【新潟記念 2026】完全予想
全頭評価・データ・穴馬まで
徹底解説
🏇 夏の総決算・第62回 農林水産省賞典 新潟記念
勝ったのは〇評価だったゾロアストロ。岩田望来騎手は「本当に勝ててホッとしています。良い馬への依頼をいただいているので、それが結果に結びついて良かったと思います」とコメントし、8月に入って重賞3勝目、今年のJRA重賞6勝目という充実ぶりを示した。2着には▲ロデオドライブが入り、上位3頭はすべて当ブログが印を打っていた馬で占められる決着になった。
◎⑧ダノンシーマはアタマ+アタマの3着に惜敗。川田将雅騎手は「最後までしっかりと自分の力を出し切って、素晴らしい走りでした」と力走を称えたが、これで阪神大賞典・目黒記念に続き重賞3戦連続の3着となり、重賞初制覇は持ち越しとなった。GⅠ馬5頭を相手にした1番人気での接戦は、適性評価そのものは間違っていなかったことを示す内容だった。
総評:◎の軸としての信頼度は間違っていなかったが、◎⑧を軸にした馬連と、1・2着候補を⑧⑤③に絞った3連単へ配分を寄せすぎたのが反省点。2頭軸3連複のように、⑧⑤がともに3着以内なら着順を問わず拾える買い方をもっと本線に厚くしておけば、回収効率はさらに上げられた一戦だった。GⅠ馬5頭を含む混戦を「上がり馬・適性上位」で読み切れたこと自体は、今後の重賞予想にも活かしたい。
買い目の結果:馬連⑧-⑤・③・⑪・④は不的中。ワイド⑧-⑩・⑥、⑤-⑩も不的中。3連複(軸⑧⑤→相手③④⑪②⑥⑩)は⑧⑤③の組み合わせが的中し810円。3連単(1着⑧⑤→2着⑧⑤③→3着③⑪④②⑥⑩)は不的中。合計35点3,500円に対し払戻810円。
🌿 レース概要・コース特性
新潟芝2000m(外回り)ってどんなコース?
決め手
🐎 出走馬一覧(全11頭)
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 斤量 | 脚質 | 新潟芝[1-2-3-外] | 芝2000[1-2-3-外] | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ボーンディスウェイ | 丸山 元気 | 57 | 差 | 0-0-0-1 | 4-2-4-8 | 七夕賞(GⅢ・福島芝2000)5着 |
| 2 | 2 | サヴォーナ | 池添 謙一 | 57 | 先 | 0-0-1-0 | 2-0-0-3 | 七夕賞(GⅢ・福島芝2000)10着 |
| 3 | 3 | ロデオドライブ | C.ルメール | 57 | 差 | 0-0-0-0 | 0-0-0-0 | NHKマイルC(GⅠ・東京芝1600)1着 |
| 4 | 4 | ドゥレッツァ | 田辺 裕信 | 59 | 差 | 1-0-0-0 | 2-1-1-0 | 京都大賞典(GⅡ・京都芝2400)8着 ※約11か月ぶり |
| 5 | 5 | ゾロアストロ | 岩田 望来 | 55 | 差 | 1-0-0-0 | 0-0-0-1 | 皐月賞(GⅠ・中山芝2000)12着 |
| 6 | 6 | チェルヴィニア | 津村 明秀 | 56 | 差 | 1-0-0-0 | 1-0-0-0 | ヴィクトリアマイル(GⅠ・東京芝1600)16着 |
| 6 | 7 | ジュンブロッサム | 杉原 誠人 | 58 | 追 | 1-2-1-1 | 1-2-0-2 | 関越S(OP・新潟芝1800)9着 |
| 7 | 8 | ダノンシーマ | 川田 将雅 | 57 | 差 | 0-0-0-0 | 2-1-0-0 | 目黒記念(GⅡ・東京芝2500)3着 |
| 7 | 9 | アーバンシック | 三浦 皇成 | 59 | 差 | 0-0-0-0 | 1-1-0-3 | 金鯱賞(GⅡ・中京芝2000)14着 ※約5か月半ぶり |
| 8 | 10 | バレエマスター | 菊沢 一樹 | 57 | 追 | 1-1-2-3 | 2-1-0-8 | ジューンS(OP・東京芝1800)6着 |
| 8 | 11 | ステレンボッシュ | 戸崎 圭太 | 56 | 差 | 0-0-0-0 | 0-0-1-2 | 安田記念(GⅠ・東京芝1600)10着 |
