【神戸新聞杯 2026】完全予想
全頭評価・データ・穴馬まで
徹底解説
🍁 菊花賞への出発点|第74回 産経賞 神戸新聞杯・阪神芝2400m(外回り)
◎に据えた二冠馬ロブチェンがハナ差の辛勝ながら押し切り、菊花賞に向けて視界良好の内容に。松山弘平騎手は「差はわずかとなってしまったんですけれども、なんとか勝ち切ってくれて良かったなと思います。本当に長く脚を使ってくれて、強い競馬をしてくれた」とコメントした。2着には▲単穴に推した④アルトラムスがハナ差で続き、3着には💣穴に指名した⑧シートゥサミットが入った。
〇⑦コンジェスタスは6着、△⑩カフジエメンタールは11着(最下位)、☆③ゴーラッキーは4着に終わった。上位3頭を◎▲💣で占める、当ブログにとって収穫の多い決着になった。
総評:💣穴に指名した⑧シートゥサミットをワイドの1点には反映していたが、本線の3連複・3連単の相手プールには入れ忘れており、実際に3着へ入線したにもかかわらず本線を取りこぼした。[[keiba-baime-honmei-jiku-kotei]]で繰り返し指摘してきた「穴馬を相手プールに含めているか」の確認が、今回はワイドだけで完結してしまい3連複・3連単への横展開が漏れていた。次回以降、穴馬を指名したら本線(3連複)の相手リストにも機械的に追加するチェックを徹底したい。
買い目の結果:馬連①-④(590円)・ワイド①-⑧(2,180円)が的中。3連複(軸①→相手⑦④⑩③⑥)、3連単(1着①→2着⑦・④→3着⑦④⑩③⑥)は不的中。合計23点2,300円に対し払戻2,770円(+470円)。
🌱 レース概要・コース特性
阪神の芝2400m(外回り)ってどんなコース?
※コース特性(外回り・スタート直後の坂・残り600mからの下り・直線476.3m・ゴール前の急坂1.8m)はJRA公式のコース情報に基づく自作のコース解説図より。各馬の成績はnetkeibaの全成績から1頭ずつ集計。
🐎 出走馬一覧(全11頭)
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 脚質 | 阪神芝[1-2-3-外] | 芝2400[1-2-3-外] | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ロブチェン | 松山弘平 | 差し | 0-0-0-0 | 1-0-0-0 | 日本ダービー(GⅠ・東京芝2400)1着 |
| 2 | 2 | エイシンインアウト | 横山琉人 | 差し | 0-0-0-0 | 0-0-0-0 | ルスツ特別(1勝クラス・札幌芝2000)1着 |
| 3 | 3 | ゴーラッキー | ルメール | 逃・先 | 0-0-0-0 | 0-0-0-0 | 香港JCT(2勝クラス・東京芝2000)1着 |
| 4 | 4 | アルトラムス | 岩田望来 | 差し | 1-0-0-0 | 0-0-0-1 | 日本ダービー(GⅠ・東京芝2400)6着 |
| 5 | 5 | カムアップローゼス | 北村友一 | 先行 | 0-0-0-0 | 0-0-0-0 | 臥牛山特別(1勝クラス・函館芝1800)1着 |
| 6 | 6 | エムズビギン | 武 豊 | 先行 | 0-0-0-0 | 0-0-0-1 | 日本ダービー(GⅠ・東京芝2400)14着 |
| 6 | 7 | コンジェスタス | 西村淳也 | 差し | 1-0-0-0 | 0-0-0-1 | 日本ダービー(GⅠ・東京芝2400)9着 |
| 7 | 8 | シートゥサミット | 酒井 学 | 差し | 0-1-0-1 | 1-2-0-0 | 3歳上1勝クラス(阪神芝2400)2着 |
| 7 | 9 | グリーンエナジー | 戸崎圭太 | 差し | 0-0-0-0 | 0-0-0-1 | 日本ダービー(GⅠ・東京芝2400)16着 |
