【エルムステークス 2026】完全予想
全頭評価・データ・穴馬まで
徹底解説
🏇 夏の北海道のダート重賞|秋のダートGⅠへの前哨戦
勝ったのは無印だった③ルクソールカフェ。前走は芝の安田記念で11着に大敗していたが、ダートに戻って復活の重賞2勝目。岩田望来騎手は「今後飛躍してくれる走りをしてくれた」とコメントした。1番人気だった▲⑧ウェイワードアクトは8着に終わっている。
◎⑪ペリエールは連覇のかかった一戦で2着。佐々木大輔騎手は「すごくうまくいきました。この時季は走ります」と振り返った。当条件無敗だった地力は見せたが、勝ち馬の切れ味の前に一完歩及ばなかった。
総評:◎の的中率は悪くないのに、まだ「軸1頭から広く流す」相手の的中率が追いついていない。次走以降も、上位人気(3〜5番人気あたり)の実力馬を相手候補から漏らしていないか、印を打つ段階で見直したい。
買い目の結果:ワイド⑪-④・⑧・②・⑨はすべて不的中。3連複(軸⑪→相手④⑧②⑥⑦⑨)、3連複(軸⑧②→相手④⑥⑦⑨)もともに不的中。馬連⑪-④・⑧も不的中。合計25点2,500円に対し払戻0円。
🟤 レース概要・コース特性
札幌ダート1700mってどんなコース?
立ち回りが重要
序盤の位置取りがカギ
起伏が少ない
大きく緩やかなコーナー
※コース数値(1周1,487m・幅員20m・直線264.3m・高低差0.9m・1コーナーまで約240m)と脚質傾向は、JRA公式のコース情報に基づく自作のコース解説図より。各馬の成績はnetkeibaの全成績から集計。
🐎 出走馬一覧(全11頭)
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 斤量 | 札幌ダ1700[1-2-3-外] | ダ1700[1-2-3-外] | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | アクションプラン | 浜中 俊 | 57 | 0-0-0-0 | 0-0-2-0 | 平安S(GIII・京都ダ1900)14着 |
| 2 | 2 | レヴォントゥレット | 北村 友一 | 57 | 0-0-0-0 | 0-2-0-1 | マリーンS(OP・函館ダ1700)2着 |
| 3 | 3 | ルクソールカフェ | 岩田 望来 | 58 | 0-1-0-1 | 0-1-0-1 | 安田記念(GI・東京芝1600)11着 |
| 4 | 4 | ナチュラルライズ | 横山 武史 | 59 | 1-0-0-0 | 2-0-0-0 | 帝王賞(JpnI・大井ダ2000)8着 |
| 5 | 5 | テーオーパスワード | 松山 弘平 | 57 | 0-0-0-0 | 0-0-0-0 | アハルテケS(OP・東京ダ1600)1着 |
| 6 | 6 | ヴァルツァーシャル | 斎藤 新 | 57 | 0-0-0-1 | 0-0-0-1 | 平安S(GIII・京都ダ1900)2着 |
| 6 | 7 | テーオードレフォン | 古川 吉洋 | 57 | 0-0-1-2 | 3-1-2-6 | マリーンS(OP・函館ダ1700)6着 |
| 7 | 8 | ウェイワードアクト | 舟山 瑠泉 | 57 | 0-0-0-0 | 1-0-0-0 | マリーンS(OP・函館ダ1700)1着 |
| 7 | 9 | ヒルノハンブルク | 池添 謙一 | 57 | 0-0-0-0 | 0-0-2-0 | マリーンS(OP・函館ダ1700)3着 |
| 8 | 10 | オメガギネス | 岩田 康誠 | 57 | 0-0-0-0 | 0-0-0-0 | マーチS(GIII・中山ダ1800)7着 |
| 8 | 11 | ペリエール | 佐々木 大輔 | 58 | 2-0-0-0 | 3-0-0-0 | オアシスS(L・東京ダ1600)4着 |
※着度数はnetkeiba全成績より集計。⑤テーオーパスワード・⑩オメガギネスはダ1700m自体が初経験。別定戦のため斤量は57〜59kgに分かれています。
📊 過去データ分析
過去10年の優勝馬
| 年 | 優勝馬 | 性齢 | 枠 | 斤量 | 騎手 | タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | ペリエール | 牡5 | 1枠1番 | 57 | 佐々木大輔 | 1:43.5 |
