【ジャックルマロワ賞 2026】完全予想
全頭評価・データ・穴馬まで
徹底解説
🏇 欧州マイル頂上決戦・日本馬2頭が参戦
勝ったのは連下評価だった⑧ライフ(Rayif、仏2000ギニー馬)。2着には☆で穴評価していた①ゼウスオリンピオス、3着には対抗〇⑩プリサイスが入り、上位3頭のうち2頭は当ブログが印を打っていた馬だった。
肝心の◎③シックスペンスは10着(最下位)に完敗。武豊騎手は「途中から手応えがなくなってしまい、厳しいレースでした」「結果を踏まえるとちょっと大人しすぎたかな」とコメント。田中博康調教師は「返し馬が終わった時点で少し息が苦しそうだった」とレース前からの状態面に触れた。日本馬2頭(③シックスペンス10着・④シュトラウス9着)はともに現地の洋芝・稍重馬場に屈し、1998年タイキシャトル以来の日本馬制覇はならなかった。
総評:記事内で「スコア最上位は〇⑩」と明言していた通り、本命は最後まで③と⑩で迷った一戦だった。結果的に3着に踏みとどまった⑩と、2着に浮上した①の実力を評価しきれず、日本の実績重視で◎を③に置いたのが裏目に出た。海外遠征・洋芝適性が絡むレースでは、現地の斤量恩恵やコース実績を持つ馬をもう一段重く見る必要がありそうだ。
買い目の結果:馬連③-⑩・⑤・⑧・①はすべて不的中(③が10着のため)。ワイド③-⑨・④、⑩-⑨も不的中。3連複(軸③⑩→相手⑤⑧①④⑨)、3連単(1着③⑩→2着③⑩⑤→3着⑤⑧①④⑨)もいずれも不的中。合計30点3,000円に対し払戻0円。
🌿 レース概要・コース特性
ドーヴィル芝1600m(直線)ってどんなコース?
完全な直線1600m
重馬場になりやすい
地力がそのまま出る
3歳牡56.5・牝55
🐎 出走馬一覧(全10頭)
| ゲート | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教国 | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5 | 3 | シックスペンス | 牡5 | 59.5 | 武豊 | 🇯🇵日本 | 安田記念(GⅠ・東京芝1600)1着 |
| 4 | 10 | プリサイス | 牝3 | 55.0 | R.ムーア | 🇮🇪愛 | ロートシルト賞(GⅠ・芝1600)2着 |
| 8 | 5 | モアサンダー | 牡5 | 59.5 | T.マーカンド | 🇬🇧英 | サマーマイルS(GⅡ・芝1600)4着 |
| 1 | 4 | シュトラウス | 牡5 | 59.5 | J.モレイラ | 🇯🇵日本 | チャンピオンズマイル(GⅠ・香港芝1600)12着 |
| 10 | 8 | ライフ | 牡3 | 56.5 | M.バルザローナ | 🇫🇷仏 | ジャンプラ賞(GⅠ・芝1400)5着 |
| 6 | 1 | ゼウスオリンピオス | 牡4 | 59.5 | C.リー | 🇬🇧英 | サマーマイルS(GⅡ・芝1600)1着 |
| 9 | 9 | ザシークレットアドヴァーサリー | 牡3 | 56.5 | C.スミヨン | 🇬🇧英 | ジャンプラ賞(GⅠ・芝1400)1着 |
| 2 | 2 | ドリームライナー | 牡4 | 59.5 | T.バシュロ | 🇫🇷仏 | エドモンブラン賞(GⅢ・芝1600)1着 |
| 3 | 6 | ノーランチ | 牡5 | 59.5 | M.ギュイヨン | 🇫🇷仏 | サマーマイルS(GⅡ・芝1600)8着 |
| 7 | 7 | サートミーセン | 牡4 | 59.5 | A.ルメートル | 🇫🇷仏 | バーデナーマイレ(GⅢ・独芝1600)1着 |
※並びは想定人気順。調教国はJRA-VAN World準拠。前走は各馬のnetkeiba成績より。ロートシルト賞=ロスチャイルド賞(仏GⅠ牝馬マイル)、ジャンプラ賞=ジャン・プラ賞(仏GⅠ)。
