【阪神ジャンプステークス 2026】完全予想
全頭評価・データ・穴馬まで
徹底解説
🏇 秋の障害シリーズ開幕戦|障害芝3140m・飛越と最後の急坂を越えるスタミナ勝負
勝ったのは△に評価していた⑧オオキニ。屈腱炎からの長期休養を乗り越えての重賞初制覇で、森一馬騎手は「長期休養明けを使って、馬がよくなっていました」とコメントした。〇②ジューンベロシティは2着に粘ったが、単勝1.7倍の圧倒的支持を集めた◎⑤ホウオウプロサンゲはクビ差の5着に終わった。
3着には無印だった④アトラクティーボが入り、▲③シホノスペランツァは4着まで。上位人気3頭(◎▲△〇のうち◎▲)が揃って伸びを欠く一方、長期休養明けの2頭(△⑧・無印④)が上位を占める紛れの大きい決着になった。
総評:◎に据えたホウオウプロサンゲは実績・臨戦過程とも死角の少ない馬だったが、障害戦は平地以上に飛越のリズムや展開の紛れが結果を左右しやすい。次回以降、単勝1倍台の圧倒的人気馬を◎に据える際も、障害戦では相手プールの厚みをもう一段確保しておきたい。
買い目の結果:3連複(軸⑤→相手②③⑧⑫⑩)、馬連⑤-②・③・⑩、ワイド⑤-⑩・②-③、3連単(1着⑤→2着②・③→3着②③⑧⑫⑩)はすべて不的中(◎⑤が5着のため)。合計23点2,300円に対し払戻0円。
🚧 レース概要・コース特性
阪神の障害コース(芝3140m)ってどんなコース?
ゴール前の坂
②③が61kg
※コース特性(障害芝3140m・飛越11回・最後の急坂)はJRA公式のコース情報および当該レースの公開情報に基づきます。各馬の成績はnetkeibaの全成績から1頭ずつ集計。
🐎 出走馬一覧(全12頭)
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 斤量 | 障害通算[1-2-3-外] | 阪神障害[1-2-3-外] | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ドラギニャン | 井上敏樹 | 60 | 1-0-2-0 | 0-0-1-0 | 障害3歳上未勝利(小倉障2860)1着 |
| 2 | 2 | ジューンベロシティ | 高田潤 | 61 | 8-6-0-7 | 1-2-0-0 | 東京ジャンプS(JGⅢ・東京障3110)2着 |
| 3 | 3 | シホノスペランツァ | 小牧加矢太 | 61 | 4-2-0-3 | 0-0-0-1 | 京都ハイジャンプ(JGⅡ・京都障3930)1着 |
| 4 | 4 | アトラクティーボ | 坂口智康 | 60 | 1-2-1-6 | 0-0-0-2 | ソレイユジャンプS(OP・小倉障3390)2着 |
| 5 | 5 | ホウオウプロサンゲ | 小野寺祐太 | 60 | 2-0-0-1 | 1-0-0-0 | 中山グランドジャンプ(JGⅠ・中山障4260)4着 |
| 5 | 6 | ヴァランセカズマ | 江田勇亮 | 60 | 1-0-2-5 | 1-0-1-0 | 障害4歳上未勝利(阪神障2970)1着 |
| 6 | 7 | ネイチャーシップ | 伴啓太 | 60 | 1-1-4-6 | 1-0-2-0 | 障害3歳上OP(福島障3380)8着 |
| 6 | 8 | オオキニ | 森一馬 | 60 | 1-5-2-0 | 0-1-0-0 | 障害3歳上OP(阪神障3110)2着 |
| 7 | 9 | アルヴィア | 上野翔 | 60 | 1-1-1-1 | 0-0-1-0 | 障害3歳上未勝利(中京障3000)1着 |
| 7 | 10 | ロードリベラシオン | 五十嵐雄祐 | 60 | 2-1-0-2 | 2-0-0-0 | 障害3歳上OP(阪神障3110)1着 |
| 8 | 11 | トーアモルペウス | 大江原圭 | 60 | 2-2-2-12 | 0-0-0-2 | ソレイユジャンプS(OP・小倉障3390)6着 |
| 8 | 12 | モンツァフレイバー | 草野太郎 | 60 | 2-0-2-2 | 0-0-0-0 | 障害3歳上OP(新潟障2850)1着 |
