競馬予想 — 重賞全頭評価・過去データ・穴馬まで徹底解説
🏟 競馬場コース
2026.08.30 新潟8R / GⅢ・3歳上・別定

【新潟記念 2026】完全予想
全頭評価・データ・穴馬まで
徹底解説

🏇 夏の総決算・第62回 農林水産省賞典 新潟記念

🏟 新潟競馬場 🌿 芝2000m(左・外回りA) ⭐ GⅢ ⚖️ 3歳以上・別定 🕔 15:45発走
距離
2000m
直線
659m
頭数
11頭
発走
15:45
🏁 レース後の答え合わせ(2026.08.30)
結果:1着 ⑤ゾロアストロ(岩田望来・2人気)/2着 ③ロデオドライブ(アタマ差)/3着 ◎⑧ダノンシーマ(アタマ差)|天候雨・馬場稍重・勝ち時計1:59.6(ペースS)

勝ったのは〇評価だったゾロアストロ。岩田望来騎手は「本当に勝ててホッとしています。良い馬への依頼をいただいているので、それが結果に結びついて良かったと思います」とコメントし、8月に入って重賞3勝目、今年のJRA重賞6勝目という充実ぶりを示した。2着には▲ロデオドライブが入り、上位3頭はすべて当ブログが印を打っていた馬で占められる決着になった。

◎⑧ダノンシーマはアタマ+アタマの3着に惜敗。川田将雅騎手は「最後までしっかりと自分の力を出し切って、素晴らしい走りでした」と力走を称えたが、これで阪神大賞典・目黒記念に続き重賞3戦連続の3着となり、重賞初制覇は持ち越しとなった。GⅠ馬5頭を相手にした1番人気での接戦は、適性評価そのものは間違っていなかったことを示す内容だった。

本線の3連複(軸2頭⑧⑤→相手6頭)が的中(810円)。〇⑤ゾロアストロを2頭軸の相方に据えていたのが的中の決め手で、▲③ロデオドライブを相手6頭に含めていたことで、上位3頭がそのまま3連複の的中組み合わせに収まった。
馬連・ワイド・3連単は不的中。馬連は⑧から⑤・③・⑪・④へ流していたが、実際の1・2着は⑤−③。軸⑧が3着だったため不的中。ワイドは☆⑥・穴⑩を拾う保険で、上位に絡まなかったため不発。3連単も1着候補を⑧・⑤に絞っていたが、実際の3着に⑧を置いておらず、着順まで的中させることはできなかった。

総評:◎の軸としての信頼度は間違っていなかったが、◎⑧を軸にした馬連と、1・2着候補を⑧⑤③に絞った3連単へ配分を寄せすぎたのが反省点。2頭軸3連複のように、⑧⑤がともに3着以内なら着順を問わず拾える買い方をもっと本線に厚くしておけば、回収効率はさらに上げられた一戦だった。GⅠ馬5頭を含む混戦を「上がり馬・適性上位」で読み切れたこと自体は、今後の重賞予想にも活かしたい。

買い目の結果:馬連⑧-⑤・③・⑪・④は不的中。ワイド⑧-⑩・⑥、⑤-⑩も不的中。3連複(軸⑧⑤→相手③④⑪②⑥⑩)は⑧⑤③の組み合わせが的中し810円。3連単(1着⑧⑤→2着⑧⑤③→3着③⑪④②⑥⑩)は不的中。合計35点3,500円に対し払戻810円。

※着順・着差・馬場・勝ち時計・払戻・ラップタイムはJRA公式、ペース判定はnetkeiba、騎手コメントは各レース後コメント記事を参照。
⏱ 30秒でわかる今週の結論
⑧ダノンシーマ
⑤ゾロアストロ
③ロデオドライブ
⑩バレエマスター
菊花賞馬・桜花賞馬・秋華賞馬まで顔をそろえた、GⅢとは思えない超豪華メンバー。だが私の本命は、あえて上がり馬の◎⑧ダノンシーマ。芝2000mが[2-1-0-0]と崩れず、白富士Sを上がり32.7秒で勝ち、目黒記念・阪神大賞典と重賞でも3着。長い直線の新潟外回りで末脚が問われるこの舞台に、中内田厩舎の充実馬がベストで臨む。相手は3歳55kgの〇⑤ゾロアストロ(きさらぎ賞馬)と、NHKマイルC馬の▲③ロデオドライブ。ただし人気のGⅠ馬勢は、③は芝2000が初、④ドゥレッツァ・⑨アーバンシックは久々+59kg、⑥チェルヴィニアはマイルで不振と、それぞれに死角がある。穴は新潟巧者の⑩バレエマスター。外したらレース後の振り返りで、その読み違えを正直に書く。 ― 当ブログ筆者