📊 過去10年データ分析
過去10年の優勝馬
| 年 | 優勝馬 | 騎手 | 調教国 | 勝ちタイム |
|---|---|---|---|---|
| 2025 | ディエゴヴェラスケス | C.スミヨン | 愛 | 1:34.23 |
| 2024 | チャリン | S.デソウサ | 英 | 1:34.38 |
| 2023 | インスパイラル | L.デットーリ | 英 | 1:37.02 |
| 2022 | インスパイラル | L.デットーリ | 英 | 1:34.07 |
| 2021 | パレスピア | L.デットーリ | 英 | 1:36.36 |
| 2020 | パレスピア | L.デットーリ | 英 | 1:38.06 |
| 2019 | ローマナイズド | W.リー | 愛 | 1:35.16 |
| 2018 | アルファセントーリ | C.オドノヒュー | 愛 | 1:34.27 |
| 2017 | アルヴケール | L.デットーリ | 仏 | 1:38.51 |
| 2016 | リブチェスター | W.ビュイック | 英 | 1:36.16 |
※出典:JRA-VAN World(レース概要・過去結果)。勝ちタイムは馬場状態で大きく変動(重馬場の年は1分38秒台)。
本場勢が優勢
(今季は不在)
牝馬も3勝
勝利なし
今年の勢力図と傾向
netkeiba想定の展開
※出典:netkeiba(出馬表・想定人気・展開)、JRA-VAN World(調教国・過去結果)
🎯 予想印まとめ & 総合スコアカード
総合スコアカード(全10頭)
| 印 | 馬名 | 実績・格 | 欧州マイル適性 | 斤量 | 臨戦・状態 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | ③シックスペンス | ◎ | △ | △ | ○ | A− |
| 〇 | ⑩プリサイス | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | A |
| ▲ | ⑤モアサンダー | ○ | ◎ | △ | △ | B+ |
| △ | ⑧ライフ | ○ | ○ | ◎ | △ | B |
| △ | ④シュトラウス | ○ | △ | △ | × | B− |
| ☆ | ①ゼウスオリンピオス | ○ | ○ | △ | ◎ | B− |
| 穴 | ⑨ザシークレット | ○ | △ | ◎ | ◎ | B− |
| ✕ | ②ドリームライナー | △ | ○ | △ | ○ | C |
| ✕ | ⑦サートミーセン | × | △ | △ | ○ | C− |
| ✕ | ⑥ノーランチ | × | △ | △ | × | D |
※評価は近走成績・格・血統・斤量・臨戦に基づく筆者の主観評価です。◎=非常に良い/○=良い/△=平凡/×=割引。スコア上の最上位は〇⑩プリサイスで、本命◎③との差はごくわずかです。
💣 今週の穴・この1頭
人気の盲点になりそうな組から1頭挙げるならザシークレットアドヴァーサリー。理由は明快で、前走のジャン・プラ賞(仏GⅠ・芝1400)を勝ったばかりだから。3歳世代の上位を、しかもGⅠの舞台で示してきた勢いのある一頭です。鞍上は昨年このジャックルマロワ賞を制したC.スミヨンで、コースを知る名手というのも心強い。
斤量も後押しです。古馬59.5kgに対し3歳の56.5kgは3kg軽い計算で、成長途上の3歳がこの斤量差でベテランに挑めるのは大きなアドバンテージ。英2000ギニー5着・愛2000ギニー6着とクラシックでも上位に迫っており、地力そのものは古馬中堅級に見劣りしません。前に行ける脚質で、直線コースでも忙しくならないのも合います。
