【小倉記念 2026】完全予想
全頭評価・データ・穴馬まで
徹底解説
🏇 夏の小倉のメイン・第62回 農林水産省賞典 小倉記念
勝ったのは①ゼンダンハヤブサ。当ブログが✕評価に置いた1頭だった。ここが今回いちばん痛いところで、この馬は1枠1番・52kg。本紙が記事の中で「軽ハンデ×内枠×先行力」「過去10年の勝ち馬は1〜3枠から7勝」「優勝馬の半数以上が54kg以下」と繰り返し書いた、その条件のど真ん中にいた馬である。格上挑戦を理由に消してしまったが、メンバー最速の上がり33.1秒で内から抜け出した。酒井学騎手も「絶好枠を活かせた」と振り返っている。自分で立てたデータの結論を、自分の印で否定していたことになる。
◎②タガノアビーは9着。通過順は11-9-10-8で、狙っていた前目のポジションは取れていない。幸英明騎手は「3コーナーで1頭、下がってくる馬がいて、それが痛かったです。そのあたりでリズムを崩してしまいました」と説明し、あわせて「距離はもう少しあった方がいいのかなと思います」とも語った。なお注評価の⑤エヒトが4番手から13番手まで後退しており(4コーナーで競走中止)、時間帯としては符合するが、幸騎手が馬名を挙げたわけではないので断定はしない。上がり35.0秒は決して悪くなく、位置と流れが噛み合わなかった一戦だった。
⑤エヒト(注)は4コーナーで競走中止。JRAの発表は「左後肢跛行」。2023年にこのレースを勝った9歳馬で、無事を願いたい。なおこの中止は本紙の◎の敗因とは切り離して考えるべきで、②タガノアビーが伸びきれなかったのは位置取りと距離適性の問題である。
総評:記事では「実力なら⑰ジョバンニが上だが、8枠57.5kgをこのレースで信頼はできない」と書いて△に落とした。その⑰は2着に来た。つまり見立ては当たっていて、印だけが間違っていた。さらに1着は自分がデータで示した条件に最も合う馬を✕にしていた。読みの精度ではなく、読みを印と買い目に落とし込む段階で崩れている。◎はこれで5週続けて馬券圏外。上位人気2頭を軸に据える組み方はいったん止め、記事内のデータ結論と印が矛盾していないかを公開前に必ず突き合わせる工程を入れる。外した以上、正直に記録しておく。
買い目の結果:結果は①−⑰−⑱。馬連②−⑥⑨⑰⑱は②が9着で不的中。保険のワイド⑥−⑨は4着・6着でどちらも3着内に入れず不的中、穴狙いのワイド②−⑬も不的中。本線の3連複(軸②⑥→⑨⑰⑱⑤⑬)は軸2頭が圏外で不成立。3連単14点も不的中。25点・全て不的中(払戻0円)。参考までに、この日の3連複①⑰⑱は22,060円だった。
🌿 レース概要・コース特性
小倉芝2000mってどんなコース?
