレッチの中ほど。最初のコーナーまでわずか約180mしかないため、序盤で好位を取れるかどうかが大きな意味を持ちます。外枠から後手を踏むと、そのまま外を回らされて不利になりやすい構造です。
② 直線は266.1mと短く、平坦。「立ち回り勝負」の小回り。最終直線は約266mとJRAでも短い部類で、高低差0.7mのほぼ平坦。4つの緩いコーナーを持つ小回りコースのため、直線で一気に差し切るよりも、3〜4コーナーから動いて位置を上げられる器用さが問われます。後方一気の追い込みは届きにくい舞台です。
③ データは「前」と「差し」で割れる。読みどころ。コース図の傾向は「先行◎・差し○」と前有利を示す一方、netkeibaのレース傾向データは有利脚質を「差し」としています。これは「好位から早めに動いて、長くスピードを維持できるタイプが理想」ということ——つまり極端な逃げでも後方一気でもなく、好位差しがハマりやすいと読むのが妥当です。有利枠はレース・コースとも1枠・2枠・7枠が並びます。
※コース数値は自作のコース解説図(JRA公式データに基づく)、脚質・枠のデータはnetkeibaのレース/コース分析より。

🐎 出走馬一覧(全14頭)

下表は枠/馬番/馬名/騎手/斤量に加え、各馬の「札幌芝コース経験」と「芝1800m経験」の成績[1着-2着-3着-着外]、前走を並べたものです。着度数は各馬のnetkeiba全成績から1頭ずつ集計しました。馬名・騎手・調教師はnetkeibaのデータベースで1頭ずつ照合しています。
馬番馬名騎手斤量札幌芝[1-2-3-外]芝1800[1-2-3-外]前走
11フレミングフープ吉田 隼人550-0-0-02-0-0-1中山牝馬S(GIII・中山芝1800)12着
22ケリフレッドアスク横山 武史570-0-0-00-1-1-2函館記念(GIII・函館芝2000)2着
33カテリーナ浜中 俊550-1-0-23-1-0-3五稜郭S(3勝・函館芝1800)1着
34リラボニート鮫島 克駿553-0-0-02-2-2-3巴賞(OP・函館芝1800)6着
45アンゴラブラック岩田 康誠550-0-0-01-1-0-1新潟大賞典(GIII・新潟芝2000)10着
46クリノメイ富田 暁561-0-0-00-0-0-1中山牝馬S(GIII・中山芝1800)15着
57ココナッツブラウン北村 友一551-2-0-03-2-2-1ヴィクトリアM(GI・東京芝1600)5着
58エラトー舟山 瑠泉550-0-0-14-1-1-4巴賞(OP・函館芝1800)4着
69エリカエクスプレス武 豊550-0-0-00-0-0-1ヴィクトリアM(GI・東京芝1600)4着
610フェスティバルヒル西村 淳也520-0-0-00-0-0-0桜花賞(GI・阪神芝1600)17着
711コガネノソラ丹内 祐次561-0-0-05-0-1-2府中牝馬S(GIII・東京芝1800)5着
712ボンドガール佐々木 大輔550-1-0-00-1-0-2ヴィクトリアM(GI・東京芝1600)11着
813ルージュソリテール西塚 洸二550-0-0-01-1-0-2府中牝馬S(GIII・東京芝1800)12着
814ヴーレヴー横山 典弘550-1-0-01-0-0-1巴賞(OP・函館芝1800)1着

※着度数はnetkeiba全成績より集計。⑩フェスティバルヒルは3歳で芝1800は初、キャリア4戦。別定戦のため斤量は52〜57kgに分かれています。

📊 過去10年データ分析

過去10年の優勝馬

優勝馬性齢斤量騎手人気開催・距離タイム
2025アルジーヌ牝556川田将雅1札幌18001:46.0
2024コガネノソラ牝351丹内祐次5札幌18001:47.4
2023ドゥーラ牝351斎藤新1札幌18001:46.7
2022テルツェット牝556池添謙一2札幌18001:47.8
2021テルツェット牝455C.ルメール3函館18001:47.8
2020レッドアネモス牝455吉田隼人11札幌18001:45.9
2019ミッキーチャーム牝456川田将雅1札幌18001:47.0
2018ディアドラ牝455C.ルメール1札幌18001:46.2
2017アエロリット牝352横山典弘2札幌18001:45.7
2016マコトブリジャール牝655四位洋文9札幌18001:47.7

