【BCマイル 2026】完全予想
全頭評価・データ・穴馬まで
徹底解説
🇺🇸 第43回 ブリーダーズカップマイル・キーンランド 芝1600m(左回り)
🌱 レース概要・コース特性
キーンランドの芝1600mってどんなコース?
※コース特性はJRA-VAN World(JRA海外競馬情報)のコース紹介と、それに基づく自作のコース解説図より。芝はライ・ブルーグラス・フェスクの3種類を混ぜた、寒い時期に強い芝です。
☀️ 馬場予想(天気・キーンランドの傾向)
※出典:Horse Racing Nation(10月28日、米国立気象局の予報)、DRF(Daily Racing Form)。アメリカの芝の馬場発表は「ファーム」がおおむね日本の良、「グッド」が稍重、「ヤイールディング」「ソフト」が重〜不良にあたります。
- 雨は土曜の深夜からの予報なので、現地16時20分の発走は乾いた芝で行われる見込みです。キーンランドで行われた過去の年の勝ちタイムは、2020年が1分33秒73、2022年が1分33秒96。1分33秒台の決着を想定します
- キーンランドの芝の長めの距離は、逃げ・先行の勝利が20%と少なく、好位が46%、差しが36%。芝はこの4年、ゲート番による有利・不利がないとされています(US Racingの分析)
- この数字から、好位〜中団で脚をためて、コーナーで動ける馬を高く評価しました。逆に、先頭に立って逃げる馬は少し割り引いています
- アスクイキゴミの藤原調教師は、10月28日の追い切りのあとに「雨が降っていないのに、芝がちょっと重いと感じた」と話しています(JRA発表)。日本の芝より時計がかかる可能性はあります
- 予報が外れて雨が早まり、芝が渋った場合は、欧州の重い芝に慣れた馬が有利になります。⑦キラート(英国)、⑫トゥルーラブ・⑭プエルトリコ(アイルランド)などです
この想定で、差して勝ってきた◎⑧を軸にし、先行する⑨④は少し割り引きました。雨で芝が渋った場合は⑦⑫の評価を上げます(当日のチェックリストに記載)。
🐎 出走馬一覧(全13頭+取消2頭)
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 調教師 | 斤量 | R | 脚質 | キーンランド[1-2-3-外] | 芝1600m[1-2-3-外] | 前走 / 前々走 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | デターミニスティック | 牡5 | K.カームーシュ | M.クレメント | 57 | 119 | ― | 0-1-0-0 | 2-2-0-0 | ウッドバインマイルS(加GⅠ・ウッドバイン・芝1600m)2着 / フォアスターデイヴS(米GⅠ・サラトガ・芝1600m)1着 |
| 2 | レイクフォレスト | セ5 | C.ファロン | W.ハガス | 57 | 118 | 差し | 0-1-0-0 | 0-1-0-3※ | ターフマイルS(米GⅠ・キーンランド・芝1600m)2着 / シティオブヨークS(英GⅠ・ヨーク・芝1400m)2着 |
| 3 | ファクトゥールシュヴァル | セ7 | M.フランコ | M.キャシー | 57 | 114 | ― | 0-0-0-0※ | 1-5-3-4※ | ミントミリオンズS(米GⅢ・ケンタッキーダウンズ・芝1600m)6着 / ミラノ大賞(伊GⅢ・ミラノ・芝2000m)2着 |
| 4 | カボスピリット | セ7 | M.スミス | G.パパプロドロモー | 57 | 112 | 逃げ | 0-0-0-1 | 4-1-6-8 | シティオブホープマイルS(米GⅡ・サンタアニタ・芝1600m)1着 / デルマーマイルS(米GⅡ・デルマー・芝1600m)4着 |
| 5 | アスクイキゴミ | 牡3 | 坂井瑠星 | 藤原英昭 | 56 | 116 | 自在 | 0-0-0-0 | 2-1-0-0 | NHKマイルC(GⅠ・東京芝1600m)2着(0.0秒差) / チャーチルダウンズC(GⅢ・阪神芝1600m・稍重)1着(0.1秒差勝ち) |