🐎 出走馬一覧(全18頭)
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 斤量 | 脚質 | 小倉[1-2-3-外] | 芝2000[1-2-3-外] | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ゼンダンハヤブサ | 酒井 学 | 52 | 差 | 1-0-0-1 | 0-0-0-0 | 花のみちS(3勝・阪神芝1600)5着 |
| 1 | 2 | タガノアビー | 幸 英明 | 54 | 差 | 1-0-0-0 | 2-1-0-1 | シドニーT(3勝・京都芝2000)1着 |
| 2 | 3 | ナムラエイハブ | 田山 旺佑 | 56 | 先 | 0-0-0-2 | 0-1-1-2 | ジューンS(OP・東京芝1800)9着 |
| 2 | 4 | コパノサントス | 藤懸 貴志 | 53 | 差 | 0-0-1-1 | 0-2-2-4 | 都大路S(L・京都芝1800)10着 |
| 3 | 5 | エヒト | 吉村 誠之助 | 58 | 先 | 2-0-0-0 | 3-0-2-9 | 天皇賞(春)(GI・京都芝3200)15着 |
| 3 | 6 | ガイアメンテ | 川田 将雅 | 57 | 差 | 0-1-0-1 | 0-3-0-1 | 都大路S(L・京都芝1800)1着 |
| 4 | 7 | トータルクラリティ | 国分 優作 | 53 | 先 | 0-0-0-0 | 0-0-0-0 | 大阪-ハンブルクC(OP・阪神芝2600)12着 |
| 4 | 8 | サフィラ | 西村 淳也 | 55.5 | 差 | 0-0-0-0 | 0-0-0-3 | 新潟大賞典(GIII・新潟芝2000)13着 |
| 5 | 9 | ジーティーアダマン | 松山 弘平 | 57 | 先 | 0-0-0-0 | 1-1-0-1 | 都大路S(L・京都芝1800)3着 |
| 5 | 10 | マイネルメモリー | 菱田 裕二 | 54 | 差 | 2-1-0-3 | 2-0-2-8 | メトロポリタンS(L・東京芝2400)8着 |
| 6 | 11 | カネフラ | 富田 暁 | 53 | 追 | 0-0-0-3 | 4-1-0-12 | 大阪-ハンブルクC(OP・阪神芝2600)7着 |
| 6 | 12 | ケイズレーヴ | 渡辺 竜也 | 56 | 差 | 0-0-0-0 | 0-0-0-0 | オグリキャップ記念(重賞・笠松ダ1400)1着 |
| 7 | 13 | カエルム | M.デムーロ | 52 | 差 | 0-2-0-1 | 0-0-2-2 | ストークS(3勝・阪神芝2200)14着 |
| 7 | 14 | ウエストナウ | 高杉 吏麒 | 57.5 | 差 | 0-0-0-0 | 2-0-0-2 | メトロポリタンS(L・東京芝2400)1着 |
| 7 | 15 | テーオーソラネル | 田口 貫太 | 55 | 先 | 0-0-0-2 | 4-0-0-6 | オクトーバーS(L・東京芝2000)15着 |
| 8 | 16 | ノーランサンライズ | 今村 聖奈 | 50 | 差 | 1-0-0-0 | 2-1-1-5 | バーデンバーデンC(3勝・福島芝2000)8着 |
| 8 | 17 | ジョバンニ | J.コレット | 57.5 | 差 | 1-0-0-0 | 1-4-0-2 | QE2世C(GI・シャティン芝2000)5着 |
| 8 | 18 | レーゼドラマ | 松若 風馬 | 55.5 | 逃 | 1-0-0-0 | 2-0-0-2 | 福島牝馬S(GIII・福島芝1800)6着 |
※脚質は近走の位置取りによる目安(逃=逃げ/先=先行/差=差し/追=追込)。着度数はnetkeiba全成績より集計。①⑦は芝2000未経験、⑫は地方所属で全20走すべてダート・芝は初出走、⑮は約1年9ヶ月ぶりの実戦。