🌿 レース概要・コース特性

第62回 農林水産省賞典 新潟記念(GⅢ)は、夏の新潟で行われる芝2000m(外回り)の別定重賞。今年は菊花賞馬ドゥレッツァ・アーバンシック、桜花賞馬ステレンボッシュ、オークス&秋華賞馬チェルヴィニアとGⅠ馬が集結し、GⅢとは思えない超豪華な11頭立てになりました。8月30日(日)15時45分発走。長い直線での末脚勝負に、どの実力馬がフィットするかが最大の焦点です。

新潟芝2000m(外回り)ってどんなコース?

新潟競馬場 芝2000m外回りコース図(左回り・直線約658.7m・JRA最長の直線)
回り
外回り
直線
659m
JRA最長の直線
高低差
2.2m
直線はほぼ平坦
脚質傾向
差し
末脚の持続力が
決め手
① JRA最長・約659mの直線。「末脚の持続力」が決定的。新潟芝2000mの外回りは、2コーナー奥のポケットからスタートし、3コーナーまで約950mと長い。コーナーは3・4コーナーの2つだけで、向正面中盤過ぎからの上り、3コーナー途中からの下りを経て、約658.7m・JRA最長の直線(ほぼ平坦)に入ります。前半でペースが上がりにくく、長い直線でどれだけ長く良い脚を使えるかが問われる、紛れの少ない末脚勝負のコースです。
② 脚質は「差し・追込」。仕掛けどころのセンスも要る。過去の新潟記念は、優勝馬の多くが中団〜後方から差し・追込で決めています('25シランケド11番手、'21マイネルファンロン15番手から)。netkeibaの集計でも有利脚質は「追込」で、長い直線を活かす末脚型に展開が向きます。有利枠は3枠→8枠→4枠。鞍上ではレースの得意騎手に池添謙一(②サヴォーナ)、当コースの得意騎手にC.ルメール(③ロデオドライブ)が挙がります。
③ 別定戦。④ドゥレッツァ・⑨アーバンシックは59kg。3歳は③57kg・⑤55kg。今年は別定戦で、菊花賞馬の④ドゥレッツァ・⑨アーバンシックが59kgの重い斤量を課されます。一方、3歳の③ロデオドライブ(57kg)・⑤ゾロアストロ(55kg)は斤量面で恵まれます。過去の新潟記念は3歳馬の好走も目立ち('23ノッキングポイント・'18ブラストワンピースが3歳V)、牝馬も'25シランケド・'24シンリョクカが制しています。netkeibaの実績種牡馬はモーリス(⑤ゾロアストロ)、実績母父はスニッツェル(③ロデオドライブ・②サヴォーナ)です。

🐎 出走馬一覧(全11頭)

下表は枠/馬番/馬名/騎手/斤量/脚質に加え、各馬の「新潟芝コース経験」と「芝2000m経験」の成績[1着-2着-3着-着外]、前走を並べたものです。着度数は各馬のnetkeiba全成績から1頭ずつ集計。馬名・騎手・斤量・枠順・調教師・血統はJRA公式出馬表で最終照合済みです。
馬番馬名騎手斤量脚質新潟芝[1-2-3-外]芝2000[1-2-3-外]前走
11ボーンディスウェイ丸山 元気570-0-0-14-2-4-8七夕賞(GⅢ・福島芝2000)5着
22サヴォーナ池添 謙一570-0-1-02-0-0-3七夕賞(GⅢ・福島芝2000)10着
33ロデオドライブC.ルメール570-0-0-00-0-0-0NHKマイルC(GⅠ・東京芝1600)1着
44ドゥレッツァ田辺 裕信591-0-0-02-1-1-0京都大賞典(GⅡ・京都芝2400)8着 ※約11か月ぶり
55ゾロアストロ岩田 望来551-0-0-00-0-0-1皐月賞(GⅠ・中山芝2000)12着
66チェルヴィニア津村 明秀561-0-0-01-0-0-0ヴィクトリアマイル(GⅠ・東京芝1600)16着
67ジュンブロッサム杉原 誠人581-2-1-11-2-0-2関越S(OP・新潟芝1800)9着
78ダノンシーマ川田 将雅570-0-0-02-1-0-0目黒記念(GⅡ・東京芝2500)3着
79アーバンシック三浦 皇成590-0-0-01-1-0-3金鯱賞(GⅡ・中京芝2000)14着 ※約5か月半ぶり
810バレエマスター菊沢 一樹571-1-2-32-1-0-8ジューンS(OP・東京芝1800)6着
811ステレンボッシュ戸崎 圭太560-0-0-00-0-1-2安田記念(GⅠ・東京芝1600)10着

