競馬予想 — 重賞全頭評価・過去データ・穴馬まで徹底解説
🏟 競馬場コース
2026.10.31(日本時間11.01) キーンランド11R / 米GⅠ・3歳以上 牡・牝・セン

【BCターフ 2026】完全予想
全頭評価・データ・穴馬まで
徹底解説

🇺🇸 第43回 ブリーダーズカップターフ・キーンランド 芝2400m(左回り)

🏟 キーンランド競馬場(米) 🌱 芝2400m(左回り) 👑 米GⅠ 🐴 3歳以上(14頭+補欠1頭) 🕒 日本時間 11月1日(日)6:36発走
距離
2400m
頭数
14頭
日本馬
1頭
発走
6:36
⏱ 30秒でわかる今週の結論
◎⑫ダイヤモンドネックレス
〇⑬ベイシティローラー
▲⑩ティファニー
💣⑨ジョアンナウォルシュ
今年のBCターフは、4週間前の凱旋門賞で上位に来た馬が主役になる。本命は◎⑫ダイヤモンドネックレス。凱旋門賞では大外の16番ゲートから3着に入った3歳牝馬で、8戦6勝。斤量は54kgと軽く、このレースは過去10年で牝馬の3着内率が46.7%と高い。対抗〇⑬ベイシティローラーは、その凱旋門賞の2着馬で、JRA出馬表のレーティング125は出走馬でいちばん高い。ただ、10月だけで3戦目になる疲れを考えて一つ下げた。単穴▲⑩ティファニーは、ベルリン大賞(GⅠ)と、米国のケンタッキーターフCを連勝中。穴は💣⑨ジョアンナウォルシュ——愛オークスを勝った3歳牝馬だ。日本の☆⑭ディープモンスターは8歳だが、日本の馬はこのレースで過去10年、3回走って3回とも3着以内に入っている。 ― 当ブログ筆者

🌱 レース概要・コース特性

第43回 ブリーダーズカップターフ(米GⅠ)は、アメリカ・ケンタッキー州のキーンランド競馬場の芝2400m(1マイル1/2・左回り)で争われる、芝の長距離の頂点を決める一戦です。3歳以上の定量戦で、斤量は4歳以上の牡馬・セン馬57kg・牝馬56kg、3歳の牡馬・セン馬55.5kg・牝馬54kg(JRAの換算)。賞金総額は500万ドル。日本時間11月1日(日)6時36分(現地10月31日17時36分)に発走します。10月29日に⑧テストスコアが出走を取り消し(理由は未確認)、補欠だった⑮マップオブスターズが繰り上がって出走します。14頭立てで、⑯テレスコピックは補欠馬(ほかの馬が取り消したときだけ出走できる馬)のままです。日本からはディープモンスターが挑みます。

キーンランドの芝2400mってどんなコース?

キーンランド競馬場 芝2400m コース図(左回り・向正面からスタートして約1周半・ゴール前を1回通過・コーナーを複数回通過・芝1周約1500m・直線約362.7m・高低差は公式未公表)
芝1周
約1500m
左回り
直線
約362.7m
東京芝(約526m)より短い
高低差
未公表
主催者の公式発表なし
周回
約1周半
ゴール前を1回通過
① 向正面からスタートし、約1周半を走る。スタートは向正面。そこからコーナーを回ってゴール前を一度通過し、もう1周してゴールします。コーナーを何度も回るので、外を回され続けると距離のロスが大きくなります。
② 小回りで、直線は約362.7m。1周約1500mの小さな芝コースで、日本の東京の芝2400m(直線約526m)とはまったく違います。道中で折り合って脚をため、最後のコーナーから長く脚を使う形が求められます。
③ 向いているのは「スタミナ・折り合い・コーナーをうまく回る器用さ・長く使える脚」。コース図が示すとおり、多くのコーナーをこなして最後まで脚を使える総合力が問われます。
※コース特性はJRA-VAN World(JRA海外競馬情報)のコース紹介と、それに基づく自作のコース解説図より。スタートの正確な位置は主催者の公式図で確認してください。

☀️ 馬場予想(天気・キーンランドの傾向)

レキシントン(キーンランドの所在地)は、土曜の日中はほぼ雨なしの予報です(10月30日朝の時点)。米国立気象局の予報をもとにしたHorse Racing Nationの10月28日の記事では、31日(土)はくもりがちで、最高気温は23℃前後。雨は土曜の夜遅く、日付が変わった午前2時ごろから降り出す予報で、BCのレースが終わったあとになりそうです。DRFも「金曜・土曜とも、ダートは良(ファスト)、芝も良(ファーム)になりそう」と伝えています。
※出典:Horse Racing Nation(10月28日、米国立気象局の予報)、DRF(Daily Racing Form)。アメリカの芝の馬場発表は「ファーム」がおおむね日本の良、「グッド」が稍重、「ヤイールディング」「ソフト」が重〜不良にあたります。
筆者の馬場予想:良(ファーム)。雨は深夜からの予報で、発走が夕方のBCターフも乾いた芝で行われる見込み。
  • 雨は土曜の深夜、午前2時ごろからの予報です。BCターフの発走は現地17時36分なので、予報どおりなら乾いた芝で行われます。BCマイルの記事に書いたとおり、日本の調教師からは「芝がちょっと重い」という声もあります。キーンランドで行われた過去の年の勝ちタイムは、2020年が2分28秒02、2022年が2分26秒35。良なら2分26秒前後を想定します
  • キーンランドの芝の長めの距離は、逃げ・先行の勝利が20%と少なく、好位が46%、差しが36%。芝はこの4年、ゲート番による有利・不利がないとされています(US Racingの分析)
  • この数字から、好位〜中団で折り合える馬を高く評価しました
  • 予報が外れて芝が渋った場合は、欧州の重い芝に慣れた馬が有利になります。前走の凱旋門賞(稍重)で2・3着の⑬⑫、重いドイツの芝でGⅠを勝った⑩などです

良でも渋っても大きく崩れない欧州の実績馬を上に置きました。良で時計が速くなる場合は、米国の芝で結果を出している③⑥の評価を上げます(当日のチェックリストに記載)。