| 2024 | ペイシャエス | 牡5 | 6枠9番 | 58 | 横山和生 | 1:44.0 |
| 2023 | セキフウ | 牡4 | 4枠6番 | 57 | 武豊 | 1:42.8 |
| 2022 | フルデプスリーダー | 牡5 | 6枠9番 | 56 | 丹内祐次 | 1:44.2 |
| 2021 | スワーヴアラミス | 牡6 | 3枠4番 | 56 | 松田大作 | 1:44.5 |
| 2020 | タイムフライヤー | 牡5 | 8枠13番 | 56 | C.ルメール | 1:43.4 |
| 2019 | モズアトラクション | 牡5 | 3枠4番 | 56 | 藤岡康太 | 1:41.9 |
| 2018 | ハイランドピーク | 牡4 | 5枠8番 | 56 | 横山和生 | 1:42.0 |
| 2017 | ロンドンタウン | 牡4 | 2枠2番 | 57 | 岩田康誠 | 1:40.9 |
| 2016 | リッカルド | セ5 | 4枠4番 | 56 | 黛弘人 | 1:43.5 |
※出典:netkeiba(各年のレース結果)。2021年のみ東京五輪の日程振替で函館ダート1700m開催(優勝スワーヴアラミス)、他の9年は札幌ダート1700m。2025年の勝ち馬ペリエールは今年も出走(連覇挑戦)。
充実期の世代が中心
若い勢いも通用
58kg勝ちは'24の1回
連覇に挑む
枠順の傾向(2021年の函館開催を含む過去10年)
今年の顔ぶれ(臨戦過程)
※出典:netkeiba(出馬表・各馬の全成績)
データが示す“買いのポイント”と今年の該当馬
- 札幌ダ1700mの勝ち鞍(当条件の実績が最重要) → 該当:⑪ペリエール[2-0-0-0]・④ナチュラルライズ[1-0-0-0]の2頭のみ
- ダ1700m全体で連対率が高い馬 → ⑪ペリエール[3-0-0-0]・④ナチュラルライズ[2-0-0-0]・⑦テーオードレフォン[3-1-2-6]
- 前哨戦マリーンS(函館ダ1700)の上位 → ⑧ウェイワードアクト(1着)・②レヴォントゥレット(2着)・⑨ヒルノハンブルク(3着)
- 5歳=10年で6勝の中心世代 → 該当:②レヴォントゥレット・⑤テーオーパスワード
- 斤量58kg以上での勝利は10年で1回('24ペイシャエス58kg) → ③58kg・⑪58kg・④59kgは割引材料
⑪ペリエールは「当条件2戦2勝・昨年の覇者」と適性面で最上位。④ナチュラルライズも当条件無敗だが59kgが重い。前哨戦組では⑧⑨が上位という構図です。
🎯 予想印まとめ & 総合スコアカード
総合スコアカード(全11頭)
| 印 | 馬名 | 当条件実績 | 地力 | 斤量 | 枠・臨戦 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | ⑪ペリエール | ◎ | ◎ | △ | ○ | A |
| 〇 | ④ナチュラルライズ | ◎ | ◎ | × | ○ | A− |
| ▲ | ⑧ウェイワードアクト | ○ | ○ | ○ | ◎ | B+ |
| △ | ②レヴォントゥレット | ○ | ○ | ○ | ○ | B+ |
| ☆ | ⑥ヴァルツァーシャル | △ | ◎ | ○ | ○ | B |
| 注 | ⑦テーオードレフォン | ○ | △ | ○ | △ | B |
| 穴 | ⑨ヒルノハンブルク | ○ | △ | ○ | ○ | B− |
| ✕ | ⑤テーオーパスワード | × | ○ | ○ | ○ | C+ |
| ✕ | ③ルクソールカフェ | △ | ○ | △ | × | C |
| ✕ | ⑩オメガギネス | × | △ | ○ | △ | C |
| ✕ | ①アクションプラン | △ | △ | ○ | × | C− |
※評価は実データ(札幌ダ1700・ダ1700の着度数・前走・斤量・枠)に基づく筆者の主観評価です。◎=非常に良い/○=良い/△=平凡/×=割引。
💣 今週の穴・この1頭
伏兵から1頭選ぶならヒルノハンブルク。狙いの軸は「まだ底を見せていない4歳」という点です。ダート1700mは[0-0-2-0]——出走2回とも3着で、着外が一度もない。数は少ないながら、この距離で崩れていないという事実は軽くありません。