※脚質は近走の位置取りによる目安(逃/先/差/追)。着度数はnetkeiba全成績より集計。③は芝2000が初、④は約11か月ぶり・⑨は約5か月半ぶりの実戦。⑦⑩は新潟巧者。

📊 過去データ分析

近年の優勝馬(2017〜2025年・すべて新潟芝2000m)

優勝馬性齢斤量騎手人気脚質(通過)
2025シランケド牝555.0坂井瑠星2追込(11-12)
2024シンリョクカ牝454.0木幡初也8先行(2-2)
2023ノッキングポイント牡354.0北村宏司2好位(5-6)
2022カラテ牡657.5菅原明良10中団(7-7)
2021マイネルファンロン牡655.0M.デムーロ12追込(15-15)
2020ブラヴァス牡456.0福永祐一2差し(9-9)
2019ユーキャンスマイル牡457.0岩田康誠2追込(13-12)
2018ブラストワンピース牡354.0池添謙一1追込(11-11)
2017タツゴウゲキ牡555.0秋山真一郎6先行(2-2)

※出典:netkeiba(過去結果)。新潟記念は2017〜2024年はハンデ戦、2025年から別定戦に変更。条件変更前後の斤量データは単純比較に注意(過去の斤量は各年の負担重量)。

脚質
差し追込
中団〜後方からの
末脚決着が中心
3歳馬
好走
'23'18が3歳V
斤量利を活かす
牝馬
V連発
'25'24と
連続で牝馬制覇
中穴
警戒
'22は10番人気
'21は12番人気V

今年の勢力図と傾向

今年はGⅠ馬が5頭(③ロデオドライブ・④ドゥレッツァ・⑥チェルヴィニア・⑨アーバンシック・⑪ステレンボッシュ)という近年まれにみる好メンバー。ただし別定戦のため菊花賞馬の④⑨は59kgの重い斤量を課され、しかも④は約11か月ぶり、⑨は約5か月半ぶりの休み明け。桜花賞馬⑪・秋華賞馬⑥は近走マイル路線で苦戦しており、この舞台の芝2000m・末脚勝負にどうフィットするかが問われます。対して、斤量に恵まれる3歳勢(③⑤)と、芝2000mで崩れない上がり馬⑧が、データ的にはむしろ狙いやすい立場です。

netkeiba注目傾向と今年の該当馬

  • レース&コース実績種牡馬「モーリス」 → 該当:⑤ゾロアストロ(父モーリス)
  • コース実績母父「スニッツェル」 → 該当:③ロデオドライブ・②サヴォーナ(ともに母父スニッツェル)
  • このレースが得意な騎手「池添謙一」 → 該当:②サヴォーナ
  • コースが得意な騎手「C.ルメール」 → 該当:③ロデオドライブ
  • コースが得意な調教師「中内田充正」 → 該当:⑧ダノンシーマ(栗東・中内田厩舎)
  • 「このコースが得意な馬」 → ⑩バレエマスター

🎯 予想印まとめ & 総合スコアカード

本命
⑧ ダノンシーマ
牡4/川田将雅/57kg/7枠
芝2000[2-1-0-0]・目黒記念3着/中内田厩舎=コース得意
対抗
⑤ ゾロアストロ
牡3/岩田望来/55kg/5枠
きさらぎ賞馬・3歳55kg/父モーリス=実績種牡馬
単穴
③ ロデオドライブ
牡3/C.ルメール/57kg/3枠
NHKマイルC(GⅠ)馬・ルメール/芝2000は初
連下
⑪ ステレンボッシュ
牝5/戸崎圭太/56kg/8枠
桜花賞馬・2走前エプソムC2着で復調気配
連下
④ ドゥレッツァ
牡6/田辺裕信/59kg/4枠
菊花賞馬・芝2000[2-1-1-0]/約11か月ぶり&59kg
⑥ チェルヴィニア
牝5/津村明秀/56kg/6枠
オークス・秋華賞馬/距離を2000へ戻して一変あるか
注意
② サヴォーナ
牡6/池添謙一/57kg/2枠
福島民報杯(L)勝ち・母父スニッツェル/得意騎手池添
大穴・この1頭
⑩ バレエマスター
牡7/菊沢一樹/57kg/8枠
新潟大賞典2着の新潟巧者・コース得意馬データ最上位