※脚質は近走の位置取りによる目安(逃/先/差/追)。着度数はnetkeiba全成績より集計。③は芝2000が初、④は約11か月ぶり・⑨は約5か月半ぶりの実戦。⑦⑩は新潟巧者。
📊 過去データ分析
近年の優勝馬(2017〜2025年・すべて新潟芝2000m)
| 年 | 優勝馬 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 脚質(通過) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | シランケド | 牝5 | 55.0 | 坂井瑠星 | 2 | 追込(11-12) |
| 2024 | シンリョクカ | 牝4 | 54.0 | 木幡初也 | 8 | 先行(2-2) |
| 2023 | ノッキングポイント | 牡3 | 54.0 | 北村宏司 | 2 | 好位(5-6) |
| 2022 | カラテ | 牡6 | 57.5 | 菅原明良 | 10 | 中団(7-7) |
| 2021 | マイネルファンロン | 牡6 | 55.0 | M.デムーロ | 12 | 追込(15-15) |
| 2020 | ブラヴァス | 牡4 | 56.0 | 福永祐一 | 2 | 差し(9-9) |
| 2019 | ユーキャンスマイル | 牡4 | 57.0 | 岩田康誠 | 2 | 追込(13-12) |
| 2018 | ブラストワンピース | 牡3 | 54.0 | 池添謙一 | 1 | 追込(11-11) |
| 2017 | タツゴウゲキ | 牡5 | 55.0 | 秋山真一郎 | 6 | 先行(2-2) |
※出典:netkeiba(過去結果)。新潟記念は2017〜2024年はハンデ戦、2025年から別定戦に変更。条件変更前後の斤量データは単純比較に注意(過去の斤量は各年の負担重量)。
末脚決着が中心
斤量利を活かす
連続で牝馬制覇
'21は12番人気V
今年の勢力図と傾向
netkeiba注目傾向と今年の該当馬
- レース&コース実績種牡馬「モーリス」 → 該当:⑤ゾロアストロ(父モーリス)
- コース実績母父「スニッツェル」 → 該当:③ロデオドライブ・②サヴォーナ(ともに母父スニッツェル)
- このレースが得意な騎手「池添謙一」 → 該当:②サヴォーナ
- コースが得意な騎手「C.ルメール」 → 該当:③ロデオドライブ
- コースが得意な調教師「中内田充正」 → 該当:⑧ダノンシーマ(栗東・中内田厩舎)
- 「このコースが得意な馬」 → ⑩バレエマスター
🎯 予想印まとめ & 総合スコアカード
総合スコアカード(全11頭)
| 印 | 馬名 | 実績・格 | コース・距離適性 | 斤量 | 臨戦・状態 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | ⑧ダノンシーマ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | A |
| 〇 | ⑤ゾロアストロ | ○ | ○ | ◎ | △ | A− |
| ▲ | ③ロデオドライブ | ◎ | △ | ○ | ○ | B+ |
| △ | ⑪ステレンボッシュ | ◎ | ○ | ○ | ○ | B+ |
| △ | ④ドゥレッツァ | ◎ | ◎ | × | × | B |
| ☆ | ⑥チェルヴィニア | ◎ | ○ | ○ | × | B− |
| 注 | ②サヴォーナ | ○ | ○ | ○ | △ | B− |
| 穴 | ⑩バレエマスター | △ | ◎ | ○ | △ | B− |
| ✕ | ⑨アーバンシック | ◎ | ○ | × | × | C+ |
| ✕ | ⑦ジュンブロッサム | △ | ○ | △ | × | C |
| ✕ | ①ボーンディスウェイ | △ | △ | ○ | △ | D |
※評価は実データ(着度数・前走・血統・斤量・臨戦・騎手)に基づく筆者の主観評価です。◎=非常に良い/○=良い/△=平凡/×=割引。GⅠ馬でも斤量・休み明け・距離適性を割り引いています。
💣 今週の穴・この1頭