※着度数はnetkeiba全成績より集計。「阪神障害」=阪神の障害コースでの成績(未勝利・OP・重賞を含む)。⑥ヴァランセカズマの障害成績は中央のみを集計(ほかに地方の平地成績あり)。障害戦は落馬・失速など紛れが大きい点にご留意ください。
📊 データ分析(障害成績・臨戦過程)
今年の顔ぶれ(臨戦過程)
※出典:netkeiba(出馬表・各馬の全成績)
データが示す“買いのポイント”と今年の該当馬
- 障害重賞(J・GⅢ以上)での実績 → ②ジューンベロシティ(障害重賞6勝・本レース23年1着/25年2着)・③シホノスペランツァ(26年京都ハイジャンプ〈J・GⅡ〉1着)・⑤ホウオウプロサンゲ(中山GJ〈J・GⅠ〉4着)
- この阪神障3140mを含む「阪神障害」の実績 → ⑩ロードリベラシオン[2-0-0-0]・⑤ホウオウプロサンゲ(同コースの三木HJS勝ち)・②ジューンベロシティ[1-2-0-0]・⑦ネイチャーシップ[1-0-2-0]
- 飛越の安定(着外が少ない) → ⑧オオキニ[1-5-2-0](障害8戦すべて3着以内)・②ジューンベロシティ・⑤ホウオウプロサンゲ
- 前走で障害戦を勝って勢いに乗る → ③シホノスペランツァ・⑩ロードリベラシオン・⑫モンツァフレイバー
- 斤量の利(60kg/実績馬の②③は61kg) → 実績上位ながら60kgで出られる⑤ホウオウプロサンゲ
⑤ホウオウプロサンゲは「同コース勝ち+GⅠ4着」と中身が濃く、実績馬より1kg軽い60kg。②ジューンベロシティは障害重賞6勝の格と本レース連続好走、③シホノスペランツァは今年のJ・GⅡウイナー。阪神コースなら⑩ロードリベラシオン(2戦2勝)が光ります。
🎯 予想印まとめ & 総合スコアカード
総合スコアカード(全12頭)
| 印 | 馬名 | 障害実績 | 阪神障害 | 飛越安定 | 臨戦 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | ⑤ホウオウプロサンゲ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | A |
| 〇 | ②ジューンベロシティ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | A− |
| ▲ | ③シホノスペランツァ | ◎ | × | ○ | △ | B+ |
| △ | ⑧オオキニ | ○ | △ | ◎ | ○ | B+ |
| ☆ | ⑫モンツァフレイバー | △ | × | ○ | ◎ | B |
| 注 | ⑦ネイチャーシップ | △ | ◎ | △ | △ | B− |
| 💣 | ⑩ロードリベラシオン | △ | ◎ | ○ | ◎ | B |
| ✕ | ④アトラクティーボ | △ | × | △ | ○ | C |
| ✕ | ⑨アルヴィア | △ | △ | △ | ○ | C |
| ✕ | ①ドラギニャン | △ | △ | △ | ○ | C− |
| ✕ | ⑪トーアモルペウス | △ | × | × | △ | C− |
| ✕ | ⑥ヴァランセカズマ | × | ○ | × | × | D |
※評価は実データ(障害成績・阪神障害成績・前走)に基づく筆者の主観評価です。◎=非常に良い/○=良い/△=平凡/×=割引。障害戦は落馬・失速など紛れが大きく、平地以上に波乱の可能性があります。
💣 今週の穴・この1頭
実績上位の顔ぶれに割って入る1頭として狙うのがロードリベラシオン。最大の武器は阪神の障害コースを[2-0-0-0]と2戦2勝としている確かなコース適性だ。前走は今回とほぼ同じ舞台の阪神障3110mの障害オープンを、逃げ切って完勝。しかもそのとき2着に退けたのが、堅実さでは当メンバー屈指の⑧オオキニだった。
もう一つの魅力は4歳という若さと勢い。障害キャリアはまだ5戦と浅いが、勝った2戦はいずれも危なげない逃げ・先行。前でリズム良く運べれば、飛越で崩れにくいのがこの馬の持ち味だ。得意の阪神コースで自分の形に持ち込めれば、実績馬相手でも粘り込む場面は十分にある。