総合スコアカード(全11頭)

馬名実績・格コース・距離適性斤量臨戦・状態総合
⑧ダノンシーマA
⑤ゾロアストロA−
③ロデオドライブB+
⑪ステレンボッシュB+
④ドゥレッツァ××B
⑥チェルヴィニア×B−
②サヴォーナB−
⑩バレエマスターB−
⑨アーバンシック××C+
⑦ジュンブロッサム×C
①ボーンディスウェイD

※評価は実データ(着度数・前走・血統・斤量・臨戦・騎手)に基づく筆者の主観評価です。◎=非常に良い/○=良い/△=平凡/×=割引。GⅠ馬でも斤量・休み明け・距離適性を割り引いています。

💣 今週の穴・この1頭

⚡ 妙味アリの1頭
⑩ バレエマスター(牡7・菊沢一樹・57kg・8枠)

人気の盲点になりそうな組から1頭挙げるならバレエマスター。GⅠ馬が居並ぶメンバーで想定は最低人気クラスですが、注目すべきは今年の新潟大賞典(GⅢ・新潟芝2000)で2着に走っていること。しかも12番手の後方から上がり33.4秒で0.1秒差まで詰めており、まさにこの舞台・この距離での好走実績があります。netkeibaの「このコースが得意な馬」でも最上位に挙がる、隠れた新潟巧者です。

脚質・枠も味方します。追い込み一手の末脚型は、長い直線の新潟外回りで生きるタイプ。差し・追込が決まる当レースの傾向にぴたりで、外めの8枠もスムーズに外へ出せる利点があります。菊沢一樹が継続騎乗で手の内に入れている点も心強い。人気の実力馬が59kgや久々で足踏みすれば、展開ひとつで浮上する下地は十分あります。

弱点も正直に書きます。重賞勝ちはなく、実績は新潟大賞典(GⅢ)2着までで、GⅠ馬との格比較では見劣ります。7歳で目立った上積みも望みにくく、後方すぎる位置取りだと届かないリスクもある。だからこそ頭で狙うより、3連系の3列目やワイドの相手として拾いたい1頭。前が総崩れになる末脚勝負になったとき、二桁人気での激走があっても驚けません。

📝 全頭評価(◎〜消し・全11頭)

⑧ ダノンシーマ7枠8番

牡4/川田将雅/57.0kg/栗東・中内田充正/父キタサンブラック×母父Include

前走目黒記念(GⅡ・東京芝2500)3着
差し・充実の4歳
芝2000[2-1-0-0]で崩れず✅ 白富士Sを上がり32.7で勝ち✅ 目黒記念・阪神大賞典3着✅ 中内田厩舎=コース得意✅ 鞍上・川田将雅✅ 重賞勝ちはこれから⚠️
✅ プラス材料
  • 芝2000mが[2-1-0-0]と一度も崩れておらず、白富士S(2000)は上がり32.7秒で完勝。長い直線の末脚勝負に合う
  • 目黒記念(GⅡ)3着・阪神大賞典(GⅡ)3着と、重賞・GⅡでも通用する力を示してきた充実の4歳。父キタサンブラックの持続力も魅力
  • 管理する中内田充正厩舎はnetkeibaの当コース得意調教師に合致。川田将雅が継続騎乗で手の内に入れている
⚠️ マイナス材料
  • 重賞は3着どまりで勝ち切りはこれから。GⅠ馬相手に一枚上の決め手を出せるかは試される
  • 差し脚質のため、極端に上がりのかからない展開だと持ち味を活かしにくい
本命に推す。GⅠ馬が揃うメンバーであえて上がり馬を主軸にするのは、芝2000mで崩れず、白富士Sを上がり32.7秒で勝った末脚が、長い直線の新潟外回りにこれ以上なく合うからだ。目黒記念・阪神大賞典と重賞で連続3着の地力も本物で、中内田厩舎(コース得意)+川田という布陣も心強い。人気のGⅠ馬勢が斤量・久々・距離不安で足踏みするなら、勢いと適性で勝ち切る絵が最も描きやすい。堂々の本命だ。