📊 過去10年データ分析
過去10年の優勝馬
| 年 | 優勝馬 | 性齢 | 斤量 | 枠 | 騎手 | 人気 | 馬場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | イングランドアイズ | 牝5 | 51 | 1 | 松若風馬 | 9 | 良 |
| 2024 | リフレーミング | 牡6 | 57 | 1 | 川田将雅 | 1 | 良 |
| 2023 | エヒト | 牡6 | 58 | 2 | 川田将雅 | 3 | 良 |
| 2022 | マリアエレーナ | 牝4 | 54 | 1 | 松山弘平 | 2 | 良 |
| 2021 | モズナガレボシ | 牡4 | 53 | 8 | 松山弘平 | 6 | 稍 |
| 2020 | アールスター | 牡5 | 53 | 3 | 長岡禎仁 | 10 | 良 |
| 2019 | メールドグラース | 牡4 | 57.5 | 6 | 川田将雅 | 1 | 良 |
| 2018 | トリオンフ | セ4 | 57 | 8 | 武豊 | 1 | 良 |
| 2017 | タツゴウゲキ | 牡5 | 52 | 2 | 秋山真一 | 4 | 良 |
| 2016 | クランモンタナ | 牡7 | 54 | 3 | 和田竜二 | 11 | 良 |
※'24年のみ小倉開催中止のため中京競馬場で施行。枠順は各年の結果ページから1件ずつ確認しています。
今年は①〜⑥が該当
軽ハンデ天国
このレースの名手
'20は10人気
枠順・脚質の傾向
今年の前哨戦構成(前走ローテ)
※出典:netkeiba(過去結果・コース傾向・前走データ)
netkeiba注目傾向と今年の該当馬
- 小倉記念が得意な騎手「M.デムーロ」 → 該当:⑬カエルム
- 小倉記念の実績種牡馬「イスラボニータ」 → 該当:④コパノサントス(父イスラボニータ)
- 小倉芝2000mが得意な騎手「川田将雅」(当レース3勝) → 該当:⑥ガイアメンテ
- 小倉芝2000mが得意な調教師「森秀行」 → 該当:⑤エヒト
- 小倉芝2000mの実績種牡馬「エピファネイア」 → 該当:⑰ジョバンニ(父エピファネイア)
- 小倉芝2000mの実績母父「Concorde's Tune」 → 該当:⑥ガイアメンテ(母父Concorde's Tune)
- 「このコースが得意な馬」 → ⑯ノーランサンライズ・⑱レーゼドラマ・⑤エヒト
- 能力データ上位 → ③ナムラエイハブ・⑤エヒト・⑰ジョバンニ|上昇度上位 → ⑨ジーティーアダマン・⑰ジョバンニ・⑱レーゼドラマ|距離データ上位 → ②タガノアビー・⑥ガイアメンテ・⑰ジョバンニ
⑥ガイアメンテは「コース得意騎手(川田)・コース実績母父・有利枠(3枠)・距離データ上位」と符合が多く、⑤エヒトも「コース得意調教師・コース得意馬・有利枠・過去の優勝馬」と揃っています。
🎯 予想印まとめ & 総合スコアカード
総合スコアカード(全18頭)
| 印 | 馬名 | 実績 | コース・距離適性 | 斤量 | 枠 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | ②タガノアビー | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | A |
| 〇 | ⑥ガイアメンテ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | A |
| ▲ | ⑨ジーティーアダマン | ○ | ○ | ○ | ◎ | B+ |
| △ | ⑰ジョバンニ | ◎ | ◎ | △ | × | B+ |
| ☆ | ⑱レーゼドラマ | ○ | ◎ | ○ | × | B |
| 注 | ⑤エヒト | ◎ | ◎ | × | ◎ | B |
| 穴 | ⑬カエルム | △ | ○ | ◎ | △ | B− |
| ✕ | ⑯ノーランサンライズ | △ | ○ | ◎ | × | C+ |