人気の盲点になりそうな組から1頭挙げるならバレエマスター。GⅠ馬が居並ぶメンバーで想定は最低人気クラスですが、注目すべきは今年の新潟大賞典(GⅢ・新潟芝2000)で2着に走っていること。しかも12番手の後方から上がり33.4秒で0.1秒差まで詰めており、まさにこの舞台・この距離での好走実績があります。netkeibaの「このコースが得意な馬」でも最上位に挙がる、隠れた新潟巧者です。
脚質・枠も味方します。追い込み一手の末脚型は、長い直線の新潟外回りで生きるタイプ。差し・追込が決まる当レースの傾向にぴたりで、外めの8枠もスムーズに外へ出せる利点があります。菊沢一樹が継続騎乗で手の内に入れている点も心強い。人気の実力馬が59kgや久々で足踏みすれば、展開ひとつで浮上する下地は十分あります。
弱点も正直に書きます。重賞勝ちはなく、実績は新潟大賞典(GⅢ)2着までで、GⅠ馬との格比較では見劣ります。7歳で目立った上積みも望みにくく、後方すぎる位置取りだと届かないリスクもある。だからこそ頭で狙うより、3連系の3列目やワイドの相手として拾いたい1頭。前が総崩れになる末脚勝負になったとき、二桁人気での激走があっても驚けません。
📝 全頭評価(◎〜消し・全11頭)
⑧ ダノンシーマ7枠8番
牡4/川田将雅/57.0kg/栗東・中内田充正/父キタサンブラック×母父Include
前走目黒記念(GⅡ・東京芝2500)3着- 芝2000mが[2-1-0-0]と一度も崩れておらず、白富士S(2000)は上がり32.7秒で完勝。長い直線の末脚勝負に合う
- 目黒記念(GⅡ)3着・阪神大賞典(GⅡ)3着と、重賞・GⅡでも通用する力を示してきた充実の4歳。父キタサンブラックの持続力も魅力
- 管理する中内田充正厩舎はnetkeibaの当コース得意調教師に合致。川田将雅が継続騎乗で手の内に入れている
- 重賞は3着どまりで勝ち切りはこれから。GⅠ馬相手に一枚上の決め手を出せるかは試される
- 差し脚質のため、極端に上がりのかからない展開だと持ち味を活かしにくい
⑤ ゾロアストロ5枠5番
牡3/岩田望来/55.0kg/美浦・宮田敬介/父モーリス×母父ディープインパクト
前走皐月賞(GⅠ・中山芝2000)12着- きさらぎ賞(GⅢ)を勝ち、東京スポーツ杯2歳S2着・サウジアラビアRC3着と、世代上位の実績を持つ3歳馬
- 古馬相手に3歳55kgで挑める斤量利は大きく、過去の新潟記念でも3歳の好走が目立つ。父モーリスは当レース&当コースの実績種牡馬に合致
- 末脚を活かせる差し脚質で、新潟の長い直線は向く。皐月賞以来の休み明けで、立て直されていれば巻き返しも期待できる
- 前走・皐月賞は12着と大敗し、立て直しの一戦。折り合いと展開が問われる
- 芝2000は皐月賞の1戦のみ([0-0-0-1])で、この距離での好走はこれから示す必要がある
③ ロデオドライブ3枠3番
牡3/C.ルメール/57.0kg/美浦・辻哲英/父サートゥルナーリア×母父スニッツェル
前走NHKマイルC(GⅠ・東京芝1600)1着- 前走・NHKマイルC(GⅠ)を勝った世代トップのマイラー。1勝クラス・新馬も含めキャリア[3-1-0-0]と底を見せていない
- 鞍上はnetkeibaの当コース得意騎手C.ルメール、母父スニッツェルは当コース実績母父に合致。後方から差す競馬もできる
- 3歳で57kgと、GⅠ馬にしては恵まれた斤量
- これまで芝1600mしか使っておらず、芝2000mは初挑戦。400mの距離延長に対応できるかが最大の未知数
- NHKマイルCから約3か月半ぶりでの距離延長ローテで、折り合いと最後の一完歩が問われる
⑪ ステレンボッシュ8枠11番
牝5/戸崎圭太/56.0kg/美浦・宮田敬介/父エピファネイア×母父ルーラーシップ
前走安田記念(GⅠ・東京芝1600)10着- 桜花賞を勝ったGⅠ馬で、地力は当然上位。2走前のエプソムC(GⅢ・1800)2着と復調気配を見せている
- 差して伸びる脚質は長い直線の新潟外回りに合い、牝馬56kgの斤量も恵まれる。同じ宮田厩舎の管理で状態面は信頼できる
- 芝2000mは勝ち鞍がなく([0-0-1-2])、マイル路線から距離を延ばす一戦。安田記念10着と近走は安定を欠く
- エリザベス女王杯10着など2000m級での凡走もあり、距離適性の見極めが難しい
④ ドゥレッツァ4枠4番
牡6/田辺裕信/59.0kg/美浦・尾関知人/父ドゥラメンテ×母父More Than Ready