⑤ ゾロアストロ5枠5番

牡3/岩田望来/55.0kg/美浦・宮田敬介/父モーリス×母父ディープインパクト

前走皐月賞(GⅠ・中山芝2000)12着
差し・3歳の上位馬
きさらぎ賞(GⅢ)勝ち✅ 東スポ杯2歳S2着の素質✅ 3歳55kgの斤量利✅ 父モーリス=実績種牡馬✅ 皐月賞12着から立て直し⚠️
✅ プラス材料
  • きさらぎ賞(GⅢ)を勝ち、東京スポーツ杯2歳S2着・サウジアラビアRC3着と、世代上位の実績を持つ3歳馬
  • 古馬相手に3歳55kgで挑める斤量利は大きく、過去の新潟記念でも3歳の好走が目立つ。父モーリスは当レース&当コースの実績種牡馬に合致
  • 末脚を活かせる差し脚質で、新潟の長い直線は向く。皐月賞以来の休み明けで、立て直されていれば巻き返しも期待できる
⚠️ マイナス材料
  • 前走・皐月賞は12着と大敗し、立て直しの一戦。折り合いと展開が問われる
  • 芝2000は皐月賞の1戦のみ([0-0-0-1])で、この距離での好走はこれから示す必要がある
対抗。きさらぎ賞馬で東スポ杯2着の素質馬が、3歳55kgの斤量利を持って古馬に挑む。過去の新潟記念で3歳が繰り返し好走してきたことを思えば、この軽斤量は大きな武器だ。皐月賞大敗からの立て直しは不安だが、父モーリス(実績種牡馬)の血統的な後押しもあり、末脚勝負なら一発の下地は十分。◎に最も食い込む一頭と見る。

③ ロデオドライブ3枠3番

牡3/C.ルメール/57.0kg/美浦・辻哲英/父サートゥルナーリア×母父スニッツェル

前走NHKマイルC(GⅠ・東京芝1600)1着
差し・GⅠ馬の3歳
NHKマイルC(GⅠ)勝ち✅ 鞍上C.ルメール=コース得意✅ 母父スニッツェル=コース実績母父✅ 芝2000は初・距離延長⚠️ これまで芝1600のみ⚠️
✅ プラス材料
  • 前走・NHKマイルC(GⅠ)を勝った世代トップのマイラー。1勝クラス・新馬も含めキャリア[3-1-0-0]と底を見せていない
  • 鞍上はnetkeibaの当コース得意騎手C.ルメール、母父スニッツェルは当コース実績母父に合致。後方から差す競馬もできる
  • 3歳で57kgと、GⅠ馬にしては恵まれた斤量
⚠️ マイナス材料
  • これまで芝1600mしか使っておらず、芝2000mは初挑戦。400mの距離延長に対応できるかが最大の未知数
  • NHKマイルCから約3か月半ぶりでの距離延長ローテで、折り合いと最後の一完歩が問われる
単穴。NHKマイルCを勝ったGⅠ馬で、能力の絶対値はメンバー最上位級。ルメール(コース得意)+母父スニッツェル(コース実績母父)とデータの後押しもある。ただこれまで1600mしか使っておらず、芝2000mは完全に初挑戦。この距離延長への対応が読めないため、あえて単穴まで。マイルの決め手が2000でも通用すれば当然勝ち負けだが、距離が長いと最後に甘くなる懸念も込めての▲だ。

⑪ ステレンボッシュ8枠11番

牝5/戸崎圭太/56.0kg/美浦・宮田敬介/父エピファネイア×母父ルーラーシップ

前走安田記念(GⅠ・東京芝1600)10着
差し・桜花賞馬
桜花賞(GⅠ)馬✅ 2走前エプソムC2着で復調✅ 牝馬56kg✅ 芝2000は勝ち鞍なし⚠️
✅ プラス材料
  • 桜花賞を勝ったGⅠ馬で、地力は当然上位。2走前のエプソムC(GⅢ・1800)2着と復調気配を見せている
  • 差して伸びる脚質は長い直線の新潟外回りに合い、牝馬56kgの斤量も恵まれる。同じ宮田厩舎の管理で状態面は信頼できる
⚠️ マイナス材料
  • 芝2000mは勝ち鞍がなく([0-0-1-2])、マイル路線から距離を延ばす一戦。安田記念10着と近走は安定を欠く
  • エリザベス女王杯10着など2000m級での凡走もあり、距離適性の見極めが難しい
連下。桜花賞馬で、エプソムC2着と復調気配があり、地力なら上位でも不思議はない。牝馬56kgの斤量と差し脚質も当舞台向き。ただ芝2000で勝ち切った実績がなく、距離を延ばして真価が問われる。ハマれば勝ち負けまで、距離が長いと押し切られる面も。相手の一角として押さえる。