| 8 | 10 | カフジエメンタール | 坂井瑠星 | 先行 | 2-1-2-0 | 0-0-0-0 | 熊野特別(2勝クラス・中京芝2200)1着 |
| 8 | 11 | ショウナンハヤナミ | 池添謙一 | 差し | 1-0-0-0 | 0-0-0-0 | 若駒S(L・京都芝2000)1着 |
※着度数はnetkeiba全成績より集計。「阪神芝」=阪神の芝コースでの成績(②⑤は阪神ダートの出走のみで芝は未経験)。⑧シートゥサミットは芝2400を[1-2-0-0]と崩しておらず、この距離の適性が高い。⑪ショウナンハヤナミは約8ヶ月ぶりの実戦です。
📊 過去データ分析
| 年 | 優勝馬 | 人気 | 開催(距離) |
|---|---|---|---|
| 2025 | エリキング | 2 | 阪神2400 |
| 2024 | メイショウタバル | 2 | 中京2200 |
| 2023 | サトノグランツ | 3 | 阪神2400 |
| 2022 | ジャスティンパレス | 5 | 中京2200 |
| 2021 | ステラヴェローチェ | 2 | 中京2200 |
| 2020 | コントレイル | 1 | 中京2200 |
| 2019 | サートゥルナーリア | 1 | 阪神2400 |
| 2018 | ワグネリアン | 2 | 阪神2400 |
| 2017 | レイデオロ | 1 | 阪神2400 |
| 2016 | サトノダイヤモンド | 1 | 阪神2400 |
データが示す“買いのポイント”と今年の該当馬
- 上位人気・G1/重賞実績馬が中心(過去10年で1〜3番人気が9勝)→ ①ロブチェン(皐月・ダービー二冠)・⑦コンジェスタス(京都新聞杯G2勝ち)・④アルトラムス(毎日杯G3勝ち)
- 前走が春のG1(ダービー等)の実力馬 → ①ロブチェン(ダービー1着)・④アルトラムス(同6着)・⑦コンジェスタス(同9着)
- 直線が長く(476.3m)ゴール前に急坂。決め手+持続力+2400のスタミナが要る(JRA公式コース情報より)→ 長く良い脚を使える①④⑦、2400巧者の⑧
- 阪神芝または芝2400での適性 → ⑩カフジエメンタール(阪神芝[2-1-2-0])・⑧シートゥサミット(芝2400[1-2-0-0])・④アルトラムス/⑦コンジェスタス(阪神芝勝ち)
◎①ロブチェンは「二冠馬・ダービー馬」という、このレースが最も得意とする王道のプロフィール。相手も前走ダービー組(④⑦)と京都新聞杯勝ちの⑦が中心で、阪神巧者の⑩、2400巧者の⑧が押さえどころです。
🎯 予想印まとめ & 総合スコアカード
総合スコアカード(全11頭)
| 印 | 馬名 | 実績・格 | 阪神/2400適性 | 臨戦・状態 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | ①ロブチェン | ◎ | ◎ | △ | A+ |
| 〇 | ⑦コンジェスタス | ◎ | ○ | ○ | A− |
| ▲ | ④アルトラムス | ○ | ◎ | ◎ | B+ |
| △ | ⑩カフジエメンタール | △ | ◎ | ◎ | B+ |
| ☆ | ③ゴーラッキー | △ | × | ◎ | B |
| 注 | ⑥エムズビギン | △ | ○ | △ | B− |
| 💣 | ⑧シートゥサミット | × | ◎ | △ | C+ |
| ✕ | ⑨グリーンエナジー | △ | △ | × | C |
| ✕ | ⑪ショウナンハヤナミ | △ | △ | × | C |
| ✕ | ⑤カムアップローゼス | × | × | ○ | C− |
| ✕ | ②エイシンインアウト | × | × | ○ | C− |
※評価は実データ(クラシック・重賞実績・阪神芝/芝2400成績・臨戦過程)に基づく筆者の主観評価です。◎=非常に良い/○=良い/△=平凡/×=割引。
💣 今週の穴・この1頭