弱点も正直に書きます。前走1400mから200mの距離延長になる点が最大の課題。芝1600mでは英2000ギニー5着・愛2000ギニー6着とまだ勝ち星がなく、マイルでの一段の集中力が問われます。だからこそ頭で狙うより、3連系の3列目やワイドの相手として拾いたい1頭。距離延長がプラスに出て、渋った馬場でパワーが生きたとき、上位人気馬を脅かす場面があっても驚けません。
📝 全頭評価(◎〜消し・全10頭)
③ シックスペンスゲート5
牡5/武豊/59.5kg/日本(田中博康)/父キズナ
前走安田記念(GⅠ・東京芝1600)1着- 今年の安田記念(GⅠ)を制した現役日本最強クラスのマイラー。日本のトップ級を相手に勝ち切った地力は本物
- 鞍上は言わずと知れた武豊。海外の大舞台での経験値もメンバー屈指で、位置取りに不安がない
- 好位から運べる先行力があり、直線一本のコースでも忙しくならず立ち回れる。父キズナの当レースは新鮮な血統的挑戦
- JRA発売オッズでも上位人気に支持される日本のトップマイラー。安田記念を勝った能力の絶対値は世界でも通用する水準
- 欧州遠征・直線1600mは初経験。日本の平坦・良馬場とは異なる洋芝への適応は走ってみないと分からない
- 間にダート(フェブラリーS・チャンピオンズC)を挟むなど、近走の内容には起伏があった
- 古馬59.5kgを背負い、斤量面では3歳・牝馬勢に恩恵を許す。渋った馬場になれば適性差が出る懸念も
⑩ プリサイスゲート4
牝3/R.ムーア/55.0kg/アイルランド(A.オブライエン)/父Starspangledbanner
前走ロートシルト賞(GⅠ・芝1600)2着- コロネーションS(GⅠ)・愛1000ギニー(GⅠ)・フィリーズマイル(GⅠ)を制した欧州3歳牝馬の女王。本場マイルGⅠでの実績はメンバー最上位クラス
- 古馬牡馬より4.5kg軽い55.0kgの斤量は、マイルGⅠでは決定的な武器。データ上も3歳馬(過去10年5勝)・牝馬(同3勝)が好走してきた
- 鞍上R.ムーア×A.オブライエン厩舎の最強タッグ。本場の直線コースを知り尽くしている
- 前走ロートシルト賞2着など、崩れずに走り続けている充実の現状
- 直近2走(ファルマスS・ロートシルト賞)はいずれもGⅠで2着と、勝ち切れていない
- 英1000ギニー7着など、大きな相手に一度崩れた過去もあり、古馬牡馬の一線級との対戦で真価が問われる
⑤ モアサンダーゲート8
牡5/T.マーカンド/59.5kg/イギリス(W.ハガス)/父Night of Thunder
前走サマーマイルS(GⅡ・芝1600)4着- 今季のクイーンアンS(GⅠ)2着、ロッキンジS(GⅠ)2着と、本場の一線級マイルGⅠで堅実に上位を確保してきた実力馬
- W.ハガス厩舎×T.マーカンドの英国トップコンビ。渋った洋芝への対応力も高い
- 後方から末脚を伸ばす差し脚質で、上がりのかかる消耗戦になれば台頭できる
- GⅠで2着が多く勝ち切れないタイプ。決め手の絶対値がもう一段欲しい
- 前走サマーマイルS(GⅡ)は4着で、上昇度という点ではやや物足りない
⑧ ライフゲート10
牡3/M.バルザローナ/56.5kg/フランス(F.グラファール)/父Sea The Moon
前走ジャンプラ賞(GⅠ・芝1400)5着- 今春の仏2000ギニー(GⅠ)を制した3歳の実力馬。世代トップクラスの地力を持つ
- 古馬より3kg軽い56.5kgで出られるうえ、ドーヴィルでの勝ち鞍もあり地の利がある
- 先行して立ち回れる脚質で、直線コースでも位置を取りやすい
- 前走・ジャンプラ賞(GⅠ・1400)は5着に敗れ、ここへ向けての上昇度がもうひとつ