🐎 出走馬一覧(全14頭+取消1頭+補欠1頭)

今回は馬番(JRAで馬券を買うときの番号)とゲート番が同じです。各馬のキーンランドでの着度数と、芝2400m(1マイル1/2)の着度数[1着-2着-3着-着外]を、全成績から1頭ずつ数えました。Rはレーティング(馬の実力を数値化した国際的な指標で、高いほど評価が上)。⑧は出走取消、⑮は繰り上がりで出走、⑯は補欠馬です(JRA発表、10月29日)。
馬番馬名性齢騎手調教師斤量Rキーンランド[1-2-3-外]芝2400m[1-2-3-外]前走 / 前々走
1エシカルダイヤモンドセ6D.マクモナグルW.マリンズ571210-0-0-03-1-0-3※ケンタッキーターフC(米GⅡ・ケンタッキーダウンズ・芝2400m)2着 / バリーローンS(愛GⅢ・レパーズタウン・芝2400m)1着
2ベンヴェヌートチェッリーニ牡3R.ムーアA.オブライエン55.51230-0-0-01-0-1-2凱旋門賞(仏GⅠ・パリロンシャン・芝2400m・稍重)9着 / ニエル賞(仏GⅡ・パリロンシャン・芝2400m・稍重)5着
3ミナレットステーション牡4J.オルティスW.ウォルデン571161-0-0-01-1-0-0ジョーハーシュターフクラシック(米GⅠ・ベルモントパーク・芝2400m)1着 / クリストフクレメントターフ(米GⅠ・サラトガ・芝2400m・重)2着
4ファーブリッジ牡6J.ヴェラスケスM.クレメント571150-0-0-04-1-0-3ジョーハーシュターフクラシック(米GⅠ・ベルモントパーク・芝2400m)2着(1/2馬身差) / パンアメリカンS(米GⅢ・ガルフストリームパーク・芝2400m)1着
5エルコルドベスセ5W.ビュイックC.アップルビー571170-0-0-02-1-4-1※ジョーハーシュターフクラシック(米GⅠ・ベルモントパーク・芝2400m)3着 / アミールトロフィー(カタールGⅡ・芝2400m)5着
6バーナムスクエアセ4B.ヘルナンデスJr.I.ウィルキス571172-1-0-02-0-0-1ケンタッキーターフC(米GⅡ・ケンタッキーダウンズ・芝2400m)7着 / アーリントンミリオン(米GⅠ・コロニアルダウンズ・芝2000m)1着
7ホタツェル牡4S.フォーリーJ.ハリントン夫人571190-0-0-00-0-0-1愛チャンピオンS(愛GⅠ・レパーズタウン・芝2000m)1着 / ダルマイヤー大賞(独GⅠ・ミュンヘン・芝2000m)1着
8テストスコア出走取消(10月29日発表)
9ジョアンナウォルシュ牝3M.バルザローナJ.オブライエン541170-0-0-01-1-0-1※ヨークシャーオークス(英GⅠ・ヨーク・芝2400m)6着 / 愛オークス(愛GⅠ・カラ・芝2400m)1着
10ティファニー牝6L.モリスM.プレスコット561160-0-0-03-6-0-0※ケンタッキーターフC(米GⅡ・ケンタッキーダウンズ・芝2400m)1着 / ベルリン大賞(独GⅠ・ホッペガルテン・芝2400m)1着
11シュルヴィー牝5F.プラG.ボーウィー561100-0-0-03-0-0-4※ヴェルメイユ賞(仏GⅠ・パリロンシャン・芝2400m)10着 / クリストフクレメントターフ(米GⅠ・サラトガ・芝2400m・重)1着
12ダイヤモンドネックレス牝3C.スミヨンA.オブライエン541210-0-0-00-0-1-0凱旋門賞(仏GⅠ・パリロンシャン・芝2400m・稍重)3着 / ジャンロマネ賞(仏GⅠ・ドーヴィル・芝2000m・重)2着
13ベイシティローラー牡4O.マーフィーG.スコット571250-0-0-02-3-0-0英チャンピオンS(英GⅠ・アスコット・芝2000m)3着 / 凱旋門賞(仏GⅠ・パリロンシャン・芝2400m・稍重)2着
14ディープモンスター牡8T.マーカンド池江泰寿571200-0-0-02-0-1-3京都大賞典(GⅡ・京都芝2400m・稍重)4着(0.2秒差) / チャンピオンズ&チャターC(香GⅠ・シャティン・芝2400m)3着
15マップオブスターズ(繰り上がり)セ5J.ドイルF.グラファール571160-0-0-00-0-1-2※ゴントービロン賞(仏GⅢ・ドーヴィル・芝2000m)2着 / ウォルファートンS(英L・アスコット・芝2000m)1着
16テレスコピック(補欠)セ5L.サエスV.オリヴァー571000-0-0-22-0-0-0一般戦(チャーチルダウンズ・芝2200m)1着 / 一般戦(ケンタッキーダウンズ・芝2400m)1着

※馬番・騎手・調教師・斤量・レーティングはJRA公式の出馬表(10月27日発表)より。着度数と前走・前々走は、海外の馬はHorse Racing Nationの全成績、⑭はnetkeibaの全成績(海外のレースを含む)から1頭ずつ集計(キーンランドの着度数はダートも含む)。「※」の馬は、Horse Racing Nationに載っていたレースの数がJRA-VAN Worldの通算成績より少なく、確認できた範囲の集計です(①は昨年のこのレースの勝ち馬ですが、集計に入っていません)。前走の馬場はJRA表記(米国の「ヤイールディング」は重として表記)。今回は脚質を確認できた馬が少ないため、脚質の列は外し、分かった馬だけ全頭評価に書いています。