| 6 | ズールーキングダム | 出走取消(10月29日発表) | ||||||||
| 7 | キラート | セ5 | C.キーン | R.ベケット | 57 | 114 | 差し | 0-0-0-0 | 2-1-0-6※ | ダニエルウィルデンシュタイン賞(仏GⅡ・パリロンシャン・芝1600m)1着 / パークS(英GⅡ・ドンカスター・芝1400m)3着 |
| 8 | ノータブルスピーチ | 牡5 | W.ビュイック | C.アップルビー | 57 | 125 | 差し | 0-0-0-1 | 6-1-1-6 | ウッドバインマイルS(加GⅠ・ウッドバイン・芝1600m)1着 / シティオブヨークS(英GⅠ・ヨーク・芝1400m)1着 |
| 9 | レトリカル | セ5 | J.オルティス | W.ウォルデン | 57 | 120 | 先行 | 2-0-1-0 | 3-0-1-2 | ターフマイルS(米GⅠ・キーンランド・芝1600m)1着 / フォアスターデイヴS(米GⅠ・サラトガ・芝1600m)4着 |
| 10 | ルガル | 牡6 | O.マーフィー | 杉山晴紀 | 57 | 114 | 先行 | 0-0-0-0 | 0-0-0-0 | スプリンターズS(GⅠ・中山芝1200m・稍重)14着(1.6秒差) / QEⅡジュビリーS(英GⅠ・アスコット・芝1200m)8着 |
| 11 | フォーミダブルマン | 牡5 | J.ヴェラスケス | M.マッカーシー | 57 | 117 | 先行 | 0-0-0-0 | 5-2-0-3 | ミントミリオンズS(米GⅢ・ケンタッキーダウンズ・芝1600m)7着 / エディリードS(米GⅡ・デルマー・芝1800m)3着 |
| 12 | トゥルーラブ | 牝3 | W.ローダン | A.オブライエン | 54.5 | 113 | 差し | 0-0-0-0 | 1-1-1-1 | フォレ賞(仏GⅠ・パリロンシャン・芝1400m)1着 / マトロンS(愛GⅠ・レパーズタウン・芝1600m)6着 |
| 13 | ブリリアントバーティ | 牡5 | B.ヘルナンデスJr. | C.ドゥヴォー | 57 | 114 | ― | 1-0-1-2 | 4-1-2-3 | ターフマイルS(米GⅠ・キーンランド・芝1600m)4着 / ミントミリオンズS(米GⅢ・ケンタッキーダウンズ・芝1600m)3着 |
| 14 | プエルトリコ | 牡3 | R.ムーア | A.オブライエン | 56 | 113 | ― | 0-0-0-0 | 1-0-0-3 | フォレ賞(仏GⅠ・パリロンシャン・芝1400m)3着 / シティオブヨークS(英GⅠ・ヨーク・芝1400m)6着 |
| 15 | ヴィーナアラナ | 出走取消(補欠馬・10月29日発表) | ||||||||
※馬番・騎手・調教師・斤量・レーティングはJRA公式の出馬表(10月27日発表)より。着度数と前走・前々走は、海外の馬はHorse Racing Nationの全成績、⑤⑩はnetkeibaの全成績(海外のレースを含む)から1頭ずつ集計(キーンランドの着度数はダートも含む)。「※」の馬は、Horse Racing Nationに載っていたレースの数がJRA-VAN Worldの通算成績より少なく、確認できた範囲の集計です。③ファクトゥールシュヴァルについて、JRA-VAN Worldには「今秋キーンランドの芝の条件戦で勝利」とありますが、ほかの資料では確認できなかったため、前走はHorse Racing Nationの記録に従いました。脚質はDRF(Daily Racing Form)・JRA-VAN Worldの解説から判断し、はっきり書かれていない馬は「―」としました。
🔍 前走・前々走のレース内容チェック
- ①デターミニスティック(〇):前走のウッドバインマイル(GⅠ)は、⑧ノータブルスピーチに差し込まれて2着。それまで昨年5月から6連勝し、GⅠを4勝していた。前々走のフォアスターデイヴS(GⅠ)では⑥ズールーキングダム(3着)・⑨レトリカル(4着)に先着