④ ドゥレッツァ4枠4番

牡6/田辺裕信/59.0kg/美浦・尾関知人/父ドゥラメンテ×母父More Than Ready

前走京都大賞典(GⅡ・京都芝2400)8着 ※約11か月ぶり
差し・菊花賞馬
菊花賞(GⅠ)馬✅ 芝2000[2-1-1-0]で崩れず✅ 新潟に勝ち鞍あり✅ 約11か月ぶりの実戦⚠️ 59kgの重い斤量⚠️
✅ プラス材料
  • 菊花賞を勝ったGⅠ馬で、芝2000mは[2-1-1-0]と一度も馬券圏を外していない。ジャパンC2着など一線級での実績も豊富
  • 新潟に勝ち鞍があり、当コースへの適性も持っている。地力だけならメンバー最上位クラス
⚠️ マイナス材料
  • 前走・京都大賞典('25年10月)以来、約11か月ぶりの実戦。長期休養明けの仕上がりは大きな不安
  • 菊花賞馬として59kgの重い斤量を課され、久々との相乗効果でどこまで動けるか未知数
連下まで。芝2000[2-1-1-0]の菊花賞馬で、条件だけなら本命候補級。しかし約11か月ぶりの休み明けに、59kgの重い斤量という組み合わせは、いくら地力があっても額面通りには狙いにくい。ここなら来られる条件は、久々を感じさせない仕上がりで、得意の2000mで一気に復活したとき。素質は疑いようがないだけに、当日の気配が良ければ評価を上げたい。まずは相手の一角で。

⑥ チェルヴィニア6枠6番

牝5/津村明秀/56.0kg/美浦・木村哲也/父ハービンジャー×母父キングカメハメハ

前走ヴィクトリアマイル(GⅠ・東京芝1600)16着
差し・二冠牝馬
オークス・秋華賞(GⅠ)2勝✅ 秋華賞は芝2000の勝ち鞍✅ 牝馬56kg✅ 近走マイルで大不振⚠️
✅ プラス材料
  • オークス・秋華賞を制した二冠牝馬で、地力はメンバー屈指。秋華賞は芝2000mでの勝利で、距離を戻す今回は適性面でプラス
  • 本来は末脚が武器の差し馬で、長い直線の新潟外回りは向く。牝馬56kgの斤量も恵まれる
⚠️ マイナス材料
  • 近走のマイルGⅠでは、昨秋のマイルCS10着・今春のヴィクトリアマイル16着と結果が出ていない。本来の走りを取り戻せていない
  • 距離を2000に戻して一変があるかは半信半疑で、状態面の見極めが難しい
穴の一番手として☆に。オークス・秋華賞を勝った二冠牝馬が、ここで評価を落とすのは、近走のマイルGⅠで結果が出ていないため。だが本来は芝2000の秋華賞を勝った中距離の差し馬で、距離を戻すこの一戦は巻き返しの舞台として面白い。人気の盲点として、能力の絶対値に賭けて押さえたい。復活があれば一気に主役まである。

② サヴォーナ2枠2番

牡6/池添謙一/57.0kg/栗東・中竹和也/父キズナ×母父スニッツェル

前走七夕賞(GⅢ・福島芝2000)10着
先行・重賞好走歴
福島民報杯(L)勝ち✅ オールカマー4着の実績✅ 母父スニッツェル=コース実績母父✅ 前走・七夕賞10着⚠️
✅ プラス材料
  • 福島民報杯(L・2000)を勝ち、オールカマー(GⅡ)4着など重賞・GⅡでも通用する力がある。芝2000での好走歴も豊富
  • 母父スニッツェルはnetkeibaの当コース実績母父、鞍上の池添謙一はこのレースの得意騎手に合致する
⚠️ マイナス材料
  • 前走・七夕賞は10着と案外で、勢いを欠く。近走は好不調の波がある
  • 先行〜好位からの競馬で、差し・追込有利の当レースでは展開に左右されやすい
注。福島民報杯勝ち・オールカマー4着と重賞級の実績があり、母父スニッツェル・池添騎手とデータの該当も多い。前走の大敗が引っかかるが、条件が向けば馬券圏に食い込める。3連系のヒモ、ワイドの押さえで警戒しておきたい。