※出典:netkeiba(過去10年の結果・優勝馬)。2021年のみ函館開催、他は札幌芝1800m。

4歳の優勝
4勝
4歳4勝・3歳3勝と
若い世代が中心
1番人気
4勝
上位人気が堅実
ただし11番人気Vも1回
連覇の記録
'21-'22
テルツェットが
史上稀な連覇
'24年の覇者
出走
'24覇者コガネノソラが
今年も参戦

枠順・脚質の傾向

netkeibaのデータでは、クイーンSで有利な枠は1枠→2枠→7枠、札幌芝1800mコース全体では7枠→1枠→2枠1枠・2枠・7枠がレース・コースの両方で上位に来ています。今年の該当は——1枠の①フレミングフープ、2枠の②ケリフレッドアスク、7枠の⑪コガネノソラ・⑫ボンドガール。脚質はレースが「差し」、コースが「逃げ」とやや割れますが、いずれにせよ1コーナーまで180mの短さを踏まえると、内〜中枠から好位を取れる馬が総合的に有利と考えられます。

今年の顔ぶれ(臨戦過程)

今年は牝馬マイル〜中距離路線の実力馬が集まった構成です。前走別に見ると——ヴィクトリアマイル(GⅠ)組が3頭(⑦⑨⑫、いずれも4〜11着)、巴賞(OP・函館芝1800)組が3頭(④⑧⑭、勝ったのは⑭ヴーレヴー)、府中牝馬S(GⅢ)組が2頭(⑪⑬)。ほかに函館記念2着の②、3勝クラスを勝ち上がった③などが混在します。「GⅠ・GⅢで足踏みした実績馬」と「夏の上がり馬」のどちらを採るかが今年の焦点です。
※出典:netkeiba(出馬表・馬柱)

netkeiba注目傾向と今年の該当馬

  • クイーンSが得意な騎手「横山典弘」('17優勝) → 該当:⑭ヴーレヴー
  • クイーンSの実績種牡馬「ドゥラメンテ」 → 該当:②ケリフレッドアスク(父ドゥラメンテ)
  • 札幌芝1800mが得意な騎手「北村友一」 → 該当:⑦ココナッツブラウン
  • 札幌芝1800mが得意な調教師「上村洋行」 → 該当:⑦ココナッツブラウン・⑧エラトー
  • 札幌芝1800mの実績種牡馬「スクリーンヒーロー」 → 該当:④リラボニート(父スクリーンヒーロー)
  • 札幌芝1800mの実績母父「Tizway」 → 該当:⑫ボンドガール(母父Tizway)
  • 「このコースが得意な馬」 → ⑪コガネノソラ・④リラボニート・⑦ココナッツブラウン
  • データ上位馬 → ⑦ココナッツブラウン

④リラボニートは「実績種牡馬・コース得意馬・札幌芝3戦3勝」、⑦ココナッツブラウンは「データ上位馬・コース得意騎手・コース得意調教師・コース得意馬」と、この2頭にデータが集中しています。

🎯 予想印まとめ & 総合スコアカード

本命
④ リラボニート
牝5/鮫島克駿/55kg/3枠
札幌芝3戦3勝・父がコース実績種牡馬
対抗
⑦ ココナッツブラウン
牝6/北村友一/55kg/5枠
データ上位馬・騎手/厩舎/コースが該当
単穴
⑪ コガネノソラ
牝5/丹内祐次/56kg/7枠
'24年の勝ち馬・今年 福島牝馬S(GⅢ)勝ち・有利枠
連下
② ケリフレッドアスク
牝4/横山武史/57kg/2枠
函館記念2着・父ドゥラメンテがレース実績
連下
⑭ ヴーレヴー
牝4/横山典弘/55kg/8枠
前走巴賞1着・横山典が得意騎手
注意
⑨ エリカエクスプレス
牝4/武豊/55kg/6枠
ヴィクトリアM4着・世代上位の素質
⑫ ボンドガール
牝5/佐々木大輔/55kg/7枠
サウジRC2着・'24当レース2着・秋華賞2着の実績馬

総合スコアカード(全14頭)