🔍 前走・前々走のレース内容チェック

着順だけでなく、「どんな運び方をして、何があったか」を現地の報道で確認しました。凱旋門賞組と、米国のジョーハーシュターフクラシック組・ケンタッキーターフC組でつながりがあります。下は馬番順に、馬名の横に今回の印を付けています。
  • ①エシカルダイヤモンド(△):昨年のこのレースの勝ち馬。前走のケンタッキーターフC(GⅡ)は⑩ティファニーの2着、前々走のバリーローンS(GⅢ)は勝利。DRFは「今年は昨年とまったく違う調整で、着実に良くなっている」と書く
  • ②ベンヴェヌートチェッリーニ(✕):愛ダービー(GⅠ)を勝ち、キングジョージ(GⅠ)でも3着。ただ、その後のニエル賞は5着、前走の凱旋門賞は9着(当ブログの凱旋門賞の予想では✕評価)。DRFは「期待外れが続くが、R.ムーア騎手は乗り続ける」
  • ③ミナレットステーション(△):前走のジョーハーシュターフクラシック(GⅠ)で、④ファーブリッジ(2着)・⑤エルコルドベス(3着)を破って勝利。前々走のクリストフクレメントターフ(GⅠ・重)は⑪シュルヴィーの2着。2歳時にキーンランドの重賞を勝っている
  • ④ファーブリッジ(✕):前走のジョーハーシュターフクラシックは、③に1/2馬身差の2着。2024年には同じレースとソードダンサーS(GⅠ)を勝っている
  • ⑤エルコルドベス(✕):昨年のこのレースで3着。前走のジョーハーシュターフクラシックは③に負けて3着。今年2月のアミールトロフィー(GⅡ・カタール)では、⑭ディープモンスターに負けて5着だった
  • ⑥バーナムスクエア(注):今年4月、この舞台の重賞(GⅡ)を9馬身3/4差で圧勝し、前々走のアーリントンミリオン(GⅠ)も勝った。前走のケンタッキーターフC(GⅡ)は7着だが、DRFは「暑さで崩れた」と書く
  • ⑦ホタツェル(✕):前走の愛チャンピオンS(GⅠ)、前々走のダルマイヤー大賞(GⅠ)と、2000mのGⅠを連勝。ただ2400mは、昨年の凱旋門賞10着の1戦だけ。DRFは「2400mは長すぎるか」
  • ⑧テストスコア(出走取消):10月29日に出走を取り消した(JRA発表。理由は確認できていない)
  • ⑨ジョアンナウォルシュ(💣):前々走の愛オークス(GⅠ)を勝利。前走のヨークシャーオークス(GⅠ)は6着だが、DRFは「柔らかい馬場が合わなかったのかもしれない」と書く
  • ⑩ティファニー(▲):前々走のベルリン大賞(GⅠ)で念願のGⅠ初制覇。前走のケンタッキーターフC(GⅡ)では、昨年のこのレースの勝ち馬①エシカルダイヤモンドを破った
  • ⑪シュルヴィー(✕):今夏、米国でグレンズフォールズS(GⅡ)とクリストフクレメントターフ(GⅠ)を連勝し、③にも先着。ただ帰国後の前走、ヴェルメイユ賞は10着
  • ⑫ダイヤモンドネックレス(◎):前走の凱旋門賞は、不利な大外16番ゲートから3着(当ブログの凱旋門賞の予想で💣に推した馬)。JRA-VAN Worldは「未経験の2400mを乗り切った自信は今回に生きる」と書く。前々走のジャンロマネ賞(GⅠ・重)は2着
  • ⑬ベイシティローラー(〇):前々走の凱旋門賞は、2番手から粘って2着。前走の英チャンピオンS(GⅠ・2000m)も3着。今回は10月だけで3戦目になり、DRFは「10月の3連戦という大胆な挑戦」と書く
  • ⑭ディープモンスター(☆):前走の京都大賞典(GⅡ・稍重)は、3〜4番手から運んで4着(0.2秒差)。前々走の香港のチャンピオンズ&チャターC(GⅠ)は3着。今年2月のアミールトロフィー(GⅡ)では、⑤エルコルドベスなどを破って勝った。DRFは「しっかりした前哨戦を走ってきた」
  • ⑮マップオブスターズ(✕・繰り上がり):⑧の取消で出走が決まった。前走のゴントービロン賞(GⅢ)は2着。主に2000mを走ってきた
  • ⑯テレスコピック(✕・補欠):9月に一般戦を2連勝。DRFは「この距離は合うが、このレベルの相手は初めて」
※レース内容は、DRF、JRA-VAN Worldの報道、当ブログの凱旋門賞2026の記事より。⑭の国内のレースはnetkeibaのレース結果(通過順位・着差)より。

📊 過去データ分析

下は過去10年(2016〜2025年)の優勝馬です。アイルランドと英国の馬が4勝ずつで、地元アメリカは1勝だけ。日本の馬は延べ3頭が出走し、2着1回・3着2回と、すべて3着以内に入っています(2024年ローシャムパーク2着、2023・2024年シャフリヤール3着)。キーンランドで行われた年(2020年・2022年)の勝ちタイムは、2分28秒02と2分26秒35でした。
年開催場優勝馬調教国性齢騎手勝ちタイム
2025デルマーエシカルダイヤモンド愛セ5D.マクモナグル2:25.45
2024デルマーレベルスロマンス英セ6W.ビュイック2:26.07
2023サンタアニタオーギュストロダン愛牡3R.ムーア2:24.30
2022キーンランドレベルスロマンス英セ4J.ドイル2:26.35
2021デルマーユビアー英セ3W.ビュイック2:25.90
2020キーンランドタルナワ愛牝4C.キーン2:28.02
2019サンタアニタブリックスアンドモルタル米牡5I.オルティスJr.2:24.73
2018チャーチルダウンズエネイブル英牝4L.デットーリ2:32.65
2017デルマータリスマニック仏牡4M.バルザローナ2:26.19
2016サンタアニタハイランドリール愛牡4S.ヘファナン2:23.00