| ✕ | ⑭ウエストナウ | ○ | ○ | △ | △ | C+ |
| ✕ | ③ナムラエイハブ | ○ | △ | ○ | ◎ | C+ |
| ✕ | ⑩マイネルメモリー | △ | ○ | ○ | ○ | C |
| ✕ | ⑮テーオーソラネル | △ | ○ | ○ | △ | C |
| ✕ | ④コパノサントス | △ | △ | ◎ | ○ | C |
| ✕ | ⑪カネフラ | △ | ○ | ◎ | ○ | C− |
| ✕ | ⑧サフィラ | ○ | × | △ | △ | C− |
| ✕ | ①ゼンダンハヤブサ | △ | × | ◎ | ◎ | D |
| ✕ | ⑦トータルクラリティ | × | × | ◎ | △ | D |
| ✕ | ⑫ケイズレーヴ | △ | × | ○ | ○ | D |
※評価は実データ(着度数・前走・血統・枠・斤量・騎手)に基づく筆者の主観評価です。◎=非常に良い/○=良い/△=平凡/×=割引。
💣 今週の穴・この1頭
無印になりそうな組から1頭だけ大胆に狙うならカエルム。理由は2つあって、どちらもこのレースの本質に直結しています。ひとつは52kgという超軽ハンデ。すでに触れた通り、小倉記念は過去10年の優勝馬の半数以上が54kg以下で、'17年には52kgのタツゴウゲキが勝っています。もうひとつが鞍上——netkeibaが「このレースが得意な騎手」の筆頭に挙げるのがM.デムーロです。軽ハンデと、レースを知り尽くした鞍上。この2つが同時に乗る馬は、今年はこの1頭しかいません。
小倉実績も悪くない。小倉は[0-2-0-1]で、2着が2回。昨冬から今春にかけて海の中道特別で2着、皿倉山特別で4着と、当地の長めの距離で堅実に走っています。潮来特別(中山芝2500)では逃げ切って勝っており、小回りで前に付けて粘る形は明らかに合う。距離も2200〜2600を使ってきた馬にとって2000mは忙しくなる可能性はありますが、下り坂で加速する小倉なら流れに乗りやすいはずです。
弱点は正直に書きます。前走のストークS(3勝クラス)で1番人気14着と大きく崩れており、この内容だけを見れば買いにくい。クラスも3勝クラスで、重賞では実績上位馬に見劣りするのは事実です。だから頭では狙いません。3連複の3列目とワイドの相手まで。52kg×M.デムーロという「このレースだけの武器」を持った一頭として、押さえておく価値は十分にあります。
📝 全頭評価(◎〜消し・全18頭)
② タガノアビー1枠2番
牝4/幸英明/54.0kg/栗東・千田輝彦/父アニマルキングダム×母父アイルハヴアナザー
前走シドニーT(3勝クラス・京都芝2000)1着- 1枠2番・54kg・4歳牝馬という条件が、'22年に同じ1枠2番・54kg・4歳牝馬で勝ったマリアエレーナと完全に重なる
- 芝2000は[2-1-0-1]で崩れておらず、netkeibaの距離データも1位。舞台適性は出走馬でも上位
- 前走シドニーT(京都芝2000)を後方から差し切って勝利。上昇カーブの途中にある
- 小倉は[1-0-0-0]と勝った経験あり。過去10年で6勝の「54kg以下」に該当する
- 3勝クラスを勝ち上がったばかりで、重賞は今回が初挑戦。一気の相手強化
- 差し脚質。直線293mの小倉で、前が止まらない展開だと届かないリスク
- 前走は13番手からの競馬。同じ形では位置取りが後ろすぎる懸念
⑥ ガイアメンテ3枠6番
牡5/川田将雅/57.0kg/栗東・須貝尚介/父ドゥラメンテ×母父Concorde's Tune
前走都大路S(L・京都芝1800)1着- 鞍上・川田将雅はnetkeibaの「小倉芝2000mが得意な騎手」で、この小倉記念を3勝している名手
- 母父Concorde's Tuneがコース実績母父にそのまま該当。血統面の裏付けがある
- 3枠は当レースの有利枠。小回りをロスなく立ち回れる絶好の位置
- 前走・都大路S(L)を完勝し、福島民報杯でも2着。オープンでの安定感は高い