馬名実績コース・距離適性斤量枠・臨戦総合
④リラボニートA
⑦ココナッツブラウンA
⑪コガネノソラB+
②ケリフレッドアスク×B+
⑭ヴーレヴーB
⑨エリカエクスプレスB
⑫ボンドガールB−
③カテリーナC+
⑧エラトーC+
①フレミングフープC
⑤アンゴラブラックC
⑥クリノメイC−
⑩フェスティバルヒル×D
⑬ルージュソリテール×D

※評価は実データ(着度数・前走・血統・枠・斤量・騎手)に基づく筆者の主観評価です。◎=非常に良い/○=良い/△=平凡/×=割引。

💣 今週の穴・この1頭

⚡ 妙味アリの1頭
⑫ ボンドガール(牝5・佐々木大輔・55kg・7枠12番)

データの符合から1頭選ぶならボンドガール。理由の軸は血統と枠です。netkeibaが札幌芝1800mの「実績母父」に挙げているのがTizwayで、この馬はまさに母父Tizway。加えて7枠はレース・コースの両方で有利枠に入っています。データ的な後押しが二重にある一頭です。

素質も相当なもの。2歳時のサウジアラビアRC(GⅢ)2着に始まり、2024年にはこのクイーンS(GⅢ)で2着、秋華賞(GⅠ)でも2着と、当舞台・GⅠ級の実績を持つ実力馬です。近走はヴィクトリアマイル11着など目立ちませんが、いずれも相手が最上級のメンバー。牝馬限定・GⅢのここは、相手が楽になる一戦です。母父Tizwayの血が示す通り、パワーの要る洋芝の小回りは合う可能性が高い。

弱点も正直に。芝1800mは[0-1-0-2]と勝ち星がなく、勝ち切れないレースが続いているのは事実です。休み明けで実戦勘の面も未知数。だから頭ではなく、3連複の3列目とワイドの相手まで。素質馬が相手弱化と好データを味方に一変する——そんな絵を描いて押さえておきます。

📝 全頭評価(◎〜消し・全14頭)

④ リラボニート3枠4番

牝5/鮫島克駿/55.0kg/栗東・須貝尚介/父スクリーンヒーロー×母父アグネスデジタル

前走巴賞(OP・函館芝1800)6着
先行・札幌巧者
札幌芝[3-0-0-0]の3戦3勝✅ 父スクリーンヒーロー=コース実績種牡馬✅ 「コースが得意な馬」データ該当✅ ターコイズS(GⅢ)2着の重賞実績✅ 近2走は愛知杯9着・巴賞6着⚠️
✅ プラス材料
  • 札幌芝は[3-0-0-0]の3戦3勝。当コースで一度も負けていないのは、出走馬で唯一の存在
  • 父スクリーンヒーローが「札幌芝1800mの実績種牡馬」に該当。血統面の裏付けが強い
  • 重賞ではターコイズS(GⅢ)2着の実績があり、この相手でも通用する下地はある
  • netkeibaの「このコースが得意な馬」にも名前が挙がっており、須貝尚介厩舎の管理馬
⚠️ マイナス材料
  • 近2走は愛知杯(GⅢ)9着・巴賞(OP)6着と、案外な結果が続いている
  • 重賞は複数回使いながら未勝利。あと一歩の詰めを欠く面がある
  • 札幌の3勝は下級条件での勝利。重賞のペースに対応できるかは未証明
本命に推す。決め手は札幌芝3戦3勝という数字と、父がコース実績種牡馬という血統の一致だ。当コースでこれほど崩れていない馬は他にいない。近2走の愛知杯9着・巴賞6着は割り引く材料だが、いずれも当コースとは条件が違う一戦。重賞ではターコイズS2着の地力があり、勝ち切れない詰めの甘さはあるものの、今年のメンバーは絶対的な存在を欠く。得意の舞台で、勝ち負けまで期待したい。