- ②レイクフォレスト(△):前走のターフマイルS(GⅠ・キーンランド)は、直線で進路を確保して追い込み、⑨レトリカルの2着(JRA-VAN World)。前々走のシティオブヨークS(GⅠ)も⑧ノータブルスピーチの2着
- ③ファクトゥールシュヴァル(✕):2024年のドバイターフ(GⅠ)の勝ち馬。今年はイタリアの重賞で2・3着のあと、前走のミントミリオンズS(GⅢ)は6着。DRFは「全盛期は過ぎた」と書く
- ④カボスピリット(✕):前走のシティオブホープマイルS(GⅡ)をスタートから先頭に立って逃げ切った。ただDRFは「ほかに速い馬がいる今回、同じことは難しい」と見る
- ⑤アスクイキゴミ(☆):前走のNHKマイルC(GⅠ)は、11〜12番手から上がり33.5秒で追い込み、勝ち馬と同タイムの2着。前々走のチャーチルダウンズC(GⅢ・稍重)は2番手から抜け出して勝った。5月以来、約6か月ぶりの実戦
- ⑥ズールーキングダム(出走取消):10月29日に出走を取り消した。C.ブラウン調教師は「100%万全の状態ではない馬をレースに出すわけにはいかない」と話している(JRA-VAN World)
- ⑦キラート(注):前走のダニエルウィルデンシュタイン賞(GⅡ)を勝ち、DRFは「今年いちばんの内容」と評価。昨年のサセックスS(GⅠ)の勝ち馬
- ⑧ノータブルスピーチ(◎):前走のウッドバインマイル(GⅠ)で①デターミニスティックを差し切り、前々走のシティオブヨークS(GⅠ)では②レイクフォレストに先着してGⅠ連勝。昨年のこのレースは内ラチ沿いから突き抜けて勝った(JRA-VAN World)。4月のメーカーズマークマイル(キーンランド)は4着
- ⑨レトリカル(▲):前走のターフマイルS(GⅠ)を先行して押し切り、このレースを連覇。②に先着し、⑬は4着、⑥は5着だった。DRFは「今年は先頭で運んだときがいちばん強い」と書く
- ⑩ルガル(✕):前走のスプリンターズS(GⅠ・稍重)は14着。JRA-VAN Worldは「何もかもかみ合わず度外視できる」と書いている。今春のアルクオーツスプリント(GⅠ)は2着。芝1600mを走るのは初めて
- ⑪フォーミダブルマン(✕):昨年のこのレースで⑧ノータブルスピーチの2着。今年5月のシューメーカーマイル(GⅠ)を勝ったが、その後はエディリードS(GⅡ)3着、前走のミントミリオンズS(GⅢ)7着と下降気味
- ⑫トゥルーラブ(💣):前走のフォレ賞(GⅠ・1400m)を勝って、英1000ギニーに続くGⅠ2勝目。⑭プエルトリコはこのとき3着。前々走のマトロンS(GⅠ)は6着
- ⑬ブリリアントバーティ(✕):前走のターフマイルS(GⅠ)は4着、前々走のミントミリオンズS(GⅢ)は3着。昨年のワイズダンS(GⅡ)の勝ち馬
- ⑭プエルトリコ(✕):2歳時にGⅠを2連勝。今年は勝てていないが、前走のフォレ賞(GⅠ)3着で上向き(JRA-VAN World)
- ⑮ヴィーナアラナ(出走取消):補欠だったが、⑥の取消で出走できるようになったあとも、陣営はBCマイルを見送った。BCフィリー&メアターフに回る(JRA-VAN World)
📊 過去データ分析
| 年 | 開催場 | 優勝馬 | 調教国 | 性齢 | 騎手 | 勝ちタイム |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | デルマー | ノータブルスピーチ | 英 | 牡4 | W.ビュイック | 1:33.66 |
| 2024 | デルマー | モアザンルックス | 米 | 牡4 | J.オルティス | 1:32.65 |
| 2023 | サンタアニタ | マスターオブザシーズ | 英 | セ5 | W.ビュイック | 1:32.45 |
| 2022 | キーンランド | モダンゲームズ | 英 | 牡3 | W.ビュイック | 1:33.96 |
| 2021 | デルマー | スペースブルース | 英 | 牡5 | W.ビュイック | 1:34.01 |