- ギニーを勝った1600mに戻るのは好材料だが、古馬の一線級とマイルGⅠで戦うのは初めて
④ シュトラウスゲート1
牡5/J.モレイラ/59.5kg/日本(武井亮)/父モーリス
前走チャンピオンズマイル(GⅠ・香港芝1600)12着- 2歳時に東京スポーツ杯2歳S(GⅡ)を勝った実績馬。本来の能力は高く、一発の下地はある
- 鞍上は世界的名手J.モレイラ。UAE・豪・香港と海外を転戦してきた経験値も豊富
- 先手〜好位を取れる先行力があり、内目のゲートから運びやすい
- チャンピオンズマイル12着・エプソムC13着など、近走は大きく崩れる場面が多く安定感を欠く
- 短距離(CBC賞3着)も使うなど路線が定まらず、マイルGⅠの一線級で通用する裏付けが近走に乏しい
① ゼウスオリンピオスゲート6
牡4/C.リー/59.5kg/イギリス(K.バーク)/父Night of Thunder
前走サマーマイルS(GⅡ・芝1600)1着- 前走サマーマイルS(GⅡ)を勝ち、クイーンアンS(GⅠ)4着・ロッキンジS(GⅠ)3着と本場マイルで善戦を続ける上昇馬
- 臨戦過程が最も良く、勢いという点ではメンバー上位。K.バーク厩舎の英国勢
- GⅠ勝ちはまだなく、格上挑戦の一戦。トップ級との差を詰め切れるかは未知数
- 差し脚質のため、展開が向かないと届かない場面も
⑨ ザシークレットアドヴァーサリーゲート9
牡3/C.スミヨン/56.5kg/イギリス(J.スタック)/父St Mark's Basilica
前走ジャンプラ賞(GⅠ・芝1400)1着- 前走・ジャンプラ賞(GⅠ・1400)を勝ったばかりの3歳。勢いと成長力に富む
- 古馬より3kg軽い56.5kg。鞍上は昨年このレースを制したC.スミヨンで、コースを知り尽くしている強みがある
- 英2000ギニー5着・愛2000ギニー6着とクラシックでも上位に迫り、地力は世代上位
- 前走1400mから200mの距離延長。1600mでは英2000ギニー5着・愛2000ギニー6着で、まだ勝ち星がない点が課題
- 相手は古馬の一線級で、3歳が一気に主役を食うにはマイルでの一段の成長が必要
② ドリームライナーゲート2
牡4/T.バシュロ/59.5kg/フランス(S.ワッテル)/父Adlerflug
前走エドモンブラン賞(GⅢ・芝1600)1着- エドモンブラン賞(GⅢ)・クインシー賞(GⅢ)など仏マイルで勝ち星を重ねてきた上昇馬
- 父Adlerflugのスタミナ血統で、渋った洋芝の消耗戦は向く可能性
- 実績はGⅢまでで、GⅡ(ダニエルウィルデンシュタイン賞8着)では通用していない。一気の相手強化はハードルが高い
- GⅠは初挑戦で、トップ級との地力差は明らか
⑦ サートミーセンゲート7
牡4/A.ルメートル/59.5kg/フランス(P.ヴァルディヴィエルソ)/父Dark Angel
前走バーデナーマイレ(GⅢ・独芝1600)1着- 前走・バーデナーマイレ(独GⅢ)を勝利。逃げ・先行で流れを作れる脚質は、直線コースで主導権を握れる
- 父Dark Angelのスピードで、平坦な流れなら粘り込みも
- これまでの相手関係は条件戦〜GⅢ中心で、GⅠの一線級とは実績・格ともに大きく見劣りする
- ダートも使うなど路線が定まらず、トップマイラー相手の裏付けに欠ける
⑥ ノーランチゲート3
牡5/M.ギュイヨン/59.5kg/フランス(C.フェルラン)/父Dubawi
前走サマーマイルS(GⅡ・芝1600)8着- ミュゲ賞(GⅡ)を勝った実績があり、父Dubawiの良血。条件がそろえば侮れない下地はある
- 前走・サマーマイルS(GⅡ)は8着大敗で、勢いを完全に欠く。想定でも最下位人気
- GⅠでは通用の裏付けがなく、この相手・この舞台では最も評価を置きづらい