不安も正直に。障害重賞は今回が初挑戦で、一気の相手強化は事実。中山の障害オープンで大敗した一戦もあり、コースを問わず安定しているとまでは言えない。だから狙いは頭一辺倒ではなく、本命との組み合わせを厚めに、3連複の2〜3列目とワイドで。阪神巧者の逃げ馬を、人気の盲点として押さえておきたい。
📝 全頭評価(◎〜消し・全12頭)
⑤ ホウオウプロサンゲ5枠5番
牡5/小野寺祐太/60.0kg/栗東・矢作芳人/父キズナ
前走中山グランドジャンプ(J・GⅠ・中山障4260)4着- 前々走で今回と同じ阪神障3140mの三木ホースランドパークJS(OP)を勝利。舞台実績は確か
- 前走はあの中山グランドジャンプ(J・GⅠ)で4着。障害の最高峰でも通用する地力を示した
- 障害は3戦2勝と勝率が高く、飛越も安定。実績上位でありながら60kgで出られる斤量の利も大きい
- 障害キャリアは3戦と浅く、揉まれた経験値では大将②に一歩譲る
- 元は平地の重賞路線を歩んだ馬で、障害に転じてまだ底を見せ切っていない
- 展開ひとつ、飛越ひとつの紛れは障害戦につきもの。取りこぼしの可能性は常にある
② ジューンベロシティ2枠2番
牡8/高田潤/61.0kg/栗東・武英智/父ロードカナロア
前走東京ジャンプS(J・GⅢ・東京障3110)2着- 東京ジャンプS3勝・東京ハイジャンプ2勝・本レース1勝と、障害重賞を6勝した路線の大将格
- この阪神ジャンプSは2023年に勝ち、2025年も2着。阪神障害は[1-2-0-0]と崩れなし
- 前走の東京ジャンプS(J・GⅢ)も2着と、8歳になっても高いレベルで安定している
- 実績上位ゆえの61kgを背負う。最後の急坂で斤量差が響く可能性はある
- 8歳で、ここ3走は2着・2着・4着と勝ち切れておらず、勢いという点では上がり馬に譲る
- 飛越は安定しているが、全盛期の破壊力からはわずかに陰りも
③ シホノスペランツァ3枠3番
牡7/小牧加矢太/61.0kg/栗東・寺島良/父ブラックタイド
前走京都ハイジャンプ(J・GⅡ・京都障3930)1着- 前走の京都ハイジャンプ(J・GⅡ)を勝った、当メンバーでは②に次ぐ重賞タイトルの持ち主
- 障害は[4-2-0-3]と勝率・連対率が高く、飛越の完成度は高い
- 父ブラックタイドで長丁場もこなす血統。京都障3930mを勝ったスタミナは3140mでも武器
- 阪神の障害コースは1戦4着のみで[0-0-0-1]。当コースの適性はまだ証明できていない
- 前走(5月)から約4ヶ月の休み明けで、ひと叩き必要な可能性もある
- 実績上位につき61kg。最後の急坂で斤量が課題になる
⑧ オオキニ6枠8番
セ7/森一馬/60.0kg/栗東・鈴木孝志/父アドマイヤムーン
前走障害3歳上OP(阪神障3110)2着- 障害は[1-5-2-0]。8戦すべてで3着以内という、当メンバー随一の堅実さ
- 京都ジャンプS(J・GⅢ)3着など重賞でも掲示板を確保。地力は足りている
- 前走は阪神の障害OPで2着(勝ち馬は⑩)。当コースでも good な走りができている
- 障害は8戦して1勝のみ。2着5回が示すとおり、勝ち切る決め手にやや欠ける
- 重賞では勝ち星がなく、頭まで求めると信頼しきれない
- 展開が上位実績馬に向くと、堅実さだけでは対抗しづらい場面も
⑫ モンツァフレイバー8枠12番
牡4/草野太郎/60.0kg/美浦・久保田貴/父エピファネイア
前走障害3歳上OP(新潟障2850)1着- 前走の新潟障OP、前々走の東京障未勝利を連勝中。勢いに乗る4歳の上がり馬
- 飛越が上手いと評判で、障害適性そのものは高い。伸びしろも大きい
- 父エピファネイアで、3140mへの距離延長もこなせる下地がある
- 阪神の障害コースは未経験で、襷コースと最後の急坂への対応は未知数
- 障害重賞は初挑戦で、一気の相手強化になる
- これまでの勝ち鞍は2850〜3000mで、3140mと重賞の壁を同時に越える必要がある
⑦ ネイチャーシップ6枠7番