前走京都大賞典(GⅡ・京都芝2400)8着 ※約11か月ぶり- 菊花賞を勝ったGⅠ馬で、芝2000mは[2-1-1-0]と一度も馬券圏を外していない。ジャパンC2着など一線級での実績も豊富
- 新潟に勝ち鞍があり、当コースへの適性も持っている。地力だけならメンバー最上位クラス
- 前走・京都大賞典('25年10月)以来、約11か月ぶりの実戦。長期休養明けの仕上がりは大きな不安
- 菊花賞馬として59kgの重い斤量を課され、久々との相乗効果でどこまで動けるか未知数
⑥ チェルヴィニア6枠6番
牝5/津村明秀/56.0kg/美浦・木村哲也/父ハービンジャー×母父キングカメハメハ
前走ヴィクトリアマイル(GⅠ・東京芝1600)16着- オークス・秋華賞を制した二冠牝馬で、地力はメンバー屈指。秋華賞は芝2000mでの勝利で、距離を戻す今回は適性面でプラス
- 本来は末脚が武器の差し馬で、長い直線の新潟外回りは向く。牝馬56kgの斤量も恵まれる
- 近走のマイルGⅠでは、昨秋のマイルCS10着・今春のヴィクトリアマイル16着と結果が出ていない。本来の走りを取り戻せていない
- 距離を2000に戻して一変があるかは半信半疑で、状態面の見極めが難しい
② サヴォーナ2枠2番
牡6/池添謙一/57.0kg/栗東・中竹和也/父キズナ×母父スニッツェル
前走七夕賞(GⅢ・福島芝2000)10着- 福島民報杯(L・2000)を勝ち、オールカマー(GⅡ)4着など重賞・GⅡでも通用する力がある。芝2000での好走歴も豊富
- 母父スニッツェルはnetkeibaの当コース実績母父、鞍上の池添謙一はこのレースの得意騎手に合致する
- 前走・七夕賞は10着と案外で、勢いを欠く。近走は好不調の波がある
- 先行〜好位からの競馬で、差し・追込有利の当レースでは展開に左右されやすい
⑩ バレエマスター8枠10番
牡7/菊沢一樹/57.0kg/栗東・梅田智之/父スピルバーグ×母父スウェプトオーヴァーボード
前走ジューンS(OP・東京芝1800)6着- 今年の新潟大賞典(GⅢ・新潟芝2000)で2着。12番手から上がり33.4秒で0.1秒差まで詰めており、まさに当舞台・当距離での好走実績がある
- 新潟芝は[1-1-2-3]と当コースで安定。netkeibaの「このコースが得意な馬」でも最上位に挙がる。追込脚質は長い直線に向く
- 重賞勝ちはなく、実績は新潟大賞典(GⅢ)2着まで。GⅠ馬が揃うメンバーでは格比較で見劣る
- 7歳で上積みは乏しく、後方すぎる位置取りだと末脚が届かないリスクがある
⑨ アーバンシック7枠9番
牡5/三浦皇成/59.0kg/美浦・武井亮/父スワーヴリチャード×母父ハービンジャー
前走金鯱賞(GⅡ・中京芝2000)14着 ※約5か月半ぶり- 菊花賞を勝ったGⅠ馬で、昨秋の天皇賞(秋)5着(上がり32.2秒)と一線級での実績がある。地力なら当然上位
- 前走・金鯱賞('26年3月)は14着大敗で、そこから約5か月半ぶりの休み明け。仕上がりに不安が大きい
- 菊花賞馬として59kgの重い斤量を課され、久々との相乗効果で評価を置きづらい
⑦ ジュンブロッサム6枠7番
牡7/杉原誠人/58.0kg/栗東・友道康夫/父ワールドエース×母父クロフネ
前走関越S(OP・新潟芝1800)9着- 2024年に富士S(GⅡ)を制した重賞ウイナー。地力そのものはこのメンバーでも侮れない
- 新潟芝が[1-2-1-1]と当コースで堅実。前走・関越Sでは上がり32.0秒とメンバー最速級の末脚を繰り出している
- 近走はマイル路線を中心に9着・9着・11着と凡走続きで、勢いを欠く。58kgの斤量も楽ではない
- 後方一気の脚質で、位置取りが後ろすぎると末脚が届かない
① ボーンディスウェイ1枠1番
牡7/丸山元気/57.0kg/美浦・牧光二/父ハーツクライ×母父Platini
前走七夕賞(GⅢ・福島芝2000)5着- 芝2000mは[4-2-4-8]と勝ち鞍もあり堅実。前走・七夕賞5着とまずまずの走りで、大きく崩れないタイプ
- 近走は目黒記念・ダイヤモンドSなど長距離を中心に使っており、GⅢの一線級とは決め手で見劣りする
- 7歳で上昇余地は乏しく、GⅠ馬が揃うここでは最も評価を置きづらい。想定は最低人気クラス