⑦ ココナッツブラウン5枠7番

牝6/北村友一/55.0kg/栗東・上村洋行/父キタサンブラック×母父キングカメハメハ

前走ヴィクトリアマイル(GI・東京芝1600)5着
差し・データ最多該当
netkeibaデータ上位馬✅ 北村友一=コース得意騎手✅ 上村厩舎=コース得意調教師✅ 芝1800[3-2-2-1]・札幌芝で連対✅ '25年 当クイーンS2着・札幌記念2着✅ 前走ヴィクトリアM(GI)5着✅
✅ プラス材料
  • netkeibaの「データ上位馬」の筆頭。芝1800mは[3-2-2-1]と8戦7回馬券圏内の堅実さ
  • 鞍上・北村友一は「札幌芝1800mが得意な騎手」、管理する上村洋行厩舎も「得意な調教師」に該当
  • 札幌芝は[1-2-0-0]と3戦すべて連対。昨年('25年)はこのクイーンSと札幌記念で2着と、当地の実績は抜群
  • 「このコースが得意な馬」にも挙がり、人馬・厩舎でデータが完全に噛み合っている
⚠️ マイナス材料
  • 6歳で、重賞では勝ち切れないレースが続いている
  • 芝1800mは連対率が高い一方、勝ち星は3つで、詰めの甘さも見える
  • 差し脚質で、直線266mの小回りでは展開の助けが必要な場面も
対抗。データの該当数なら、この馬が出走馬で最も濃い——データ上位馬、コース得意騎手、得意調教師、そして札幌芝で全て連対。前走のヴィクトリアマイル5着という格も、牝馬GⅢのここでは通用して当然だ。6歳で勝ち味に遅い点を嫌って対抗まで下げたが、堅実さでは本命以上。◎④と並べて2頭軸の一角に据える。

⑪ コガネノソラ7枠11番

牝5/丹内祐次/56.0kg/美浦・菊沢隆徳/父ゴールドシップ×母父ロージズインメイ

前走府中牝馬S(GIII・東京芝1800)5着
先行・'24年の覇者
2024年のこのレース勝ち馬✅ 今年4月に福島牝馬S(GⅢ)勝ち✅ 芝1800[5-0-1-2]で5勝✅ 7枠=両データの有利枠✅ 2年前51kg→今年56kg⚠️
✅ プラス材料
  • 2024年のこのクイーンステークスを勝った当該レースの覇者。舞台適性は証明済み
  • 今年4月の福島牝馬S(GⅢ・芝1800)を勝っており、勢いは十分。勝ち星から遠ざかってはいない
  • 芝1800mは[5-0-1-2]と5勝。この距離のスペシャリストで、netkeibaのコース得意馬の筆頭
  • 7枠はレース・コースの両方で有利枠に入る絶好の並び。前走の府中牝馬S5着も悪くない
⚠️ マイナス材料
  • 2024年(2年前)は3歳51kgでの勝利。今年は5歳56kgと5kg増えたのは明確なマイナス
  • 前走の府中牝馬S(GⅢ)は5着で、GⅠ・GⅢの上位陣とはまだ差がある
  • 父ゴールドシップで、良馬場の高速決着になるとキレ負けする可能性
単穴。2024年の勝ち馬で、今年4月に福島牝馬S(GⅢ)を勝ち、芝1800を5勝、有利枠、コース得意馬データの筆頭——買い材料はこれ以上ないほど揃っている。それでも▲に留めたのは斤量。2024年に51kgで勝った馬が、今年は56kgを背負う。この5kg差は小回りの立ち回りでボディブローのように効く。とはいえ連対圏の計算は立つタイプ。3連系の軸として厚く扱いたい。

② ケリフレッドアスク2枠2番

牝4/横山武史/57.0kg/栗東・藤原英昭/父ドゥラメンテ×母父ディープインパクト

前走函館記念(GIII・函館芝2000)2着
先行・上昇中の4歳
前走 函館記念(GIII)2着✅ 紫苑S(GII)勝ちの実力馬✅ 父ドゥラメンテ=レース実績種牡馬✅ 2枠=両データの有利枠✅ 57kgの最重量⚠️
✅ プラス材料
  • 前走の函館記念(GⅢ・牡牝混合)で2着。牡馬相手に好走した内容は、牝馬限定なら評価が上がる
  • 2025年に紫苑S(GⅡ)を勝っており、重賞タイトルを持つ実力馬
  • 父ドゥラメンテはnetkeibaが示す「このレースの実績種牡馬」に該当。2枠の有利枠も引いた
⚠️ マイナス材料
  • 別定57kgでメンバー最重量。55kg組や3歳52kgとの斤量差がある
  • ヴィクトリアM14着・エリザベス女王杯14着など、GⅠでは大敗続きで底は見せている
  • 前走は芝2000m。1800mへの距離短縮がどう出るかは未知数
連下。前走の函館記念2着は、牡馬混合の重賞での好走だけに価値が高い。紫苑S(GⅡ)を勝った実績もあり、牝馬限定に替わるここは相手が楽になる。父ドゥラメンテがレース実績種牡馬で、2枠の有利枠も引いた。懸念は57kgの最重量で、そこを嫌って△まで。地力上位の4歳として、連下では確実に押さえておきたい。