- 芝2000は[0-3-0-1]で、この距離ではまだ勝ち星がない。2着止まりが3回
- 57kgは軽ハンデ勢との差が大きく、データ上の「54kg以下」からは外れる
- 小倉は[0-1-0-1]で、小倉大賞典は7着。当地で勝ち切れていない
⑨ ジーティーアダマン5枠9番
牡4/松山弘平/57.0kg/栗東・上村洋行/父ルーラーシップ×母父マンハッタンカフェ
前走都大路S(L・京都芝1800)3着- netkeibaの上昇度データ1位。難波S・飛鳥Sと2000m前後で結果を出してきた4歳
- 鞍上・松山弘平は'21・'22とこのレースを連覇している得意騎手
- 先行力があり「先行有利」のデータに合致。5枠もコース有利枠に入る
- 前走・都大路Sは1番人気で3着。勝ったガイアメンテとは0.4秒差で力量差は小さい
- 小倉は初コース。小回り・下り坂への対応は未知数
- 菊花賞18着・セントライト記念11着と、大きな舞台では大敗の経験も
- 57kgはハンデ戦では軽くなく、上がり馬としては背負わされた印象
⑰ ジョバンニ8枠17番
牡4/J.コレット/57.5kg/栗東・杉山晴紀/父エピファネイア×母父Footstepsinthesand
前走クイーンエリザベス2世C(GI・シャティン芝2000)5着- 金鯱賞(GII)でシェイクユアハートと同タイムの2着。能力データ・距離データとも上位
- 前走は香港のQE2世C(GI)で5着。世界レベルを経験してきた4歳
- 父エピファネイアは小倉芝2000mのコース実績種牡馬。小倉は[1-0-0-0]で勝ち星もある
- 芝2000は[1-4-0-2]と連対率が高く、この距離のスペシャリスト
- 8枠17番。過去10年で1〜3枠が7勝という当レースでは、最も嫌われる並び
- 57.5kgのトップハンデ級。データが示す「54kg以下」とは真逆
- 芝2000で2着が4回と、勝ち切れない面もある。差し脚質で直線も短い
⑱ レーゼドラマ8枠18番
牝4/松若風馬/55.5kg/栗東・辻野泰之/父キズナ×母父Burning Roma
前走福島牝馬S(GIII・福島芝1800)6着- 今年2月の小倉日経オープンを、まさにこの小倉芝2000mで逃げ切り勝ち。舞台適性は証明済み
- netkeibaの「このコースが得意な馬」に該当し、上昇度データも3位
- 逃げ脚質は、コース傾向が示す有利脚質そのもの。ハナを切れれば流れを支配できる
- 鞍上・松若風馬は昨年イングランドアイズでこのレースを制した相性の良い騎手
- 大外18番。逃げ馬にとって外枠は、ハナを取るまでの消耗が大きい
- 福島牝馬S6着・中山牝馬S6着と、重賞では前に行っても止まっている
- 秋華賞17着など、相手が強くなると苦戦する傾向
⑤ エヒト3枠5番
牡9/吉村誠之助/58.0kg/栗東・森秀行/父ルーラーシップ×母父ディープインパクト
前走天皇賞(春)(GI・京都芝3200)15着- '23年にこのレースを勝った実績馬。小倉は[2-0-0-0]と2戦2勝で一度も負けていない
- 管理する森秀行厩舎はnetkeibaの「小倉芝2000mが得意な調教師」に該当
- 3枠は当レースの有利枠。能力データも2位で、コース得意馬にも挙げられている
- 今年もAJCC3着・日経賞4着とGIIで健在ぶりを示しており、まだ力は落ちていない
- 9歳。さすがに全盛期のキレを求めるのは酷で、上昇余地はない
- 58kgのトップハンデ。'23年に勝った時も58kgだったとはいえ、当時は6歳だった
- 前走は天皇賞(春)で15着。3200mからの大幅な距離短縮で、反動も心配
⑬ カエルム7枠13番
牡5/M.デムーロ/52.0kg/栗東・安田翔伍/父ブラックタイド×母父キングカメハメハ
前走ストークS(3勝クラス・阪神芝2200)14着- 鞍上M.デムーロはnetkeibaが示す「このレースが得意な騎手」の筆頭
- 52kgは出走馬でも最軽量級。'17年には52kgのタツゴウゲキが勝っている