牡8/伴啓太/60.0kg/美浦・畠山吉宏/父ゴールドシップ
前走障害3歳上OP(福島障3380)8着- 阪神の障害コースは[1-0-2-0]と3戦すべて3着以内。当コースの適性は高い
- 父ゴールドシップのスタミナで、長い障害3140mと最後の急坂は守備範囲
- ここ1年で障害の経験値を積み、飛越そのものは安定してきた
- 前走は福島の障害OPで8着。近走の勢いという点では見劣る
- 障害通算は[1-1-4-6]で着外も多く、勝ち切る決め手を欠く
- 障害重賞は未経験で、8歳という年齢も上積みは望みにくい
⑩ ロードリベラシオン7枠10番
牡4/五十嵐雄祐/60.0kg/美浦・尾形和幸/父ダノンバラード
前走障害3歳上OP(阪神障3110)1着- 阪神の障害コースは[2-0-0-0]と2戦2勝。前走は同コース(阪神障3110)を逃げ切って完勝
- 前走で2着に退けたのが、堅実さ屈指の⑧オオキニ。勝ち方に価値がある
- 4歳と若く勢いがあり、逃げ・先行でリズム良く運べれば飛越で崩れにくい
- 障害重賞は今回が初挑戦で、一気の相手強化になる
- 障害キャリアは5戦と浅く、中山の障害OPで大敗した一戦もある
- 逃げ・先行のため、実績馬に早めに来られると最後の急坂で苦しくなる懸念も
④ アトラクティーボ4枠4番
牡7/坂口智康/60.0kg/美浦・武藤善則/父ワンアンドオンリー
前走ソレイユジャンプS(OP・小倉障3390)2着- 前走ソレイユジャンプS、前々走の京都障OPと、近走は障害オープンで2着に善戦
- 前で運べる先行力があり、展開が向けば粘り込む下地はある
- 阪神の障害コースは2戦とも大敗の[0-0-0-2]。当コースへの適性は低い
- 障害重賞は勝ち星がなく、実績上位勢との地力差は明確
- OPと重賞の壁を、苦手の阪神コースで越えるのは容易でない
⑨ アルヴィア7枠9番
牡5/上野翔/60.0kg/美浦・和田雄二/父シュヴァルグラン
前走障害3歳上未勝利(中京障3000)1着- 前走の障害未勝利(中京障3000)を勝って勢いはある。障害適性は徐々に開花
- 阪神の障害コースでも3着があり、当コースを走った経験自体はある
- 前走で未勝利を勝ち上がったばかりで、いきなりの障害重賞は相手が大幅に強化される
- 障害キャリアは4戦と浅く、経験値で上位に譲る
- 重賞級の飛越の速さ・持続力への対応はこれからの段階
① ドラギニャン1枠1番
牡4/井上敏樹/60.0kg/栗東・河嶋宏樹/父オルフェーヴル
前走障害3歳上未勝利(小倉障2860)1着- 前走で障害未勝利を勝ち上がり、障害では3戦して着外なし[1-0-2-0]と堅実
- 父オルフェーヴルで、長い距離と最後の坂に対応できる血統背景はある
- 前走で未勝利を勝ったばかりで、障害重賞への格上挑戦は相手が一気に強くなる
- 障害キャリアは3戦と浅く、重賞のペース・飛越に対応できるかは未知数
- 阪神の障害は1戦3着のみで、当コースの絶対的な適性はこれから
⑪ トーアモルペウス8枠11番
セ6/大江原圭/60.0kg/美浦・辻哲英/父タリスマニック
前走ソレイユジャンプS(OP・小倉障3390)6着- 障害を18戦走ってきた経験値があり、オープンでの3着など一定の下地はある
- 先行して運べる脚質で、展開が向けば見せ場をつくる余地は残す
- 障害は[2-2-2-12]と着外が多く、安定感を欠く
- 阪神の障害(三木HJS)は2戦とも掲示板を外す[0-0-0-2]で、当コースは向かない
- 重賞では勝ち星がなく、実績上位勢との差は大きい
⑥ ヴァランセカズマ5枠6番
牡9/江田勇亮/60.0kg/美浦・蛯名利弘/父モンテロッソ
前走障害4歳上未勝利(阪神障2970)1着- 前走は阪神の障害コース(未勝利)を勝っており、当コースを勝ち切った実績自体はある
- 地方を含め長く走ってきたキャリアがあり、揉まれ強さはある
- 中央の障害は着外が多く、未勝利を勝ったばかりで即重賞は格上挑戦
- 前走(3月)から約6ヶ月の休み明けで、実戦の勘が戻るかは未知数
- 9歳という年齢もあり、最上位クラスの飛越スピードへの対応は厳しい