| 2020 | キーンランド | オーダーオブオーストラリア | 愛 | 牡3 | P.ブドー | 1:33.73 |
| 2019 | サンタアニタ | ユニ | 米 | 牝5 | J.ロザリオ | 1:32.45 |
| 2018 | チャーチルダウンズ | エキスパートアイ | 英 | 牡3 | L.デットーリ | 1:39.80 |
| 2017 | デルマー | ワールドアプルーバル | 米 | セ5 | J.ヴェラスケス | 1:34.55 |
| 2016 | サンタアニタ | ツーリスト | 米 | 牡5 | J.ロザリオ | 1:31.71 |
※出典:JRA-VAN World「レース概要・過去結果」。開催場はブリーダーズカップの開催地。2018年は時計のかかる決着でした。
データが示す“買いのポイント”と今年の該当馬
- 英国の馬が5勝、3着内率32%でトップ(英国[5-1-2-17]、アメリカ[4-6-6-50]、アイルランド[1-2-2-16]、日本[0-0-0-6])→ 英国の②⑦⑧。日本の⑤⑩には厳しい数字
- 5歳馬が最多の5勝、3歳馬は3着内率31%で最も高い(3歳[3-2-4-20]、4歳[2-5-2-25]、5歳[5-3-3-36]、6歳[0-0-0-18]、7歳以上[0-0-1-3])→ 5歳の①②⑦⑧⑨⑪⑬、3歳の⑤⑫⑭。6歳の⑩ルガルは過去10年で3着以内が一度もない年齢
- 前走ターフマイルS組が最多の3勝([3-0-2])、ウッドバインマイル組は[2-2-0]→ ターフマイルS組の⑨②⑬、ウッドバインマイル組の⑧①
- 牝馬は[1-3-0-24]で苦戦(勝ったのは2019年のユニだけ)→ ⑫トゥルーラブ
- このレースを勝ったことのある陣営→ ⑧のW.ビュイック騎手とアップルビー調教師(4勝)、⑨のJ.オルティス騎手(2024年)、③のM.キャシー調教師(2017年)、⑬のC.ドゥヴォー調教師(2024年)、⑫⑭のA.オブライエン調教師(2020年)、⑪のJ.ヴェラスケス騎手(2017年)
- ゲート番:2・5・6番が2勝ずつ、8番は[0-3-1-6]で3着内率40%。11番は[0-0-0-9]。ただ、キーンランドの芝はこの4年、ゲート番の有利・不利がないとされるので、参考程度に見ています
データの面でいちばん条件がそろうのは、英国・5歳・前走ウッドバインマイル組・最強の騎手と調教師のコンビの◎⑧ノータブルスピーチ。2020年には、繰り上がりで出走した3歳馬オーダーオブオーストラリアが勝っており、同じく繰り上がり出走の☆⑤アスクイキゴミにも夢はあります(JRA-VAN World)。
※出典:JRA-VAN World「レース傾向」(過去10年)・「レース概要・過去結果」・「出走馬情報」。
🎯 予想印まとめ & 総合スコアカード
総合スコアカード(全13頭)
| 印 | 馬名 | 実績・格 | キーンランド・芝1600m | 近況・臨戦 | 展開・脚質 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | ⑧ノータブルスピーチ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | A |
| 〇 | ①デターミニスティック | ◎ | ○ | ◎ | ○ | A− |
| ▲ | ⑨レトリカル | ◎ | ◎ | ◎ | △ | B+ |
| △ | ②レイクフォレスト | ○ | ○ | ◎ | ◎ | B+ |
| ☆ | ⑤アスクイキゴミ | ○ | △ | △ | ◎ | B− |
| △ | ⑦キラート | ○ | △ | ◎ | ○ | B− |
| 注 | ⑪フォーミダブルマン | ◎ | ○ | × | △ | C |
| 💣 | ⑫トゥルーラブ | ◎ | △ | ◎ | ○ | C+ |
| ✕ | ④カボスピリット | ○ | ○ | ◎ | × | C |
| ✕ | ⑬ブリリアントバーティ | △ | ○ | ○ | △ | C |
| ✕ | ③ファクトゥールシュヴァル | ○ | △ | △ | ○ | C |