- 小倉は[0-2-0-1]で2着が2回。潮来特別では逃げ切り勝ちもあり、小回りの前々は合う
- 前走ストークSは1番人気で14着と、大きく崩れたばかり
- 3勝クラスの馬で、重賞の実績上位馬とは格が違う
- 2200〜2600を使ってきた馬で、2000mは忙しくなる可能性
⑯ ノーランサンライズ8枠16番
牝4/今村聖奈/50.0kg/栗東・佐藤悠太/父キタサンブラック×母父クロフネ
前走バーデンバーデンC(3勝クラス・福島芝2000)8着- 50kgは出走馬で最軽量。斤量の恩恵はメンバー最大で、軽ハンデ天国のこのレース向き
- netkeibaの「このコースが得意な馬」の筆頭に挙げられ、小倉は[1-0-0-0]
- 芝2000は[2-1-1-5]で、この距離での勝ち鞍もある。今村聖奈は騎手データ3位
- 近走はバーデンバーデンC8着・シドニーT11着・湾岸S16着と、3勝クラスでも足踏み
- 8枠16番の外枠。過去10年の傾向とは逆で、差し脚質だとロスが大きい
- 重賞は初挑戦で、一気の相手強化に対応できるかは未知数
⑭ ウエストナウ7枠14番
牡5/高杉吏麒/57.5kg/栗東・寺島良/父キズナ×母父Frankel
前走メトロポリタンS(L・東京芝2400)1着- 前走・メトロポリタンS(L)を勝ち、大阪-ハンブルクCでも2着。今の充実度は高い
- 一昨秋のアンドロメダS(L・京都芝2000)勝ちがあり、2000mでもやれる下地はある
- 高杉吏麒×寺島良厩舎はnetkeibaでも好成績のコンビとして紹介されている
- 57.5kgのトップハンデ級。軽ハンデ有利のこのレースでは明確な減点
- 近走は2400・2600mで結果を出した長距離型。2000mへの短縮は忙しい
- 重賞では中山金杯11着・鳴尾記念13着と、まだ通用を示せていない。小倉も初
③ ナムラエイハブ2枠3番
牡5/田山旺佑/56.0kg/栗東・長谷川浩大/父リアルスティール×母父エンパイアメーカー
前走ジューンS(OP・東京芝1800)9着- netkeibaの能力データ1位。今年の小倉大賞典で4着と、当地の重賞で好走歴がある
- 2枠は小倉記念・コース傾向の両方で有利枠に挙がる絶好の並び
- 常に2〜3番手を進む先行力があり、「先行有利」のデータに合致する
- ジューンS9着・都大路S7着・大阪城S8着と、近走は掲示板も外す内容が続く
- 芝2000は[0-1-1-2]で勝ち星がなく、この距離での決め手は平凡
- 小倉は[0-0-0-2]。当地では2戦とも馬券圏外に沈んでいる
⑩ マイネルメモリー5枠10番
牡6/菱田裕二/54.0kg/栗東・宮徹/父ゴールドシップ×母父スターオブコジーン
前走メトロポリタンS(L・東京芝2400)8着- 小倉は[2-1-0-3]で2勝・2着1回。出走馬でも屈指の当地実績を持つ
- 54kgはデータが示す「54kg以下」に該当。5枠もコース有利枠に入る
- 父ゴールドシップで、タフな流れや渋った馬場になれば浮上の余地
- AJCC15着など重賞では歯が立たず、通用の裏付けがない
- 今年2月の小倉日経オープン(小倉芝2000)は6着。同舞台で結果が出ていない
- 差し脚質で、直線の短い小倉では展開の助けが要る
⑮ テーオーソラネル7枠15番
牡7/田口貫太/55.0kg/栗東・須貝尚介/父シルバーステート×母父キングヘイロー
前走オクトーバーS(L・東京芝2000)15着 ※2024年10月- 芝2000は[4-0-0-6]で4勝。距離適性そのものは確かなものがある
- 55kgと斤量は手頃。'23年の七夕賞では10着ながら2番手から粘る競馬を見せていた
- 須貝尚介厩舎の管理馬で、立て直しが実れば侮れない
- 前走が2024年10月で、約1年9ヶ月ぶりの実戦。仕上がりも実戦勘も未知数
- 7歳。長期離脱明けの高齢馬に、いきなり重賞で走れというのは酷
- 小倉は[0-0-0-2]で当地の好走歴がない
④ コパノサントス2枠4番
牡6/藤懸貴志/53.0kg/栗東・梅田智之/父イスラボニータ×母父ハービンジャー