⑭ ヴーレヴー8枠14番

牝4/横山典弘/55.0kg/栗東・武幸四郎/父サトノクラウン×母父マンハッタンカフェ

前走巴賞(OP・函館芝1800)1着
差し・夏の上がり馬
前走 巴賞(OP)を勝利✅ 横山典弘=クイーンS得意騎手✅ 函館芝で連対(洋芝◎)✅ 大外8枠・重賞では大敗続き⚠️
✅ プラス材料
  • 前走の巴賞(OP・函館芝1800)を勝利。洋芝1800での勝ち鞍で、舞台への手応えは十分
  • 鞍上・横山典弘はnetkeibaが示す「クイーンステークスが得意な騎手」('17アエロリットで優勝)
  • 父サトノクラウンで、パワーの要る洋芝の小回りは血統的にも合う
⚠️ マイナス材料
  • 大外8枠14番。1コーナーまで180mの短さを考えると、外枠は位置取りで不利
  • 重賞では桜花賞8着が最高で、秋華賞12着など近走は大敗。相手強化への対応が課題
  • 差し脚質で、外を回る形になると小回りではロスが大きい
連下に☆評価。前走の巴賞を勝った上がり馬で、洋芝1800の適性は示した。横山典弘が「クイーンS得意騎手」というのも心強い材料だ。夏の北海道で復調した4歳。重賞では結果が出ていないが、洋芝替わりでの一変には期待できる立場だ。懸念は大外枠で、位置取りが後手に回らないかどうか。名手の手綱に期待して、相手に加えたい。

⑨ エリカエクスプレス6枠9番

牝4/武豊/55.0kg/栗東・杉山晴紀/父エピファネイア×母父Galileo

前走ヴィクトリアマイル(GI・東京芝1600)4着
差し・世代上位の素質
前走ヴィクトリアM(GI)4着✅ 秋華賞2着・フェアリーS(GⅢ)勝ち✅ 父エピファネイア×母父Galileo✅ 芝1800は1戦のみ・札幌は初⚠️
✅ プラス材料
  • 前走のヴィクトリアマイル(GⅠ)で4着。GⅠで通用する地力を示した4歳馬
  • 父エピファネイア×母父Galileoという重厚な血統で、成長力と底力がある
  • 鞍上は武豊。大舞台での経験値と、コースを知り尽くした騎乗が期待できる
⚠️ マイナス材料
  • 芝1800mは中山牝馬S(GⅢ)4着の1戦のみ([0-0-0-1])で、まだ勝ち切れていない
  • 札幌は初コースで、当地への輸送・環境の慣れも問われる
  • マイル路線を中心に使ってきた馬で、距離延長と札幌の洋芝・小回りへの対応が課題
注目馬に。ヴィクトリアマイル4着という格は、このメンバーでは上位。父エピファネイア×母父Galileoの血統背景も一級品で、素質だけなら本命候補級だ。ただ、芝1800mは中山牝馬S4着の1戦のみ、札幌は初という未知数がある。距離とコースが合えば突き抜けてもおかしくないが、確信が持てないため注まで。武豊の手綱で、適性を確かめたい一頭。

⑫ ボンドガール7枠12番

牝5/佐々木大輔/55.0kg/美浦・手塚貴久/父ダイワメジャー×母父Tizway

前走ヴィクトリアマイル(GI・東京芝1600)11着
差し・素質馬
母父Tizway=コース実績母父✅ 7枠=両データの有利枠✅ '24年 当クイーンS2着・秋華賞2着✅ 芝1800未勝利・近走振るわず⚠️
✅ プラス材料
  • 母父Tizwayがnetkeibaの「札幌芝1800mの実績母父」に該当。7枠も両データの有利枠
  • 2024年のこのクイーンS(GⅢ)で2着、秋華賞(GⅠ)でも2着。当舞台とGⅠ級の実績を併せ持つ実力馬
  • 牝馬限定・GⅢのここは、GⅠを使ってきた相手からは一気に楽になる
⚠️ マイナス材料
  • 芝1800mは[0-1-0-2]で勝ち星がなく、勝ち切れないレースが続いている
  • 前走ヴィクトリアマイル11着など、近走は本来の素質を出せていない
  • 札幌は[0-1-0-0]と実績が薄く、洋芝への対応は未証明
今週の「穴・この1頭」に指名。母父Tizwayと7枠という好データに、2歳GⅢ2着2回の素質を評価。頭は欲張らず、3連複3列目・ワイドの相手に。詳しくは「💣今週の穴」で。