※出典:JRA-VAN World「レース概要・過去結果」。開催場はブリーダーズカップの開催地。馬名はJRAの表記に合わせています。

データが示す“買いのポイント”と今年の該当馬

  • 牝馬の3着内率が46.7%と高い(牝馬[2-2-3-8]、牡馬・セン馬は20.9%)→ ⑨ジョアンナウォルシュ・⑩ティファニー・⑪シュルヴィー・⑫ダイヤモンドネックレス
  • アイルランドの馬が3着内率45.8%でトップ(アイルランド[4-4-3-13]、英国[4-1-2-17]、アメリカ[1-4-3-58]で3着内率12.1%)→ アイルランドの①②⑦⑨⑫、英国の⑤⑩⑪⑬。米国の③④⑥は苦しい数字
  • 日本の馬は[0-1-2-0]で、3回とも3着以内→ ⑭ディープモンスター
  • 4歳馬が最多の5勝(3歳[2-2-2-18]、4歳[5-3-2-23]、5歳[2-3-4-33]、6歳[1-1-2-12]、7歳以上[0-1-0-9])→ 4歳の③⑥⑦⑬。8歳の⑭はデータに逆らう
  • 前走凱旋門賞組が2勝・2着1回([2-1-0])。英チャンピオンS組は[0-2-2]、愛チャンピオンS組は[1-0-1]、ジョーハーシュターフクラシック組は[0-3-4]→ 凱旋門賞組の⑫②、英チャンピオンS組の⑬、愛チャンピオンS組の⑦、ジョーハーシュ組の③④⑤
  • このレースを勝ったことのある陣営→ ①のW.マリンズ調教師とD.マクモナグル騎手(2025年)、⑤のアップルビー調教師(3勝)とW.ビュイック騎手(2勝)、②⑫のA.オブライエン調教師(2勝)、②のR.ムーア騎手(2023年)、⑨のM.バルザローナ騎手(2017年)、⑮のJ.ドイル騎手(2022年)
  • ゲート番:1番[1-2-1-6]、3番[1-2-2-5]が好成績。7番は[0-0-0-10]、13番は[0-0-0-6]。ただ、キーンランドの芝はこの4年、ゲート番の有利・不利がないとされるので、参考程度に見ています

いちばん条件がそろうのは、アイルランド・牝馬・前走凱旋門賞組の◎⑫ダイヤモンドネックレス。〇⑬は「前走英チャンピオンS組」の2着・3着が多いデータに合います。

※出典:JRA-VAN World「レース傾向」(過去10年)・「レース概要・過去結果」。

🎯 予想印まとめ & 総合スコアカード

◎
本命
⑫ ダイヤモンドネックレス
牝3/C.スミヨン/54kg/ゲート12
凱旋門賞3着・8戦6勝・GⅠ4勝
〇
対抗
⑬ ベイシティローラー
牡4/O.マーフィー/57kg/ゲート13
凱旋門賞2着・R125は出走馬最高
▲
単穴
⑩ ティファニー
牝6/L.モリス/56kg/ゲート10
ベルリン大賞(GⅠ)→ケンタッキーターフC連勝
△
連下
① エシカルダイヤモンド
セ6/D.マクモナグル/57kg/ゲート1
昨年の勝ち馬
△
連下
③ ミナレットステーション
牡4/J.オルティス/57kg/ゲート3
前走GⅠ勝ち・キーンランドで重賞勝ち
☆
連下
⑭ ディープモンスター
牡8/T.マーカンド/57kg/ゲート14
日本馬は過去10年すべて3着以内
注
注意
⑥ バーナムスクエア
セ4/B.ヘルナンデスJr./57kg/ゲート6
この舞台のGⅡを9馬身3/4差・アーリントンミリオン勝ち
💣
穴
⑨ ジョアンナウォルシュ
牝3/M.バルザローナ/54kg/ゲート9
愛オークス(GⅠ)勝ちの3歳牝馬

総合スコアカード(全15頭)

印馬名実績・格2400m・小回り適性近況・臨戦データ(性別・調教国)総合
◎⑫ダイヤモンドネックレス◎○◎◎A
〇⑬ベイシティローラー◎◎△○A−
▲⑩ティファニー○◎◎○B+
△①エシカルダイヤモンド◎○○○B+
△③ミナレットステーション○◎◎×B
☆⑭ディープモンスター○○○◎B
注⑥バーナムスクエア○◎△×B−
💣⑨ジョアンナウォルシュ○△△◎C+
✕⑤エルコルドベス○○○△C+
✕⑦ホタツェル◎×◎○C+
✕②ベンヴェヌートチェッリーニ◎△×○C
✕⑪シュルヴィー○○×○C
✕④ファーブリッジ△○○×C
✕⑮マップオブスターズ△△○△C−
✕⑯テレスコピック(補欠)×○○×C−

※評価はJRA出馬表・各馬の全成績・過去10年の傾向・現地報道に基づく筆者の主観評価です。「2400m・小回り適性」は芝2400mの成績と、キーンランドや米国の小回りコースでの成績、「データ」は過去10年の性別・調教国別の成績から判断しました。◎=非常に良い/○=良い/△=平凡・確認できず/×=割引。

💣 今週の穴・この1頭

⚡ 妙味アリの1頭
⑨ ジョアンナウォルシュ(牝3・M.バルザローナ・54kg・ゲート9)

凱旋門賞組に注目が集まるなかで狙いたいのは、もう1頭の3歳牝馬ジョアンナウォルシュ。理由の一つめはデータとの相性だ。このレースは過去10年で牝馬の3着内率が46.7%、アイルランドの馬は45.8%。斤量も54kgと軽い。7月の愛オークス(GⅠ・2400m)を勝ち、その前のリブルスデールS(GⅡ・2400m)も2着と、2400mで結果を出している。

二つめは前走の負け方。ヨークシャーオークス(GⅠ)は6着だったが、DRFは「柔らかい馬場が合わなかったのかもしれない」と書いている。良の芝が見込める今回は、巻き返す余地がある。乗るM.バルザローナ騎手は、2017年にこのレースを勝ち、今年の凱旋門賞も勝っている。

不安も正直に書く。キャリアは6戦だけで、古馬の牡馬と戦った経験は少ない。だから狙いは頭ではなく、3連複・3連単の3着と、本命⑫とのワイドで。軽い斤量と2400mの実績に賭ける一頭だ。