実績馬が並ぶ組で人気の盲点から狙うならシートゥサミット。狙いの軸は芝2400mでの確かな適性だ。芝2400は[1-2-0-0]と一度も掲示板を外しておらず、前走も阪神芝2400の1勝クラスで2着。菊花賞へと距離が延びていくこの路線で、長い距離への適性は本物である。父モーリスながら、長距離をしぶとくこなすタイプだ。
もう一つの狙いはこの舞台の合致。阪神芝2400の長い直線と最後の急坂は、スタミナと持続力が問われる。上位人気馬がダービーからの休み明けで揃うなか、夏に2400を叩いて使われてきた臨戦過程は、条件面ではむしろかみ合う。
不安も正直に。1勝クラスからの格上挑戦で、重賞は初挑戦。出遅れ癖もあるのは事実で、スタートで置かれると届かないリスクは残る。だから狙いは頭ではなく、本命①とのワイドで。距離適性ひとつに賭けて、人気薄のスパイスとして押さえておきたい一頭だ。
📝 全頭評価(◎〜消し・全11頭)
① ロブチェン1枠1番
牡3/松山弘平/57.0kg/栗東・杉山晴紀/父ワールドプレミア
前走日本ダービー(GⅠ・東京芝2400)1着- 皐月賞・日本ダービーを勝った二冠馬で、通算5戦4勝。地力は当メンバーで別格
- ダービー(芝2400)を勝っており、この距離への適性・スタミナは証明済み
- 逃げも差しもこなす自在の脚質で、展開の融通が利く。鞍上も継続の松山弘平
- ダービー以来、約4ヶ月ぶりの始動戦。菊花賞が本番で、ここは叩き台の側面も
- 阪神コースは初めて。ゴール前の急坂を含むコース替わりへの対応は要チェック
- 1枠1番で、少頭数とはいえ包まれないよう立ち回る必要はある
⑦ コンジェスタス6枠7番
牡3/西村淳也/57.0kg/栗東・高野友和/父コントレイル
前走日本ダービー(GⅠ・東京芝2400)9着- 京都新聞杯(G2)を勝った重賞ウイナー。ダービーも9着だが勝ち馬と0.4秒差の内容
- 父は無敗三冠のコントレイル。距離延長とスタミナが問われる菊花賞路線に向く血統
- 阪神芝の1勝クラスを勝っており、阪神芝への適性は示している
- ◎ロブチェンとは春の対戦で明確に地力差をつけられており、逆転には展開の助けが要る
- 差し脚質で、スローの決め手勝負になると位置取りがカギ
- 約4ヶ月ぶりの始動戦で、状態面は当日の気配で見極めたい
④ アルトラムス4枠4番
牡3/岩田望来/57.0kg/栗東・野中賢二/父イスラボニータ
前走日本ダービー(GⅠ・東京芝2400)6着- 毎日杯(G3)を勝った重賞ウイナーで、阪神芝は[1-0-0-0]。阪神芝への適性は示している(芝2400自体は初)
- ダービーは6着だが勝ち馬と0.4秒差、しかも上がり最速級の脚。長い直線の2400で差し脚が活きる
- 陣営の追い切り評価も高く、「進化した」「中身がどしっとしてきた」と上昇気配
- 皐月賞は18着と大敗しており、堅実さの面ではムラがある
- 後方からの差しで、展開が向かないと届き切れないリスク
- 約4ヶ月ぶりで、久々の分の上積みは走ってみないと分からない
⑩ カフジエメンタール8枠10番
牡3/坂井瑠星/57.0kg/栗東・矢作芳人/父ポエティックフレア
前走熊野特別(2勝クラス・中京芝2200)1着- 阪神芝は[2-1-2-0]と5戦すべて3着以内。当コースの適性はメンバー屈指
- 毎日杯(G3)3着の実績があり、夏に2勝クラス(中京2200)を勝って上昇中
- 先行して立ち回れる脚質で、坂井瑠星+矢作厩舎の好コンビ
- 芝2400mは初めてで、距離延長への対応は未知数
- 前走は2勝クラスで、重賞(G1帰りの実力馬相手)への格上挑戦になる
- スローの上がり勝負だと、決め手で上位に見劣る可能性
③ ゴーラッキー3枠3番
牡3/ルメール/57.0kg/美浦・黒岩陽一/父キタサンブラック
前走香港ジョッキーCT(2勝クラス・東京芝2000)1着- 前走の香港JCT(2勝クラス・東京2000)を逃げ切って完勝。前で運べる先行力が武器