③ カテリーナ3枠3番

牝5/浜中俊/55.0kg/栗東・田中克典/父ホークビル×母父マンハッタンカフェ

前走五稜郭S(3勝クラス・函館芝1800)1着
差し・上がり馬
前走 五稜郭S(3勝)勝ち✅ 芝1800[3-1-0-3]✅ 札幌芝で3着内あり✅ 3勝クラス卒業直後・重賞初⚠️
✅ プラス材料
  • 前走の五稜郭S(3勝クラス・函館芝1800)を勝ってオープン入りしたばかりで、勢いがある
  • 芝1800mは[3-1-0-3]で3勝。この距離での実績は十分
  • 札幌芝は[0-1-0-2]と2着経験があり、洋芝の小回りはこなせる
⚠️ マイナス材料
  • 3勝クラスを勝ち上がったばかりで、重賞は今回が初挑戦
  • 札幌芝は2着どまりで勝ち鞍がなく、当コースで勝ち切る決め手はまだ証明できていない
  • 差し脚質で、直線の短い小回りでは展開の助けが要る
上がり馬で勢いはあるが、重賞初挑戦とクラスの壁を考えて消し評価まで。ここなら来られる条件は、五稜郭Sを勝った上昇度がそのまま続き、札幌の洋芝でうまく立ち回れたとき。芝1800で3勝の適性は本物なので、人気を落とすなら3連複のヒモには入れておきたい一頭です。

⑧ エラトー5枠8番

牝5/舟山瑠泉/55.0kg/栗東・上村洋行/父Saxon Warrior×母父Siyouni

前走巴賞(OP・函館芝1800)4着
差し・欧州血統
芝1800[4-1-1-4]で4勝✅ 上村厩舎=コース得意調教師✅ 札幌芝は[0-0-0-1]⚠️ 若手騎手起用⚠️
✅ プラス材料
  • 芝1800mは[4-1-1-4]と4勝。この距離での実績は出走馬でも上位
  • 管理する上村洋行厩舎は「札幌芝1800mが得意な調教師」に該当
  • 父Saxon Warrior×母父Siyouniの欧州血統で、パワーの要る洋芝は合う可能性
⚠️ マイナス材料
  • 札幌芝は[0-0-0-1]で好走歴がなく、当コースの実績が薄い
  • 前走の巴賞4着から相手強化。重賞での通用は未証明
  • 若手騎手の起用で、重賞の厳しい流れへの対応がやや不安
芝1800の実績と厩舎データは買えるが、札幌での好走歴のなさで消し評価。ここなら来られる条件は、欧州血統が洋芝で活き、上村厩舎の得意舞台で一変したとき。距離適性は確かなので、展開が向けば馬券圏内をうかがう余地は残します。

① フレミングフープ1枠1番

牝5/吉田隼人/55.0kg/栗東・友道康夫/父ハーツクライ×母父Tale of the Cat

前走中山牝馬S(GIII・中山芝1800)12着 ※2026年3月
差し・休み明け
1枠=両データの有利枠✅ 吉田隼人='20年V騎手✅ 芝1800で2勝✅ 約5ヶ月ぶり・前走12着⚠️
✅ プラス材料
  • 1枠1番はレース・コースの両方で有利枠の筆頭に近い絶好の並び
  • 鞍上・吉田隼人は2020年にレッドアネモスでこのレースを勝っている
  • 芝1800mは[2-0-0-1]で2勝。距離適性そのものはある
⚠️ マイナス材料
  • 前走が2026年3月の中山牝馬S12着で、約5ヶ月ぶりの実戦。仕上がりが読みにくい
  • 近走は重賞で二桁着順が続いており、勢いがない
  • 札幌は[0-0-0-0]で経験がなく、洋芝への適性も未知数
好枠と騎手の相性は魅力だが、長期休み明けと近走内容で消し評価。ここなら来られる条件は、休養で立て直した効果が出て、1枠から吉田隼人が上手く運べたとき。得意距離の芝1800に戻るのはプラスなので、パドックの気配が良ければ警戒はしておきたい。