📝 全頭評価(◎〜消し・全15頭)

◎

⑫ ダイヤモンドネックレス馬番12・ゲート12

牝3/C.スミヨン/54kg/A.オブライエン(愛)/父St Mark's Basilica

前走凱旋門賞(仏GⅠ・芝2400m・稍重)3着 | 前々走 ジャンロマネ賞(仏GⅠ・芝2000m・重)2着
8戦6勝・GⅠ4勝
凱旋門賞3着✅ 8戦すべて3着以内✅ 牝馬は3着内率46.7%✅ 斤量54kg✅ 12番ゲートは過去10年1勝⚠️
✅ プラス材料
  • 前走の凱旋門賞は、大外の16番ゲートから3着。初めての2400mを乗り切った(JRA-VAN World)
  • 8戦6勝・2着1回・3着1回で、一度も3着を外していない。今年は仏オークス(ディアヌ賞)・ナッソーSとGⅠを勝っている
  • アイルランドの牝馬で、前走凱旋門賞組。過去10年のデータにいちばん合う
  • 3歳牝馬で斤量54kg。古馬の牡馬より3kg軽い
⚠️ マイナス材料
  • 12番ゲートは過去10年[1-0-0-7]。今回も外のゲートで、コーナーの多いコースで外を回されやすい(TwinSpires)
  • 米国の小回りコースは初めて
  • 凱旋門賞から4週間。重い馬場の大一番の疲れが残っていないか
本命に推す。決め手はどんな条件でも崩れない安定感だ。重い馬場でも良い馬場でも、2000mでも2400mでも、8戦すべて3着以内。凱旋門賞では、大外の16番ゲートという不利を、C.スミヨン騎手の判断で取り返して3着に入った。当ブログの凱旋門賞の予想で穴に推した馬でもあり、その実力は以前から高く評価している。不安は、また外の12番ゲートを引いたこと。ただ、キーンランドの芝はゲートの有利・不利がほとんどないという分析もあり、器用に立ち回れる力を信じたい。外れたらレース後の振り返りで読み違えを正直に書く。
〇

⑬ ベイシティローラー馬番13・ゲート13

牡4/O.マーフィー/57kg/G.スコット(英)/父New Bay

前走英チャンピオンS(英GⅠ・芝2000m)3着 | 前々走 凱旋門賞(仏GⅠ・芝2400m・稍重)2着
R125は出走馬最高
凱旋門賞2着✅ 芝2400m[2-3-0-0]✅ R125は出走馬最高✅ 10月だけで3戦目⚠️ 13番ゲートは過去10年0-0-0-6⚠️
✅ プラス材料
  • 今年のコロネーションC(GⅠ)を勝ち、凱旋門賞は2番手から粘って2着
  • 芝2400mは5戦して2勝・2着3回で、すべて2着以内
  • JRA出馬表のレーティング125は、出走馬で最も高い
  • 前走英チャンピオンS組は、過去10年で2着2回・3着2回
⚠️ マイナス材料
  • 凱旋門賞(10月4日)、英チャンピオンS(10月17日)に続き、10月だけで3戦目。DRFは「大胆な挑戦」と書く
  • 13番ゲートは過去10年[0-0-0-6]
  • 米国の小回りコースは初めて
対抗。力だけなら出走馬でいちばん上だ。2400mでは一度も2着を外しておらず、先行して粘る形は、直線の短いキーンランドにも合う。それでも◎の下にしたのは、4週間で3戦目という使い方。英チャンピオンSでも3着と崩れていないが、さすがに疲れが出ても不思議ではない。◎を負かすならこの馬と見て、3連単は裏も持った。
▲

⑩ ティファニー馬番10・ゲート10

牝6/L.モリス/56kg/M.プレスコット(英)/父Farhh

前走ケンタッキーターフC(米GⅡ・芝2400m)1着 | 前々走 ベルリン大賞(独GⅠ・芝2400m)1着
19戦9勝・2着7回
ベルリン大賞(GⅠ)1着✅ 前走で昨年の勝ち馬に先着✅ 米国の芝に対応済み✅ 6歳⚠️
✅ プラス材料
  • 8月のベルリン大賞(GⅠ)で念願のGⅠ初制覇。前走のケンタッキーターフC(GⅡ)も勝ち、①エシカルダイヤモンドを破った
  • 19戦9勝・2着7回と、ほとんど崩れない。確認できた芝2400mは9戦すべて2着以内
  • 米国の芝で勝っていて、遠征の経験も豊富(JRA-VAN World)
  • 牝馬は過去10年で3着内率46.7%。DRFも「この内容なら勝ち負け」と評価
⚠️ マイナス材料
  • 6歳。過去10年で6歳は[1-1-2-12]
  • ケンタッキーダウンズは起伏の大きい特殊なコースで、キーンランドとは性格が違う
  • GⅠは1勝だけ
崩れない安定感では、◎と並ぶ。前走で昨年の勝ち馬を破ったのは大きく、米国の芝への適性も見せた。6歳でもまだ成長が続いている。勝ち切るにはもう一押しが必要と見て単穴にしたが、2・3着なら十分。
△

① エシカルダイヤモンド馬番1・ゲート1

セ6/D.マクモナグル/57kg/W.マリンズ(愛)/父Awtaad

前走ケンタッキーターフC(米GⅡ・芝2400m)2着 | 前々走 バリーローンS(愛GⅢ・芝2400m)1着
昨年の勝ち馬
2025年BCターフ1着✅ 1番ゲートは3着内率40%✅ 前走で⑩に負けた⚠️
✅ プラス材料
  • 昨年のこのレースの勝ち馬。米国の芝への適性は証明済み(JRA-VAN World)
  • 1番ゲートは過去10年[1-2-1-6]。最内からロスなく運べる
  • DRFは「今年は昨年とまったく違う調整で、着実に良くなっている」
⚠️ マイナス材料
  • 前走で⑩ティファニーに負けた
  • 6歳。今年はハードウィックS(GⅡ)9着など、崩れたレースもある
  • 昨年の勝利は、JRA-VAN Worldが「人気薄」と書く、思わぬ勝利だった
連覇を狙う昨年の覇者。最内のゲートでロスなく回れるのは大きい。上位とは少し差があると見て△だが、3着以内なら十分ありうる。
△