⑩ バレエマスター8枠10番

牡7/菊沢一樹/57.0kg/栗東・梅田智之/父スピルバーグ×母父スウェプトオーヴァーボード

前走ジューンS(OP・東京芝1800)6着
追込・新潟巧者
新潟大賞典(GⅢ)2着✅ 新潟芝[1-1-2-3]の巧者✅ コース得意馬データ最上位✅ オープン級で格は一枚下⚠️
✅ プラス材料
  • 今年の新潟大賞典(GⅢ・新潟芝2000)で2着。12番手から上がり33.4秒で0.1秒差まで詰めており、まさに当舞台・当距離での好走実績がある
  • 新潟芝は[1-1-2-3]と当コースで安定。netkeibaの「このコースが得意な馬」でも最上位に挙がる。追込脚質は長い直線に向く
⚠️ マイナス材料
  • 重賞勝ちはなく、実績は新潟大賞典(GⅢ)2着まで。GⅠ馬が揃うメンバーでは格比較で見劣る
  • 7歳で上積みは乏しく、後方すぎる位置取りだと末脚が届かないリスクがある
今週の「穴・この1頭」に指名。決め手は今年の新潟大賞典2着で、当コース・当距離での好走がある新潟巧者だ。追込脚質と外枠は長い直線に向き、コース得意馬データでも最上位。人気のGⅠ馬が斤量や久々で足踏みすれば、展開ひとつで浮上する。頭は狙わず、3連複3列目・ワイドの相手に。詳しくは「💣今週の穴」で。

⑨ アーバンシック7枠9番

牡5/三浦皇成/59.0kg/美浦・武井亮/父スワーヴリチャード×母父ハービンジャー

前走金鯱賞(GⅡ・中京芝2000)14着 ※約5か月半ぶり
差し・菊花賞馬
菊花賞(GⅠ)馬✅ 天皇賞秋5着(上がり32.2)✅ 約5か月半ぶりの実戦⚠️ 59kg+前走金鯱賞14着⚠️
✅ プラス材料
  • 菊花賞を勝ったGⅠ馬で、昨秋の天皇賞(秋)5着(上がり32.2秒)と一線級での実績がある。地力なら当然上位
⚠️ マイナス材料
  • 前走・金鯱賞('26年3月)は14着大敗で、そこから約5か月半ぶりの休み明け。仕上がりに不安が大きい
  • 菊花賞馬として59kgの重い斤量を課され、久々との相乗効果で評価を置きづらい
菊花賞馬で天皇賞秋5着の地力は認めるが、約5か月半ぶり+前走金鯱賞14着+59kgと割引材料が重なり、この評価とした。ここなら来られる条件は、休み明けを感じさせない状態で、天皇賞秋のような鋭い末脚が戻ったとき。能力は本物だけに、当日の気配が良ければ怖い一頭。3連系の押さえには一考の余地がある。

⑦ ジュンブロッサム6枠7番

牡7/杉原誠人/58.0kg/栗東・友道康夫/父ワールドエース×母父クロフネ

前走関越S(OP・新潟芝1800)9着
追込・新潟巧者
2024年・富士S(GⅡ)勝ち✅ 新潟芝[1-2-1-1]の巧者✅ 前走で上がり32.0の末脚✅ 近走はマイル中心で凡走⚠️ 58kgを背負う⚠️
✅ プラス材料
  • 2024年に富士S(GⅡ)を制した重賞ウイナー。地力そのものはこのメンバーでも侮れない
  • 新潟芝が[1-2-1-1]と当コースで堅実。前走・関越Sでは上がり32.0秒とメンバー最速級の末脚を繰り出している
⚠️ マイナス材料
  • 近走はマイル路線を中心に9着・9着・11着と凡走続きで、勢いを欠く。58kgの斤量も楽ではない
  • 後方一気の脚質で、位置取りが後ろすぎると末脚が届かない
新潟巧者で前走の上がり32.0秒は光るが、後方すぎて9着という内容で、近走の不振も踏まえて消し評価。ここなら来られる条件は、前が総崩れの超ハイペースになり、持ち味の末脚が届く展開になったとき。新潟の長い直線は向くだけに、展開の助けがあれば3着突っ込みも。ワイドの押さえなら一考。