前走は同じ北海道・函館ダ1700のマリーンS(OP)で3着。勝った⑧ウェイワードアクト、2着②レヴォントゥレットと同じ土俵で戦い、大きく離されていないのは評価できます。今回はその上位2頭が人気を集めるなら、3着だったこの馬には妙味が生まれる。鞍上はダート重賞の経験豊富な池添謙一で、小回りの立ち回りも任せられます。
不安も正直に。札幌ダ1700は未経験で、函館とは似て非なるコースへの対応は未知数。加えて勝ち切った経験がこの距離ではまだないのも事実です。だから頭ではなく、3連複の3列目とワイドの相手まで。4歳の上積みと安定感を評価して、今週の穴に指名します。
📝 全頭評価(◎〜消し・全11頭)
⑪ ペリエール8枠11番
牡6/佐々木大輔/58.0kg/美浦・黒岩陽一/父ヘニーヒューズ×母父フジキセキ
前走オアシスS(L・東京ダ1600)4着- 昨年のこのエルムSを勝った当該レースの覇者。連覇が懸かる一戦
- 札幌ダート1700mは[2-0-0-0]の2戦2勝。この条件で一度も負けていない
- ダート1700m全体でも[3-0-0-0]と3戦3勝。距離適性は文句のつけようがない
- 父ヘニーヒューズはダート王道の血統。小回りダートでのパワーは血統面からも裏づけがある
- 58kgは昨年の勝利時(57kg)より1kg重い。過去10年で58kg勝ちは1回のみ
- 前走のオアシスS(L・東京ダ1600)は4着。左回りマイルとはいえ勝ち切れなかった
- 6歳で、これ以上の上積みは望みにくい年齢に差し掛かっている
④ ナチュラルライズ4枠4番
牡4/横山武史/59.0kg/美浦・伊藤圭三/父キズナ×母父Distorted Humor
前走帝王賞(JpnⅠ・大井ダ2000)8着- 札幌ダート1700mは[1-0-0-0]。数は少ないが、この条件で負けていない
- ダート1700m全体でも[2-0-0-0]と2戦2勝。得意条件であることは明白
- 前走は地方交流のGⅠ・帝王賞。GⅠの舞台を使える地力はメンバー最上位クラス
- 4歳の充実期で、鞍上は横山武史。小回りの立ち回りも任せられる
- 59kgはメンバー最重量。過去10年で58kg以上の勝利は1回だけと、データ上は明確な逆風
- 前走の帝王賞は8着。強敵相手とはいえ、着順としては物足りない
- 札幌ダ1700の経験は1戦のみで、サンプルの少なさは割り引く必要がある
⑧ ウェイワードアクト7枠8番
牡6/舟山瑠泉/57.0kg/美浦・田中博康/父Maclean's Music×母父マジェスティックウォリアー
前走マリーンS(OP・函館ダ1700)1着- 前走のマリーンS(OP・函館ダ1700)を勝利。同じ北海道・同距離の前哨戦を制した勢いは大きい
- ダート1700mは[1-0-0-0]と、少ない出走ながら勝ち切っている
- 57kgは有力馬(④59kg・⑪58kg)より軽く、斤量面の利がある
- かきつばた記念(JpnⅢ)2着や根岸S(GⅢ)への出走歴があり、重賞は初挑戦ではない。父Maclean's Musicの米国型でダートは合う
- 札幌ダート1700mは未経験。函館とは異なるコースへの対応は走ってみないと分からない
- 本質はダ1400〜1600のスピード型。1700mは前走マリーンSが初挑戦で、距離が持つかはまだ見極めきれない
- ダ1700の実績は勝った1戦のみで、サンプルとしては少ない
② レヴォントゥレット2枠2番
牡5/北村友一/57.0kg/栗東・矢作芳人/父ロードカナロア×母父マンハッタンカフェ
前走マリーンS(OP・函館ダ1700)2着- 前走のマリーンS(OP・函館ダ1700)で2着。同距離の前哨戦で好走している
- ダート1700mは[0-2-0-1]と連対2回。この距離での堅実さがある
- 5歳は過去10年で6勝を挙げている中心世代。年齢的にも充実期
- 57kgと恵まれた斤量。父ロードカナロアで、スピードの持続力もある
- ダート1700mでは2着が2回と、勝ち切るところまで至っていない
- 札幌ダ1700は未経験。函館からの舞台替わりへの対応は未知数
- 前走で⑧ウェイワードアクトに先着を許しており、序列では一歩後手
⑥ ヴァルツァーシャル6枠6番
牡7/斎藤新/57.0kg/美浦・高木登/父マクフィ×母父エンパイアメーカー
前走平安S(GⅢ・京都ダ1900)2着- 前走の平安S(GⅢ・京都ダ1900)で2着。重賞で通用する地力を示したばかり
- 57kgは有力馬より軽く、斤量面での恩恵がある