- 父キタサンブラックで、距離延長・スタミナは血統的にこなせる下地がある
- 鞍上は当レースが得意なルメール。陣営も「面白い」と手応えを口にする
- 重賞はNZT(マイル)6着のみで、2400mは初。距離延長が最大のテーマ
- 初の関西遠征で、輸送・環境の変化がどう出るか
- 前で運ぶだけに、実力馬に早めに来られると最後の坂で苦しくなる懸念
⑥ エムズビギン6枠6番
牡3/武豊/57.0kg/栗東・友道康夫/父キタサンブラック
前走日本ダービー(GⅠ・東京芝2400)14着- きさらぎ賞(G3)2着の実績があり、父キタサンブラック×母父Galileoのスタミナ豊富な良血
- 血統的に距離延長は歓迎で、菊花賞路線の2400はむしろ条件好転の可能性
- 武豊と初コンビ。陣営も「春より折り合いがつくように」と成長を口にする
- 勝ち星は未勝利の1勝のみで、京都新聞杯7着・ダービー14着と重賞では結果が出ていない
- 素質先行で、実戦で足りない場面が続いているのは事実
- 約4ヶ月ぶりで、上積みは走ってみないと分からない
⑧ シートゥサミット7枠8番
牡3/酒井学/57.0kg/栗東・吉岡辰弥/父モーリス
前走3歳上1勝クラス(阪神芝2400)2着- 芝2400は[1-2-0-0]と一度も崩れておらず、この距離の適性は本物
- 前走も阪神芝2400の1勝クラスで2着。当コース・当距離での実戦経験が豊富
- 距離が延びる菊花賞路線で、長距離適性はむしろ武器になる
- 1勝クラスからの格上挑戦で、重賞は初。上位実力馬との地力差は明確
- 出遅れ癖があり、スタートで置かれると差し届かずのリスク
- 決め手勝負になると、瞬発力で上位に見劣る
⑨ グリーンエナジー7枠9番
牡3/戸崎圭太/57.0kg/美浦・上原佑紀/父スワーヴリチャード
前走日本ダービー(GⅠ・東京芝2400)16着- 京成杯(G3)を勝った実績があり、素質そのものは世代上位級
- 休養を挟んで立て直してきており、状態が戻れば見直せる下地はある
- 皐月賞7着から前走ダービー16着(1.5秒差)と、明確に成績を落としている
- 後方からの差しで、現状の勢いでは決め手比べも苦しい
- 阪神芝は未経験で、コース替わりも不安要素
⑪ ショウナンハヤナミ8枠11番
牡3/池添謙一/57.0kg/栗東・渡辺薫彦/父レイデオロ
前走若駒S(L・京都芝2000)1着- 2戦2勝の無敗馬で、若駒S(L)を上がり最速で勝った素質は高い
- 父レイデオロ×母父ディープインパクトの良血で、距離延長にも対応できそう
- 陣営も「重賞レベルの力はある」と評価。池添謙一と新コンビ
- 前走(1月)から約8ヶ月ぶりの実戦で、実戦勘・仕上がりは未知数
- キャリア2戦と経験が浅く、いきなりの重賞・強敵相手は試金石
- 相手はダービー組など格上ぞろいで、地力比較はこれから
⑤ カムアップローゼス5枠5番
牡3/北村友一/57.0kg/栗東・浜田多実/父リオンディーズ
前走臥牛山特別(1勝クラス・函館芝1800)1着- 前走の函館1勝クラスを勝ち、京都新聞杯(G2)でも6着の経験がある
- 父リオンディーズ×母父マンハッタンカフェで、距離延長は血統的にこなせそう
- 1勝クラス勝ちが最高で、重賞(実力馬相手)への格上挑戦になる
- 阪神芝は未経験、2400mも初で、条件面の裏づけが薄い
- 芝・ダートを行き来しており、路線が定まっていない
② エイシンインアウト2枠2番
牡3/横山琉人/57.0kg/栗東・中尾秀正/父サトノダイヤモンド
前走ルスツ特別(1勝クラス・札幌芝2000)1着- 前走のルスツ特別(1勝クラス)を上がり最速で差し切り、内容は評価できる上がり馬
- 父サトノダイヤモンドで、距離が延びる菊花賞路線は血統的にプラス
- 1勝クラス勝ちが最高で、重賞は初挑戦。相手が一気に強くなる
- 芝2400mも阪神芝も初めてで、条件面の裏づけがない
- デビュー当初はダートも使っており、本格化の途上