| ✕ | ⑭プエルトリコ | ○ | △ | △ | △ | C− |
| ✕ | ⑩ルガル | ○ | × | △ | △ | C− |
※評価はJRA出馬表・各馬の全成績・過去10年の傾向・現地報道に基づく筆者の主観評価です。「キーンランド・芝1600m」はキーンランドでの成績と芝1600mの成績、「展開・脚質」はキーンランドの芝で好位・差しが有利なデータと今年の流れの想定から判断しました。◎=非常に良い/○=良い/△=平凡・確認できず/×=割引。
💣 今週の穴・この1頭
古馬の実績馬に注目が集まるなかで狙いたいのは、3歳牝馬のトゥルーラブ。理由の一つめは格だ。英1000ギニーと、前走のフォレ賞でGⅠを2勝している。フォレ賞では、同じ厩舎の⑭プエルトリコ(2歳時のGⅠ馬)に先着した。
二つめは斤量と年齢のデータ。3歳牝馬は54.5kgで、古馬の牡馬より2.5kg軽い。過去10年で3歳馬は3着内率31%と、年齢別でいちばん高い。JRA-VAN Worldも「速い流れでも末脚を使える」と書いており、好位〜差しが有利なキーンランドの芝に合う。
不安も正直に書く。牝馬は過去10年[1-3-0-24]と苦戦していて、米国の小回りコースは初めて。前々走のマトロンS(GⅠ)は6着と崩れた。だから狙いは頭ではなく、3連複・3連単の3着と、本命⑧とのワイドで。軽い斤量とGⅠ2勝の力に賭ける一頭だ。
📝 全頭評価(◎〜消し・全13頭)
⑧ ノータブルスピーチ馬番8・ゲート8
牡5/W.ビュイック/57kg/C.アップルビー(英)/父Dubawi
前走ウッドバインマイルS(加GⅠ・芝1600m)1着 | 前々走 シティオブヨークS(英GⅠ・芝1400m)1着- 昨年のこのレースを、内ラチ沿いから突き抜けて勝った。今年もロッキンジS・シティオブヨークS・ウッドバインマイルとGⅠを3勝
- JRA出馬表のレーティング125は、出走馬で最も高い
- W.ビュイック騎手とアップルビー調教師は、この5年でこのレースを4勝。JRA-VAN Worldは「米国の短い直線との相性が抜群」と書く
- 英国・5歳・前走ウッドバインマイル組と、過去10年のデータにそろって合う
- 4月にキーンランドで走ったメーカーズマークマイル(GⅠ)は4着
- 6月のクイーンアンS(GⅠ)は6着と、崩れたこともある
- このレースの連覇は2013年のワイズダン以来、出ていない(DRF)
① デターミニスティック馬番1・ゲート1
牡5/K.カームーシュ/57kg/M.クレメント(米)/父Liam's Map
前走ウッドバインマイルS(加GⅠ・芝1600m)2着 | 前々走 フォアスターデイヴS(米GⅠ・芝1600m)1着- 昨年5月からGⅠ4勝を含む6連勝。マイルから2000mの米国の芝で頭ひとつ抜けた存在(JRA-VAN World)
- 17戦10勝、2着4回と崩れない
- 前走は6頭立てで、直線が今回より約80m長いウッドバイン。頭数が増えて直線が短くなる今回は逆転もある(JRA-VAN World)
- 前走ウッドバインマイル組は、過去10年[2-2-0]
- 前走で◎⑧に差し込まれ、連勝が止まった
- 1番ゲートは過去10年[0-2-0-8]
- DRFは「前走以上の展開に恵まれることはないだろう」と書く
⑨ レトリカル馬番9・ゲート9
セ5/J.オルティス/57kg/W.ウォルデン(米)/父Not This Time
前走ターフマイルS(米GⅠ・キーンランド・芝1600m)1着 | 前々走 フォアスターデイヴS(米GⅠ・芝1600m)4着- 4週間前に、この舞台のターフマイルS(GⅠ)を先行して押し切って連覇。②⑬⑥に先着した
- キーンランドは3戦して2勝・3着1回。今年はターフクラシックS(GⅠ)も勝っている
- 前走ターフマイルS組は、過去10年で最多の3勝
- J.オルティス騎手は2024年の優勝騎手
- DRFは「今年は先頭で運んだときがいちばん強い」と書く。キーンランドの芝の長めの距離では、逃げ・先行の勝利は20%しかない