前走都大路S(L・京都芝1800)10着- 父イスラボニータはnetkeibaが示す「このレースの実績種牡馬」にそのまま該当
- 53kgの軽ハンデ+2枠という、データ的には理想的な組み合わせ
- 一昨秋の古都S(3勝クラス)勝ちなど、長丁場での地力はある
- 芝2000は[0-2-2-4]で勝ち星がない。本質的には3000m前後の長距離型
- 都大路S10着・メトロポリタンS12着・阪神大賞典10着と、近走は総じて大敗
- 2000mへの短縮は忙しく、差し脚質で直線も短い
⑪ カネフラ6枠11番
牡6/富田暁/53.0kg/栗東・高橋康之/父グランデッツァ×母父キングカメハメハ
前走大阪-ハンブルクC(OP・阪神芝2600)7着- 芝2000は[4-1-0-12]で4勝。数字の上ではこの距離を最も得意にしている
- 53kgの軽ハンデで、データが示す「54kg以下」に該当する
- 今年2月の小倉日経オープンで5着と、同舞台で大きくは負けていない
- 小倉は[0-0-0-3]で3戦とも馬券圏外。直線の短い当地は明らかに向かない
- 後方一気の追込一辺倒。「先行有利」のこのコースとは真逆の脚質
- 中日新聞杯17着・京都大賞典11着など重賞では大敗続き。3ヶ月半ぶりも不安
⑧ サフィラ4枠8番
牝5/西村淳也/55.5kg/栗東・池添学/父ハーツクライ×母父Lomitas
前走新潟大賞典(GIII・新潟芝2000)13着- 京都記念5着・エリザベス女王杯7着と、GI・GIIで戦ってきた実績馬
- 父ハーツクライで、本来はタフな中距離で力を発揮する血統
- 4枠はコース有利枠に該当し、位置取りの自由は利く
- 芝2000は[0-0-0-3]。3戦して一度も掲示板に載っておらず、この距離は明確に合っていない
- 前走・新潟大賞典13着、金鯱賞9着と、今年に入って結果が出ていない
- 小倉は未経験。小回り替わりでの上昇は見込みにくい
① ゼンダンハヤブサ1枠1番
牡4/酒井学/52.0kg/栗東・橋田宜長/父スマートオーディン×母父アグネスタキオン
前走花のみちS(3勝クラス・阪神芝1600)5着- 1枠1番は当レースの最有利枠。52kgの超軽ハンデも条件的には申し分ない
- 小倉は[1-0-0-1]で勝ち星がある。当地の経験自体はプラス
- 天神橋特別を勝つなど、3勝クラスで安定して上位に来ている4歳
- これまで芝1600〜1800を使っており、芝2000は今回が初めて。適性が全くの未知数
- 3勝クラスで頭打ちの状態が続き、重賞は初挑戦
- 差し脚質で、最内枠だと包まれて仕掛けが遅れるリスク
⑦ トータルクラリティ4枠7番
セ4/国分優作/53.0kg/栗東・池添学/父バゴ×母父スペシャルウィーク
前走大阪-ハンブルクC(OP・阪神芝2600)12着- 53kgの軽ハンデ。データが示す「54kg以下」には該当する
- 父バゴでタフな条件は苦にしない血統。渋った馬場なら見直す余地
- 4枠はコース有利枠で、先行力があれば位置は取れる
- 芝2000も小倉も経験がなく、ともに[0-0-0-0]。適性の裏付けが何もない
- 大阪-ハンブルクC12着・ダイヤモンドS14着と、近走は二桁着順が続く
- 3ヶ月半の休み明けで、休養明け初戦の成績も[0-0-0-3]と大きく割引
⑫ ケイズレーヴ6枠12番
牡4/渡辺竜也/56.0kg/地方・榎屋充/父ブリックスアンドモルタル×母父ディープブリランテ
前走オグリキャップ記念(重賞・笠松ダ1400)1着- 前走・オグリキャップ記念(笠松の重賞)を勝ったばかりで、地方では実績上位
- 兵庫ゴールドT(JpnIII)で5着と、交流重賞でも大きくは負けていない
- 父ブリックスアンドモルタルは芝のGI馬。血統的に芝が全く駄目とは限らない
- デビューから全20走すべてダートで、芝は今回が初出走。適性は完全に未知数
- これまでダ1400〜1500が主戦場。芝2000mへの距離延長は600m以上
- 中央の芝重賞は相手が一気に強化される。小倉も初コース