③ ミナレットステーション馬番3・ゲート3

牡4/J.オルティス/57kg/W.ウォルデン(米)/父Instilled Regard

前走ジョーハーシュターフクラシック(米GⅠ・芝2400m)1着 | 前々走 クリストフクレメントターフ(米GⅠ・芝2400m・重)2着
米国勢の筆頭
前走GⅠ勝ち✅ キーンランドで重賞勝ち✅ 3番ゲートは3着内率50%✅ 米国の馬は過去10年1勝⚠️
✅ プラス材料
  • 前走のジョーハーシュターフクラシック(GⅠ)を勝利。DRFは「米国の馬の中では一番手」
  • 2歳時に、キーンランドのバーボンS(GⅡ)を勝っている(JRA-VAN World)
  • 9戦4勝・2着2回・3着2回と安定。3番ゲートは過去10年で3着内率50%
⚠️ マイナス材料
  • 米国の馬は過去10年[1-4-3-58]で、3着内率12.1%
  • 前走ジョーハーシュ組は、過去10年で2着3回・3着4回だが勝ちがない
  • 欧州のGⅠ馬と戦うのは初めて
勢いのある米国の4歳馬。キーンランドを知っていて、内の3番ゲートも悪くない。米国の馬が苦戦するデータがあるので△だが、3着以内は十分にある。良で時計が速くなれば、評価を上げたい。
☆

⑭ ディープモンスター馬番14・ゲート14

牡8/T.マーカンド/57kg/池江泰寿(日)/父ディープインパクト

前走京都大賞典(GⅡ・京都芝2400m・稍重)4着 | 前々走 チャンピオンズ&チャターC(香GⅠ・芝2400m)3着
日本馬・R120
日本馬は過去10年すべて3着以内✅ アミールT(GⅡ)1着✅ R120✅ 8歳⚠️ 大外の14番ゲート⚠️
✅ プラス材料
  • 日本の馬はこのレースで過去10年[0-1-2-0]。3回とも3着以内に入っている
  • 今年2月のアミールトロフィー(GⅡ・カタール)を、今回と同じT.マーカンド騎手で勝利。⑤エルコルドベスに先着した。5月の香港のGⅠでも3着
  • JRA出馬表のレーティング120は、出走馬で5番目。DRFも「しっかりした前哨戦を走ってきた」
  • JRAの発表では、10月24日に現地のダートで6ハロン1分16秒80の追い切り。担当者は「状態は良いのではないか」とコメント。10月28日には芝コースで軽めに走り、池江調教師は「キーンランドの芝コースにすごく合っていそう」と話す
⚠️ マイナス材料
  • 8歳。過去10年で7歳以上は[0-1-0-9]
  • 大外の14番ゲート。コーナーの多いコースで外を回されやすい(TwinSpires)。池江調教師も「外枠は不利に思える」としつつ、「内で包まれるよりはまし」と話す(JRA発表)
  • GⅠは勝っていない
8歳になって、今年は海外で結果を出している。JRA-VAN Worldは「小倉競馬場との相性から、米国の小回りも合いそう」と書く。京都大賞典では3〜4番手から運ぶ形も見せており、器用さが求められるキーンランドは悪くない。日本の馬が過去3回とも3着以内に入っているデータも後押しする。年齢と外のゲートを考えて勝ち切るまでは難しいと見たが、3着以内なら十分に狙える。
注

⑥ バーナムスクエア馬番6・ゲート6

セ4/B.ヘルナンデスJr./57kg/I.ウィルキス(米)/父Liam's Map

前走ケンタッキーターフC(米GⅡ・芝2400m)7着 | 前々走 アーリントンミリオン(米GⅠ・芝2000m)1着
キーンランド[2-1-0-0]
この舞台のGⅡを9馬身3/4差✅ アーリントンミリオン(GⅠ)1着✅ 前走7着⚠️ 米国の馬は過去10年1勝⚠️
✅ プラス材料
  • 今年4月、この舞台の重賞(GⅡ)を9馬身3/4差で圧勝(JRA-VAN World)。キーンランドは3戦2勝・2着1回
  • 前々走のアーリントンミリオン(GⅠ)を勝利。3歳時はダートのブルーグラスS(GⅠ)も勝っている
  • 前走の7着は、DRFによると「暑さで崩れた」
⚠️ マイナス材料
  • 米国の馬は過去10年[1-4-3-58]
  • 欧州のGⅠ馬と戦うのは初めて
  • 芝2400mは3戦して2勝だが、前走の7着もこの距離だった
キーンランドの芝2400mで9馬身3/4差の圧勝。舞台への適性は出走馬でいちばんはっきりしている。前走の負けに理由があるなら、巻き返しは十分。米国の馬のデータが厳しく注にとどめたが、3連複の相手には入れた。
💣

⑨ ジョアンナウォルシュ馬番9・ゲート9

牝3/M.バルザローナ/54kg/J.オブライエン(愛)/父Sea The Stars

前走ヨークシャーオークス(英GⅠ・芝2400m)6着 | 前々走 愛オークス(愛GⅠ・芝2400m)1着
愛オークス馬
愛オークス(GⅠ)1着✅ 斤量54kg✅ 牝馬・愛国馬のデータ◎✅ 前走6着⚠️ キャリア6戦⚠️
✅ プラス材料
  • 7月の愛オークス(GⅠ・2400m)を勝利。リブルスデールS(GⅡ・2400m)も2着
  • 前走の6着は、DRFによると「柔らかい馬場が合わなかったのかもしれない」
  • アイルランドの牝馬で斤量54kg。過去10年のデータに合う
  • M.バルザローナ騎手は2017年の優勝騎手で、今年の凱旋門賞も勝っている
⚠️ マイナス材料
  • キャリアは6戦だけ。古馬の牡馬と戦った経験は少ない(JRA-VAN World)
  • 前走のヨークシャーオークスは6着
  • 米国の小回りコースは初めて
今週の穴。理由は上の「今週の穴・この1頭」に書いた。良の芝での巻き返しに期待して、3着とワイドで拾う。
✕