- ④カボスピリットなど、ほかにも前に行きたい馬がいて、前走ほど楽に運べない可能性
- 8月のフォアスターデイヴS(GⅠ)は、①に負けて4着
② レイクフォレスト馬番2・ゲート2
セ5/C.ファロン/57kg/W.ハガス(英)/父No Nay Never
前走ターフマイルS(米GⅠ・キーンランド・芝1600m)2着 | 前々走 シティオブヨークS(英GⅠ・芝1400m)2着- 前走のターフマイルS(GⅠ・キーンランド)は、直線で進路を確保して追い込み2着。この舞台を経験した
- 前々走のシティオブヨークS(GⅠ)も、◎⑧の2着
- DRFは「今回は前にもっとペースがある」と、展開の向く差し馬と評価
- 英国の馬は過去10年で5勝、3着内率32%
- 21戦5勝で2着が7回。勝ち切れないことが多い
- 7月のサセックスS(GⅠ)は7着
- 前走でも⑨レトリカルを捕まえ切れなかった
⑤ アスクイキゴミ馬番5・ゲート5
牡3/坂井瑠星/56kg/藤原英昭(日)/父ロードカナロア
前走NHKマイルC(GⅠ・東京芝1600m)2着 | 前々走 チャーチルダウンズC(GⅢ・阪神芝1600m・稍重)1着- 前走のNHKマイルC(GⅠ)は、11〜12番手から上がり33.5秒で追い込み、勝ち馬と同タイムの2着
- 前々走のチャーチルダウンズC(GⅢ・稍重)は2番手から勝利。前でも後ろからでも運べる
- JRA出馬表のレーティング116は、出走馬で6番目。3歳馬は過去10年で3着内率がいちばん高い
- 5番ゲートは過去10年で2勝。2020年には、繰り上がり出走の3歳馬が勝っている
- 10月28日(現地)に、キーンランドの芝で坂井瑠星騎手を乗せて追い切り、3ハロン39秒80。藤原調教師は「5番枠は内枠が欲しかったので絶好枠」「馬も順調で良い状態」と話す(JRA発表)
- 5月以来、約6か月の休み明けで、初めての海外。DRFは「経験の浅さと長い休み明けを乗り越える必要がある」
- キャリアは3戦だけ
- 日本の馬はこのレースで過去10年[0-0-0-6]
⑦ キラート馬番7・ゲート7
セ5/C.キーン/57kg/R.ベケット(英)/父Showcasing
前走ダニエルウィルデンシュタイン賞(仏GⅡ・芝1600m)1着 | 前々走 パークS(英GⅡ・芝1400m)3着- 昨年のサセックスS(GⅠ)を勝った実力馬
- 前走のダニエルウィルデンシュタイン賞(GⅡ)を勝ち、DRFは「今年いちばんの内容」と評価
- 英国の馬で、差し脚がある。芝が渋っても対応できる
- 米国の小回りコースは初めて(JRA-VAN World)
- 7月のサセックスS(GⅠ)は9着
- 7番ゲートは過去10年[0-1-0-9]
⑫ トゥルーラブ馬番12・ゲート12
牝3/W.ローダン/54.5kg/A.オブライエン(愛)/父No Nay Never
前走フォレ賞(仏GⅠ・芝1400m)1着 | 前々走 マトロンS(愛GⅠ・芝1600m)6着- 英1000ギニーと前走のフォレ賞でGⅠ2勝。フォレ賞では⑭プエルトリコに先着
- 3歳牝馬で斤量は54.5kg。過去10年で3歳馬の3着内率は31%と最も高い
- 「速い流れでも末脚を使える」(JRA-VAN World)。DRFも前走を「良い前哨戦」と評価
- A.オブライエン調教師は2020年にこのレースを勝っている
- 牝馬は過去10年[1-3-0-24]
- 米国の小回りコースは初めて
- 前々走のマトロンS(GⅠ・1600m)は6着
⑪ フォーミダブルマン馬番11・ゲート11
牡5/J.ヴェラスケス/57kg/M.マッカーシー(米)/父City of Light
前走ミントミリオンズS(米GⅢ・芝1600m)7着 | 前々走 エディリードS(米GⅡ・芝1800m)3着- 昨年のこのレースで◎⑧の2着
- 今年5月のシューメーカーマイル(GⅠ)を勝利。芝1600mは10戦5勝・2着2回
- 先行力とマイル戦の経験がある(JRA-VAN World)
- 前走のミントミリオンズS(GⅢ)は7着。DRFは「最近の負けで判断が難しい」
- 11番ゲートは過去10年[0-0-0-9]