⑤ アンゴラブラック4枠5番

牝5/岩田康誠/55.0kg/美浦・尾関知人/父キズナ×母父ルーラーシップ

前走新潟大賞典(GIII・新潟芝2000)10着
先行・中距離型
中山金杯で牡馬相手に好走歴✅ 芝1800で勝ち鞍あり✅ 札幌初・近走は着外続き⚠️
✅ プラス材料
  • 日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ)で牡馬相手に好走した実績があり、牝馬限定なら地力は上位
  • 芝1800mは[1-1-0-1]と勝ち星があり、この距離はこなせる
  • 前に行ける脚質で、1コーナーまで短い札幌の立ち回りには対応しやすい
⚠️ マイナス材料
  • 前走の新潟大賞典10着など、今年は結果が出ていない
  • 札幌は初コースで、洋芝・小回りへの適性が未知数
  • 本質的には2000m前後の中距離型で、1800mでキレ負けする可能性
牡馬混合での実績はあるが、近走の内容と札幌初で消し評価。ここなら来られる条件は、中山金杯で見せた地力が甦り、先行力を活かして洋芝の小回りを立ち回れたとき。牝馬同士なら能力は足りるので、展開次第では浮上の目もあります。

⑥ クリノメイ4枠6番

牝4/富田暁/56.0kg/栗東・須貝尚介/父オルフェーヴル×母父プリサイスエンド

前走中山牝馬S(GIII・中山芝1800)15着
先行・重賞実績あり
札幌芝で勝ち鞍あり✅ チューリップ賞(GⅡ)勝ちの実績✅ 前走15着・芝1800で勝ちなし⚠️
✅ プラス材料
  • 札幌芝は[1-0-0-0]で勝ち星があり、洋芝の小回りはこなせる
  • チューリップ賞(GⅡ)を勝った実績があり、地力そのものは足りている
  • 父オルフェーヴルで、タフな流れや渋った馬場になれば浮上の余地
⚠️ マイナス材料
  • 前走の中山牝馬S15着など、近走は大きく負けている
  • 芝1800mは[0-0-0-1]で勝ち星がなく、この距離での安定感を欠く
  • 56kgとやや重い斤量で、斤量の軽い馬との差が小さくない
札幌の勝ち鞍はあるが、近走の内容と斤量で消し評価。ここなら来られる条件は、父オルフェーヴル譲りのパワーが洋芝で活き、前々の位置から粘り込めたとき。本命と同じ須貝厩舎の一頭で、当日の気配が上向いていれば軽視は禁物です。

⑩ フェスティバルヒル6枠10番

牝3/西村淳也/52.0kg/栗東・四位洋文/父サートゥルナーリア×母父ハーツクライ

前走桜花賞(GI・阪神芝1600)17着
差し・3歳の軽斤量
3歳52kg=最軽量級✅ KBSファンタジーS(GⅢ)勝ちの実績✅ 前走桜花賞17着・芝1800は初⚠️
✅ プラス材料
  • 3歳のため52kg。過去10年で3歳馬が3勝しており、軽斤量の3歳馬が通用するレース
  • 2歳時にKBSファンタジーS(GⅢ)を勝ち、新潟2歳S(GⅢ)3着。素質は世代上位クラス
  • 父サートゥルナーリア×母父ハーツクライで、距離延長にはむしろ対応しやすい血統
⚠️ マイナス材料
  • 前走の桜花賞は17着と大敗。立て直しが利いているかは当日の気配次第
  • 芝1800mは初めてで、札幌も初コース。未知数が二重に重なる
  • キャリア4戦と浅く、古馬の重賞に対応できるかは読みにくい
3歳52kgは魅力だが、前走大敗と距離・コースの未知数で消し評価。ここなら来られる条件は、桜花賞の大敗が度外視できる一戦で、距離延長が良い方に出て52kgの利を活かせたとき。素質は世代上位なので、一変の可能性はゼロではありません。