⑤ エルコルドベス馬番5・ゲート5

セ5/W.ビュイック/57kg/C.アップルビー(英)/父Frankel

前走ジョーハーシュターフクラシック(米GⅠ・芝2400m)3着 | 前々走 アミールトロフィー(カタールGⅡ・芝2400m)5着
昨年このレース3着
昨年このレース3着✅ 陣営はこのレース3勝✅ 勝ち切れない⚠️
✅ プラス材料
  • 昨年のこのレースで3着。昨年のソードダンサーS(GⅠ)の勝ち馬
  • アップルビー調教師はこのレースを3勝、W.ビュイック騎手は2勝
  • 米国の芝2400mでの適性は高い(JRA-VAN World)
⚠️ マイナス材料
  • 前走は③に負けて3着。今年2月は⑭ディープモンスターにも負けた
  • DRFは「アップルビー厩舎の一番手ではなかったかもしれない」と書く
  • 確認できた芝2400mは8戦して3着4回と、勝ち切れないことが多い
大崩れはしないが、勝ち切る決め手に欠ける。ここなら来られる条件:好位で流れに乗り、スタミナ比べになったとき。昨年のように3着に粘り込む形はある。
✕

⑦ ホタツェル馬番7・ゲート7

牡4/S.フォーリー/57kg/J.ハリントン夫人(愛)/父Too Darn Hot

前走愛チャンピオンS(愛GⅠ・芝2000m)1着 | 前々走 ダルマイヤー大賞(独GⅠ・芝2000m)1着
2000mのGⅠ連勝
愛チャンピオンS(GⅠ)1着✅ GⅠ2連勝✅ 2400mは凱旋門賞10着だけ⚠️ 7番ゲートは過去10年0-0-0-10⚠️
✅ プラス材料
  • 9月の愛チャンピオンS(GⅠ)を快勝。7月のダルマイヤー大賞(GⅠ)も勝ってGⅠ連勝
  • 前走愛チャンピオンS組は、過去10年で1勝・3着1回
  • レーティング119。アイルランドの馬はデータが良い
⚠️ マイナス材料
  • 2400mは昨年の凱旋門賞10着の1戦だけ。DRFは「2400mは長すぎるか」
  • 7番ゲートは過去10年[0-0-0-10]
  • このレースが引退レースになる予定(JRA-VAN World)
格は上位だが、距離への不安が大きい。ここなら来られる条件:スローペースで道中しっかり折り合い、2000mのような瞬発力勝負になったとき。
✕

② ベンヴェヌートチェッリーニ馬番2・ゲート2

牡3/R.ムーア/55.5kg/A.オブライエン(愛)/父Frankel

前走凱旋門賞(仏GⅠ・芝2400m・稍重)9着 | 前々走 ニエル賞(仏GⅡ・芝2400m・稍重)5着
愛ダービー馬
愛ダービー(GⅠ)1着✅ R123は出走馬2番目✅ 前2走は5着・9着⚠️
✅ プラス材料
  • 今年の愛ダービー(GⅠ)を勝ち、キングジョージ(GⅠ)でも古馬相手に3着
  • レーティング123は出走馬で2番目。前走凱旋門賞組は過去10年で2勝
  • 内の2番ゲートで、先行力を生かしやすい(TwinSpires)
⚠️ マイナス材料
  • 前2走はニエル賞5着、凱旋門賞9着と、期待を裏切っている
  • DRFは「期待外れが続いている」
  • 当ブログの凱旋門賞の予想でも✕評価だった
夏までの力は本物だが、秋になって走りが落ちている。ここなら来られる条件:2番ゲートから楽に先行し、良の芝で夏の走りを取り戻したとき。
✕

⑪ シュルヴィー馬番11・ゲート11

牝5/F.プラ/56kg/G.ボーウィー(英)/父Churchill

前走ヴェルメイユ賞(仏GⅠ・芝2400m)10着 | 前々走 クリストフクレメントターフ(米GⅠ・芝2400m・重)1着
米国でGⅠ勝ち
米国でGⅡ・GⅠ連勝✅ 牝馬のデータ◎✅ 前走10着⚠️
✅ プラス材料
  • 今夏、米国でグレンズフォールズS(GⅡ)とクリストフクレメントターフ(GⅠ)を連勝し、③ミナレットステーションにも先着
  • DRFは「クリストフクレメントの内容なら勝負になる」
  • 牝馬は過去10年で3着内率46.7%
⚠️ マイナス材料
  • 帰国後の前走、ヴェルメイユ賞は10着の大敗
  • レーティング110は、補欠を除くと出走馬で最も低い
米国の芝で強かった夏の走りと、前走の大敗の差が大きい。ここなら来られる条件:米国の芝で持久力を発揮し、夏のような粘りを見せたとき。
✕

④ ファーブリッジ馬番4・ゲート4

牡6/J.ヴェラスケス/57kg/M.クレメント(米)/父English Channel

前走ジョーハーシュターフクラシック(米GⅠ・芝2400m)2着 | 前々走 パンアメリカンS(米GⅢ・芝2400m)1着
22戦10勝
前走GⅠで1/2馬身差2着✅ 芝2400m 8戦4勝✅ 米国の馬は過去10年1勝⚠️
✅ プラス材料
  • 2024年にソードダンサーS・ジョーハーシュターフクラシックとGⅠを2勝。前走もGⅠで1/2馬身差の2着
  • 芝2400mは8戦して4勝
⚠️ マイナス材料
  • DRFは「この顔ぶれを負かせるほどの力はない」
  • 6歳。米国の馬は過去10年[1-4-3-58]
米国の2400mの常連だが、欧州のGⅠ馬とは差がある。ここなら来られる条件:内の4番ゲートからロスなく回り、スタミナ比べで粘り込んだとき。
✕