- 6枠は過去10年で2勝と、勝ち星の多い枠のひとつ
- 札幌ダート1700mは[0-0-0-1]で、一度使って結果を出せていない
- 7歳で、瞬発力・持続力の上積みは望みにくい年齢
- 距離短縮(1900→1700)で、忙しい流れに対応できるかは課題
⑦ テーオードレフォン6枠7番
牡7/古川吉洋/57.0kg/栗東・梅田智之/父ドレフォン×母父ブライアンズタイム
前走マリーンS(OP・函館ダ1700)6着- ダート1700mは[3-1-2-6]で3勝。この距離の経験値はメンバー随一
- 札幌ダート1700mでも3着があり、当コースを走った経験を持つ数少ない1頭
- 父ドレフォンは日本のダート戦線で結果を出している血統。適性面の裏づけがある
- 前走のマリーンS(同距離の前哨戦)は6着。⑧⑨②に先着を許している
- 7歳で、全盛期に比べると勝ち味に遅くなっている
- 札幌ダ1700は[0-0-1-2]と、勝ち星までは至っていない
⑨ ヒルノハンブルク7枠9番
牡4/池添謙一/57.0kg/栗東・武英智/父ナダル×母父ステイゴールド
前走マリーンS(OP・函館ダ1700)3着- ダート1700mは[0-0-2-0]。出走2回ともに3着で、この距離で着外がない安定感
- 前走のマリーンS(OP・函館ダ1700)3着。勝ち馬⑧・2着②と同じ土俵で戦えている
- まだ4歳で伸びしろがあり、57kgと斤量にも恵まれた
- 鞍上の池添謙一はダート重賞の経験が豊富。小回りの立ち回りを任せられる
- 札幌ダート1700mは未経験。函館とは異なるコースへの対応は未知数
- ダ1700では3着が2回で、まだ勝ち切った経験がない
- 重賞での実績が乏しく、相手強化への対応は走ってみないと分からない
⑤ テーオーパスワード5枠5番
牡5/松山弘平/57.0kg/栗東・高柳大輔/父コパノリッキー×母父キングカメハメハ
前走アハルテケS(OP・東京ダ1600)1着- 前走のアハルテケS(OP・東京ダ1600)を勝ち、勢いに乗って臨む
- 5歳は過去10年で6勝の中心世代。年齢的な充実度は申し分ない
- 父コパノリッキーはダートGⅠを複数勝った名馬。血統的な裏づけはある
- ダート1700mは未経験。距離延長への対応が読みにくい
- 札幌は初コース。小回りのダート1700mへの対応が未知数
- 前走は東京ダ1600の左回り。舞台の質が大きく変わる点は割引材料
③ ルクソールカフェ3枠3番
牡4/岩田望来/58.0kg/美浦・堀宣行/父American Pharoah×母父More Than Ready
前走安田記念(GⅠ・東京芝1600)11着- 札幌ダート1700mで2着の経験があり、当コースを走ったことがある1頭
- 前走は安田記念(GⅠ)。芝のGⅠを使える地力そのものは高い
- 父American Pharoahは米国三冠馬。ダートの資質は血統的に十分ある
- 前走の安田記念は11着。芝からダートへの路線変更で、状態面の見極めが難しい
- 58kgは有力馬と並ぶ重い設定。ダート戦での斤量負担は小さくない
- ダ1700は[0-1-0-1]と、勝ち星がなく実績が薄い
⑩ オメガギネス8枠10番
牡6/岩田康誠/57.0kg/栗東・安田翔伍/父ロゴタイプ×母父ハービンジャー
前走マーチS(GⅢ・中山ダ1800)7着- マーチS(GⅢ)などダート重賞を使ってきたキャリアがあり、格負けはしない
- 57kgは有力馬(④59kg・⑪58kg)より軽く、斤量面での利がある
- 鞍上の岩田康誠は'17年のこのレースをロンドンタウンで制した実績がある
- 前走のマーチS(GⅢ)は7着。近走の充実度という点では見劣る
- ダート1700mも札幌も未経験で、当条件への適性がまったく読めない
- 6歳で、これから大きく変わる年齢でもない
① アクションプラン1枠1番
牡6/浜中俊/57.0kg/美浦・池上昌和/父リオンディーズ×母父タートルボウル
前走平安S(GⅢ・京都ダ1900)14着- ダート1700mは[0-0-2-0]と、2回走って2回とも3着。この距離では崩れていない
- 57kgは有力馬より軽く、斤量面での恩恵がある
- 昨年の勝ち馬ペリエールと同じ1枠。内枠でロスなく立ち回れる並び
- 前走の平安S(GⅢ)は14着と大敗。状態面に不安が残る
- 札幌ダート1700mは未経験で、小回りへの対応は未知数
- ダ1700で勝ち星がなく、決め手を欠く面がある