⑬ ルージュソリテール8枠13番

牝4/西塚洸二/55.0kg/栗東・藤原英昭/父ロードカナロア×母父ディープインパクト

前走府中牝馬S(GIII・東京芝1800)12着
差し・良血馬
父ロードカナロア×母父ディープの良血✅ 芝1800で勝ち鞍あり✅ 大外8枠・前走12着⚠️
✅ プラス材料
  • 父ロードカナロア×母父ディープインパクトという良血で、地力の裏付けはある
  • 芝1800mは[1-1-0-2]で勝ち星があり、この距離はこなせる
  • 藤原英昭厩舎の管理馬で、立て直しが実れば侮れない
⚠️ マイナス材料
  • 前走の府中牝馬S12着など、近走は結果が出ていない
  • 大外8枠13番で、1コーナーまで短い札幌では位置取りが不利
  • 札幌は未経験で、洋芝・小回りへの適性が読みにくい
良血で距離実績はあるが、近走の内容と外枠で消し評価。ここなら来られる条件は、血統が示す素質が甦り、大外枠のロスを最小限に抑えて長く脚を使えたとき。ロードカナロア産駒のパワーが洋芝で活きれば、変わり身の可能性は残します。

🎫 買い目

軸は◎に寄せきらない。◎④リラボニート・〇⑦ココナッツブラウンの2頭軸を主体に、保険を1点持つ

馬連
④ − ⑦・⑪・②・⑭
本命リラボニートから、対抗ココナッツブラウン・単穴コガネノソラ・連下ケリフレッドアスク/ヴーレヴーへ。
ワイド
⑦ − ⑪(保険)/ ④ − ⑫(穴)
◎が飛んでも拾える保険として〇⑦−▲⑪のワイドを1点。加えて穴⑫ボンドガールを◎とのワイドで確保。
3連複
軸2頭 ④・⑦ → 相手 ⑪・②・⑭・⑨・⑫
本線。◎④−〇⑦を2頭軸に、3列目へ▲⑪・△②・☆⑭・注⑨・穴⑫を広げる。穴とヒモはここで反映。
3連単
1着 ④・⑦ → 2着 ④・⑦・⑪ → 3着 ⑪・②・⑭・⑨
少点数の遊び。コース適性上位の2頭のどちらかが勝つ前提のフォーメーション。厚く張らず一撃用。
結論:◎④リラボニートと〇⑦ココナッツブラウンの2頭軸3連複を本線に、▲⑪コガネノソラと穴⑫ボンドガールを3列目・ワイドで押さえます。◎の単軸に固定せず、〇⑦−▲⑪のワイドを保険に持つのが今回の狙い。判断の軸は「札幌芝1800mへの適性」——◎④は当コース3戦3勝+実績種牡馬、〇⑦はデータ4項目該当と、コースへの適性で2頭を上に取りました。実績なら▲⑪('24年の勝ち馬・今年の福島牝馬S覇者)が上ですが、'24年51kg→今年56kgの斤量増を嫌っての3番手評価です。カギは1コーナーまで180mの位置取り。ここで前を取れる馬に展開が向きます。もし外したら、レース後の振り返りで読み違えを正直に書きます。

✅ 当日の最終チェックリスト

🏇 発走前に確認すること

洋芝の馬場状態|開催4日目で馬場は徐々に傷んでくる時期。内が荒れて外差しが決まるのか、それでも内・前が残るのか。前の芝レースの決まり方を必ずチェック。
1コーナーまでの位置取り|わずか180mでコーナー。誰がハナを取り、各馬がどこに収まるか。ここで後手を踏む馬は割引が必要。
◎④リラボニートの気配|重賞では勝ち切れていない身。パドックの落ち着きと馬体重を確認し、札幌巧者ぶりを気配でも示せているか。
▲⑪コガネノソラの56kg|'24年の勝利時51kgから5kg増。重い56kgを感じさせない歩様か、返し馬の軽さで見極めたい。
GⅠ帰り3頭(⑦⑨⑫)の状態|ヴィクトリアマイル組の立て直し具合。相手弱化で走れる気配か、当日のパドックで確認。
最終オッズと人気|過去10年で2桁人気(11番人気)の優勝が'20年に1回。牝馬限定の夏の一戦は紛れも大きい。伏兵に妙味が出ていないか最後にチェック。
⚠️ 本記事はnetkeibaの公開データ(出馬表・馬柱・過去10年の結果・コース分析)と自作のコース解説図をもとにした参考予想です。出走馬・騎手・枠順・馬体重等は変更の可能性があるため、馬券購入前にJRA公式発表で最終確認をお願いします。馬券購入はご自身の判断と責任で、余裕資金の範囲内でお楽しみください。