⑮ マップオブスターズ(繰り上がり)馬番15・ゲート15

セ5/J.ドイル/57kg/F.グラファール(仏)/父Sea The Stars

前走ゴントービロン賞(仏GⅢ・芝2000m)2着 | 前々走 ウォルファートンS(英L・芝2000m)1着
繰り上がり出走
ガネー賞(GⅠ)2着の実績✅ 繰り上がりで出走⚠️
✅ プラス材料
  • 昨年のアルクール賞(GⅡ)を勝ち、ガネー賞(GⅠ)で2着(JRA-VAN World)
  • J.ドイル騎手は2022年の優勝騎手
⚠️ マイナス材料
  • 補欠からの繰り上がりで、急きょ出走が決まった
  • 主に2000mを走っていて、2400mへの対応が課題
⑧の取消で出走が決まったが、2400mへの対応が課題。ここなら来られる条件:流れが落ち着いて、2000mで見せた持続力を最後まで生かせたとき。
✕

⑯ テレスコピック(補欠)馬番16・ゲート16

セ5/L.サエス/57kg/V.オリヴァー(米)/父American Pharoah

前走一般戦(チャーチルダウンズ・芝2200m)1着 | 前々走 一般戦(ケンタッキーダウンズ・芝2400m)1着
補欠馬
9月に2連勝✅ 重賞は未経験⚠️ 取消が出たときだけ出走⚠️
✅ プラス材料
  • 9月に芝の長距離の一般戦を2連勝。DRFは「この距離は合う」
⚠️ マイナス材料
  • 補欠馬で、重賞の実績がない。レーティング100は最も低い
  • キーンランドは2戦して着外
出走できても、相手が大きく強くなる。ここなら来られる条件:出走が決まり、消耗戦になってスタミナが生きたとき。

🎫 買い目

◎⑫ダイヤモンドネックレスの1頭軸。迷った☆⑭は馬連・3連単の2着にも入れ、✕⑤の保険は〇⑬とのワイドで持つ

3連複
軸1頭 ⑫ → 相手 ⑬・⑩・①・③・⑭・⑥・⑨
本線。◎⑫を1頭軸に、凱旋門賞2着の⑬、GⅠ馬の⑩、昨年の勝ち馬①、米国勢の筆頭③、日本の⑭、この舞台で圧勝した⑥、そして穴⑨から2頭を組む形。
馬連
⑫ − ⑬・⑩・⑭
本命ダイヤモンドネックレスから、ベイシティローラー・ティファニー・ディープモンスターへ。いちばん扱いに悩んだ☆⑭も、ここに入れた。
ワイド
⑫ − ⑬ / ⑫ − ⑩ / ⑫ − ⑨ / ⑬ − ⑤
◎のワイドは〇・▲・穴の3点。◎が2・3着に止まった場合も拾える形にした。✕⑤は昨年このレースで3着に粘った馬で、「好位で流れに乗り、スタミナ比べになったとき」という来られる条件がある。〇⑬との組み合わせで拾う(◎が崩れても残る保険)。
3連単
1着 ⑫ → 2着 ⑬・⑩・⑭ → 3着 ⑬・⑩・①・③・⑭・⑨
1着 ⑬ → 2着 ⑫ → 3着 ⑩・①・③・⑭・⑨
少点数の遊び。2着候補には、迷った☆⑭も入れた。〇⑬が◎を負かす形もありうるので、1着⑬・2着⑫の裏も持っている。3着候補には穴⑨まで広げた。
結論:8戦すべて3着以内の◎⑫ダイヤモンドネックレスを軸に据えました。相手は凱旋門賞2着の〇⑬、GⅠ馬の▲⑩を中心に、①③⑭⑥、そして愛オークス馬の穴⑨まで。いちばんの懸念は、◎が外の12番ゲートからコーナーの多いコースで外を回されること。そのため◎からのワイドを3点に広げ、3連単は〇⑬からの裏も持ちました。いちばん悩んだのは日本の⑭ディープモンスター。8歳という年齢と、日本の馬がこのレースで3回とも3着以内というデータのどちらを重く見るか迷い、☆にして馬連と3連単の2着にも入れました。読み違えたら、レース後の振り返りで正直に書きます。

✅ 当日の最終チェックリスト

🏇 発走前に確認すること

芝の馬場状態の発表|雨は深夜からの予報だが、BCターフは発走が夕方なので念のため確認。「ファーム」(良)なら予想どおりで、良で時計が速いなら米国の③⑥を上げる。「グッド」(稍重)以下に渋ったら、重い芝に慣れた欧州の⑬⑫⑩を重く見る。
当日のキーンランドの芝のレース|BCマイルなど、先に行われる芝のレースで、先行馬が残っているか、差し馬が届いているか、内と外のどちらが伸びているかを確認。
出走取消・補欠馬|⑧テストスコアは取消済みで、⑮は繰り上がりで出走。ほかに取消が出ると、補欠の⑯が出走する。JRAの「出馬表変更一覧」で確認。
⑭ディープモンスターの近況|JRAの「出走馬情報」は10月30日(金)に更新予定。現地での最終追い切りのコメントを確認。
パドックと返し馬|中継で、イレ込みや発汗が目立つ馬がいないかを確認。10月だけで3戦目の⑬と、凱旋門賞から4週間の⑫の馬体の張りもチェック。
発売開始・発走時刻|日本時間11月1日(日)6時36分発走。馬券の発売開始は、補欠馬の状況により10月31日(土)7時・19時30分・22時30分のいずれか。最終的な出走馬・発売時刻はJRA公式で必ず確認を。
⚠️ 本記事はJRA公式の出馬表・海外競馬のニュース、JRA-VAN Worldのレース傾向・過去結果・出走馬情報、Horse Racing Nation・netkeibaの各馬の全成績、DRFなど現地報道の公開情報をもとにした参考予想です。取れないデータは推測で補わず、検証できる範囲で記載しています。出走馬・騎手・馬場等は変更の可能性があるため、馬券購入前にJRA公式発表で最終確認をお願いします。馬券購入はご自身の判断と責任で、余裕資金の範囲内でお楽しみください。