- キーンランドは初めて
④ カボスピリット馬番4・ゲート4
セ7/M.スミス/57kg/G.パパプロドロモー(米)/父Pioneerof the Nile
前走シティオブホープマイルS(米GⅡ・芝1600m)1着 | 前々走 デルマーマイルS(米GⅡ・芝1600m)4着- 前走のシティオブホープマイルS(GⅡ)を逃げ切り、久しぶりの重賞勝ち。前走シティオブホープマイル組は過去10年で2着2回
- 45戦の豊富な経験。前で運べる機動力がある(JRA-VAN World)
- 4番ゲートは過去10年[1-1-2-6]、3着内率40%
- DRFは「ほかに速い馬がいる今回、同じことは難しい」
- 7歳。過去10年で7歳以上は[0-0-1-3]
- キーンランドの芝の長めの距離で、逃げ・先行の勝利は20%
⑬ ブリリアントバーティ馬番13・ゲート13
牡5/B.ヘルナンデスJr./57kg/C.ドゥヴォー(米)/父Noble Mission
前走ターフマイルS(米GⅠ・キーンランド・芝1600m)4着 | 前々走 ミントミリオンズS(米GⅢ・芝1600m)3着- キーンランドで1勝・3着1回。前走もこの舞台のGⅠで4着
- 前走ターフマイルS組は過去10年で最多の3勝
- C.ドゥヴォー調教師は2024年にモアザンルックスでこのレースを勝っている
- 前走のターフマイルSで、⑨②に先着を許した
- DRFは「良かった時期は過ぎたかもしれない」
- GⅠの決め手勝負では、もう一段の上積みが必要(JRA-VAN World)
③ ファクトゥールシュヴァル馬番3・ゲート3
セ7/M.フランコ/57kg/M.キャシー(米)/父Ribchester
前走ミントミリオンズS(米GⅢ・芝1600m)6着 | 前々走 ミラノ大賞(伊GⅢ・芝2000m)2着- 2024年のドバイターフ(GⅠ)の勝ち馬。28戦7勝・2着7回・3着6回と堅実(JRA-VAN World)
- M.キャシー調教師は2017年にこのレースを勝っている
- 今年2月のネオムターフC(GⅠ)は2着
- 7歳。過去10年で7歳以上は[0-0-1-3]
- 前走のミントミリオンズS(GⅢ)は6着。DRFは「全盛期は過ぎた」
- 最近は2000m前後を中心に走っている
⑭ プエルトリコ馬番14・ゲート14
牡3/R.ムーア/56kg/A.オブライエン(愛)/父Wootton Bassett
前走フォレ賞(仏GⅠ・芝1400m)3着 | 前々走 シティオブヨークS(英GⅠ・芝1400m)6着- 昨年、ジャンリュックラガルデール賞とクリテリウムアンテルナシオナルの2歳GⅠを連勝
- 前走のフォレ賞(GⅠ)3着で上向き(JRA-VAN World)
- 3歳馬は過去10年で3着内率31%と最も高い
- 今年は勝てていない。前走も同じ厩舎の⑫に負けた
- DRFは「R.ムーア騎手が⑫ではなくこちらに乗るのは意外」と書く
- 大外の14番ゲート
⑩ ルガル馬番10・ゲート10
牡6/O.マーフィー/57kg/杉山晴紀(日)/父ドゥラメンテ
前走スプリンターズS(GⅠ・中山芝1200m・稍重)14着 | 前々走 QEⅡジュビリーS(英GⅠ・芝1200m)8着- 2024年のスプリンターズS(GⅠ)の勝ち馬。今春のアルクオーツスプリント(GⅠ)は2着
- 昨年の阪神C(GⅡ・1400m)を勝っている
- 前走の14着は「何もかもかみ合わず度外視できる」(JRA-VAN World)。追い切りに乗った泉谷楓真騎手によると、O.マーフィー騎手は「1600mに自信がある」「10番ゲートも良い」と話している(JRA発表)
- 芝1600mは初めて。DRFは「主に短距離を走ってきた」。泉谷騎手は「もともと左回りは少し課題がある」とも話す(JRA発表)
- 6歳は過去10年[0-0-0-18]で、3着以内が一度もない
- 日本の馬はこのレースで過去10年[0-0-0-6]
🎫 買い目
◎⑧ノータブルスピーチの1頭軸。〇①が◎を負かす形に備えて3連単は裏も持ち、✕⑬の保険は〇①とのワイドで持つ
1着 ① → 2着 ⑧ → 3着 ⑨・②・⑦・⑤・⑫