① ボーンディスウェイ1枠1番

牡7/丸山元気/57.0kg/美浦・牧光二/父ハーツクライ×母父Platini

前走七夕賞(GⅢ・福島芝2000)5着
差し・長距離型
芝2000[4-2-4-8]の堅実さ✅ 前走・七夕賞5着✅ 近走は長距離が中心⚠️ 重賞では勝ち切れず⚠️
✅ プラス材料
  • 芝2000mは[4-2-4-8]と勝ち鞍もあり堅実。前走・七夕賞5着とまずまずの走りで、大きく崩れないタイプ
⚠️ マイナス材料
  • 近走は目黒記念・ダイヤモンドSなど長距離を中心に使っており、GⅢの一線級とは決め手で見劣りする
  • 7歳で上昇余地は乏しく、GⅠ馬が揃うここでは最も評価を置きづらい。想定は最低人気クラス
芝2000の堅実さはあるが、近走は長距離型で、この相手・この条件では決め手が足りず消し評価。ここなら来られる条件は、極端に上がりのかかるタフな消耗戦になり、堅実さと底力が生きたとき。まずは掲示板を目標に、展開の紛れを待つ一頭だろう。

🎫 買い目

軸は◎⑧ダノンシーマ。適性最優先の上がり馬を軸に、3歳勢とGⅠ馬を流す

馬連
⑧ − ⑤・③・⑪・④
本命ダノンシーマから、対抗ゾロアストロ・単穴ロデオドライブ・連下ステレンボッシュ/ドゥレッツァへ。まずは⑧−⑤の適性上位対決を厚めに。
ワイド
⑧ − ⑩・⑥ / ⑤ − ⑩
穴☆⑥チェルヴィニアと大穴⑩バレエマスターを、取りこぼし防止のワイドで確保。人気馬と伏兵の組み合わせを押さえる。
3連複
軸2頭 ⑧・⑤ → 相手 ③・⑪・④・②・⑥・⑩
本線。◎⑧−〇⑤を軸に、3列目へ▲③・△⑪④・注②・☆⑥・穴⑩を広げる。穴とヒモはここで反映。
3連単
1着 ⑧・⑤ → 2着 ⑧・⑤・③ → 3着 ③・⑪・④・②・⑥・⑩
少点数の遊び。適性上位の⑧⑤のどちらかが勝ち切る前提のフォーメーション。厚く張らず一撃用。
結論:◎⑧ダノンシーマを軸に、〇⑤ゾロアストロとの2頭軸3連複を本線。▲③ロデオドライブ・△⑪④・注②を相手に広げ、☆⑥チェルヴィニアと穴⑩バレエマスターをワイド・3列目で拾う組み立てです。カギは豪華なGⅠ馬勢が斤量59kg・長期休養・距離適性の壁をどこまで越えられるか、そして適性と勢いで勝る上がり馬・3歳勢が突き抜けるか。私は「新潟外回りの末脚勝負への適性」を最優先に組み立てました。もし外したら、レース後の振り返りで読み違えを正直に書きます。

✅ 当日の最終チェックリスト

🏇 発走前に確認すること

馬場状態と馬場の伸びどころ|開催が進んだ新潟。内が傷んで外差しが決まるのか、それとも前が残るのか、当日の芝の傾向を前のレースで見極めたい。
ペースと隊列|逃げ・先行タイプが手薄なメンバー。誰も行かず超スローなら前残り、流れれば長い直線で差し・追込が一気に台頭。
④ドゥレッツァ・⑨アーバンシックの気配|菊花賞馬2頭は約11か月/約5か月半ぶりの休み明け。馬体の張りや返し馬で、59kgをこなせる状態かを見極めたい。
③ロデオドライブの折り合い|芝2000mは初挑戦。マイラーが2000mで折り合えるか、ルメールがどの位置で我慢させるかを注視したい。
⑥チェルヴィニアの状態|二冠牝馬がマイル不振から距離を戻す一戦。パドックと気配で、本来の走りが戻りそうかを確認したい。
最終オッズと人気|過去は10番人気・12番人気の激走もある差し決着のレース。⑩など新潟巧者の伏兵に妙味が出ていないか最後にチェック。
⚠️ 本記事はnetkeibaの公開データ(過去結果・出走馬データ・コース分析)とJRA公式出馬表をもとにした参考予想です。出走馬・騎手・枠順・馬体重等は変更の可能性があるため、馬券購入前にJRA公式発表で最終確認をお願いします。馬券購入はご自身の判断と責任で、余裕資金の範囲内でお楽しみください。